ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
世界的な医療技術企業のスミス・アンド・ネフュー(LSE:SN)(NYSE:SNN)は、2016年9月25~29日にイタリアのフィレンツェで開催される世界創傷治癒学会連合(WUWHS)で3件の科学シンポジウムを大々的に開催します。スミス・アンド・ネフューは、患者の転帰改善を可能にする臨床診療分野での研究を実施し、その内容を効果的に伝えることで医療専門家を支援することに真剣な努力を傾けていますが、これらのシンポジウムは当社のこうした取り組みを充実させるものです。
1つ目のシンポジウムは独自の単回使用陰圧閉鎖療法システム(sNPWT)であるPICO™と、同システムが手術部位の合併症低減に果たす役割を集中的に検討するものです。PICO™は豊富な臨床証拠を通じ、急速にNPWTにおける有力な選択肢となりつつありますが、その理由は同システムが、臨床的でコスト効率に優れた方法で、合併症リスクのある広範な創傷を管理できるからです。最近の研究では、PICO™を使用することで表在性の手術合併症が4分の1(8%から2%)に低減し、患者1人当たりで必要なドレッシング交換の総回数が大幅に削減されました1。
クリーブランド・クリニック(米国)形成外科のRisal
Djohan医師は、次のように述べています。「手術で併存症のリスク因子を伴う患者の間では、感染症が予想よりも比較的高い率で発生することがあり、社会と医療、広く経済に大きな影響をもたらします。WUWHSで発表される臨床証拠は、PICO™が治療パラダイムを変革して、ほとんどのタイプの創傷をより効率的に治癒し、良好な患者転帰をもたらし得ることをさらに証明するものです。」
スミス・アンド・ネフューの2つ目のシンポジウムでは、科学および臨床の世界的専門家10人から構成されるパネルが、練り上げている最中の合意声明を発表し、創傷治癒遅延におけるバイオフィルムの役割とそれがもたらす問題に対する理解を深めることの必要性を高めます。
最後に3つ目のシンポジウム「褥瘡の予防:ゼロを目指して」を通じ、一流の専門家らが院内褥瘡を大幅に減らすための優先付けプログラムについて議論します。
スミス・アンド・ネフューのサイエンティフィック&メディカルアフェアーズ担当バイスプレジデントであるDr. Niz
Islamは、次のように述べています。「スミス・アンド・ネフューは、当コミュニティーのこの重要会議を支援し、先進的創傷管理におけるデータと新しい診療方法を共有できる機会を得て光栄です。当社は、創傷の専門家を集めて、当コミュニティーにとって重要な3つの分野に関するシンポジウム、すなわちNPWT、褥瘡予防プロトコル、バイオフィルムに関する専門家コンセンサスパネルのシンポジウムで、臨床的に意義のあるデータを発表します。当社はそれらのデータやその他の新しい臨床証拠を通じ、患者・医療専門家・医療制度にとっての成果の改善を目指します。」
スミス・アンド・ネフューは世界創傷治癒学会連合会議のダイヤモンドスポンサーです。
スミス・アンド・ネフューが開催するWUWHSシンポジウム
シンポジウム | 日程・場所 | 発表者 | ||||
「褥瘡の予防:ゼロを目指して」(Pressure Ulcer Prevention: Driving to Zero) | 2016年9月27日 12:15 – 13:15 Hall Brunelleschi | M. Collier (UK)、M. Sammon (USA)、J. Frumenti (USA) | ||||
「外科的切開の管理:単回使用NPWT (PICO™)による手術創合併症の予防」(Surgical Incision Management: Prevention of Surgical Wound Complications with Single-Use NPWT (PICO™)) | 2016年9月28日 12:15 – 13:45 Hall Michelangelo | M. Sugrue (IRE)、R. Djohan (USA)、N. Hyldig (DK)、S. Nair (USA) | ||||
「創傷バイオフィルムに関するコンセンサス:専門家パネルによる勧告」(Wound Biofilm Consensus: Recommendations from an Expert Panel) | 2016年9月29日 8:30 – 9:30 Hall Donatello | G. Schultz (USA)、T. Bjarnsholt (DK)、R. Wolcott (USA) |
スミス・アンド・ネフューについて
スミス・アンド・ネフューは世界的な医療技術企業として、人々の生活を改善する医療専門家の支援に専心しています。リーダー企業としての地位を整形外科再建、先進的創傷管理、スポーツ医学、外傷・四肢で確立しているスミス・アンド・ネフューは、約1万5000人の従業員を抱え、100カ国以上に展開しています。2015年の年間売上高は46億ドルを超えます。スミス・アンド・ネフューはFTSE100の銘柄企業です(LSE:SN)(NYSE:SNN)。
スミス・アンド・ネフューの詳細情報については、当社ウェブサイト(www.smith-nephew.com)、ツイッター(@SmithNephewplc)、Facebook.comのSmithNephewplcページをご覧ください。
スミス・アンド・ネフューのWUWHS 2016参加に関する詳細情報については、http://www.smith-nephew.com/wuwhs2016/をご覧ください。
将来見通しに関する記述
本文書は正確性が不明の将来見通しに関する記述を含みます。例えば、見込まれる増収と利益、市場動向と当社製品パイプラインに関する記述は将来見通しに関する記述です。「目指す」「計画する」「意図する」「期待する」「有利な立場にいる」「考える」「推測する」「見込む」「目標にする」「見なす」などの語句や同様の表現は、一般的に将来見通しに関する記述を示す意図で使用されます。将来見通しに関する記述には既知および未知のリスク、不確実性、その他の重要な要因が関与しており、これらにより実際の結果がこれらの記述で明示ないし暗示されたものと著しく異なる場合があります。スミス・アンド・ネフューの場合、これらの要因には、当社が貢献している市場における経済的/金融状況、特に医療提供者・支払者・顧客に及ぼす経済的/金融状況、既存の有力な医療機器および革新的な医療機器の価格水準、医療技術の発展、薬事承認・保険収載・その他の行政措置、製品の欠陥・リコールや品質管理システムのその他の問題や関連規制の順守ミス、特許やその他の主張に関する訴訟、法令順守リスクおよび関連する捜査・是正措置・法執行措置、当社および当社のサプライヤーのサプライチェーンや事業にもたらされる混乱、有能な人材の獲得競争、戦略的活動(買収・売却、デューデリジェンス実施の成功、買収事業の評価・統合の成功を含む)、当社の事業計画において実施する取引やその他の変更または市場展開に適応するための組織化で生じ得る混乱、当社と当社の市場に影響を及ぼすその他数多くの事柄(政治、経済、ビジネス、競争、評判という類のものを含む)などがあります。これらの特定要因を検討する場合、スミス・アンド・ネフューの直近のフォーム20-F年次報告書を含め、1934年米国証券取引法(修正を含む)に基づいてスミス・アンド・ネフューが米国証券取引員会に提出した文書を参照してください。将来見通しに関する記述のすべては記述した時点でスミス・アンド・ネフューが入手し得る情報に基づいています。書面または口述による将来見通しに関する記述でスミス・アンド・ネフューに帰せられるものすべてに本注記が適用されます。スミス・アンド・ネフューは、状況の変化やスミス・アンド・ネフューによる予測の変化を反映させるために将来見通しに関する記述を更新ないし改訂する一切の義務を負いません。
◊ スミス・アンド・ネフューの商標。特定の商標は米国特許商標庁に登録されています。
References
1. Karlakki, S. et al. (2016). Incisional negative
pressure wound dressings (NPWTd) in routine primary hip and knee
replacements – A randomised controlled trial. Bone and Joint
Research
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