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クリスタルプレックスが光電子工学製品向けカドミウムフリー勾配合金Sapphire™量子ドットの開発を発表


ピッツバーグ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
高安定量子ドットの開発における先駆的企業のクリスタルプレックス・コーポレーションは、カドミウムフリーSapphire™量子ドットを使用した新開発において、LCDディスプレー向けに輝度と色彩安定性の向上を実現したと発表しました。




TVやモバイル機器などの高級コンシューマーエレクトロニクス機器の製造企業は、量子ドットに切り替えて、自社LCDディスプレーの輝度と色彩安定性を高めるようになっています。カドミウムは多くの国々で規制対象の材料であるため、安定なカドミウムフリー量子ドットの可用性は、コンシューマーエレクトロニクス機器における量子ドット技術の採用を加速化させるものと期待されます。



本日、12年間にわたりナノ粒子開発にこだわってきたクリスタルプレックス・コーポレーションは、当社の勾配合金量子ドットの既存プラットフォームを基盤とするカドミウムフリーSapphire™量子ドットを商用規模で製造できると発表しました。当社は勾配合金量子ドットを安定化させるためのサファイアシェルの使用で米国特許商標庁から特許許可通知を受領したことも発表しました。特許取得済みのカドミウムフリー勾配合金ナノ結晶構造を活用することで、これらの量子ドットは透明なサファイアシェルで不動態化・保護することができます。こうして生まれるナノ結晶は極めて輝度が高く、カドミウム含有ナノ結晶の輝度と肩を並べます。さらにこの特許出願中のAIM™シェルは光電子工学アプリケーションでの有用性を制約する湿度と酸素による劣化作用から量子ドットを保護します。



クリスタルプレックスの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるマット・ブートマンは、次のように述べています。「当社の勾配合金Sapphire™量子ドットが量子ドット分野で常に独自性を保ってきた理由は、これらがサイズ・形・質量の点ですべて同一だからです。他の手法では量子ドットのサイズや形を変えることで出力波長を調整する必要があります。当社製品における出力調整は、サイズではなく当社製量子ドットの半導体比に基づいています。こうした差異により、当社は目的とする発光波長を2ナノメートル内で信頼性をもって設定できます。当社は信頼性のある本合成プロセスを当社の新たなカドミウムフリー量子ドットに拡大したところです。」



クリスタルプレックスは、勾配合金量子ドットやその他の請求項で既に権利を獲得していますが、これらに加えてカドミウムフリーSapphire™量子ドットの特許請求項を追求しています。



クリスタルプレックスの最高技術責任者(CTO)であるLianhua
Qu博士は、次のように説明しています。「サイズと形が均一の量子ドットを生産することで、当社は3ないし4個の原子ほどの厚さの極薄酸化アルミニウム膜をコーティングして、量子ドットを環境から保護できます。このサファイアAIM™シェルは当社のカドミウム含有量子ドットと新規に開発したカドミウムフリー製品のいずれにおいても安定性と長寿命をもたらします。また私は、米国特許庁が当社のAIM™特許が間もなく登録されるとする正式な特許許可通知を発したことを非常に誇りに思います。」



ポリマー化学が専門のHunaid
Nulwala博士は、さらに次のように説明しています。「AIM™シェルの一貫性のある酸化アルミニウム結晶構造により、当社は当社の量子ドットを当社のカスタムポリマーの特定部位に結合させることができます。こうすることで量子ドットを均一に分散させて良好な分離状態を保ち、凝集を防いで、この量子ドット本来の輝度と効率性を維持します。この技術によってSapphire™量子ドットを含むインク、フィルム、熱可塑性成形部品の開発が可能となります。」



クリスタルプレックスの最大株主として当社を創設したLaunchCyte
LLCの社長兼CEOを務めるトム・ペッツィンガーは、次のように述べています。「研究開発で節目となるこれらの成果を同時に達成したことは、クリスタルプレックスのチームにとって重要な転機となります。カドミウム含有Sapphire™量子ドットの安定性をカドミウムフリーソリューションに拡大して、新たな光電子工学デザイン向けの選択肢を実現するためのカスタムポリマーマトリクスを創出したことで、当社は世界のディスプレー/照明市場に貢献する部品供給業者にとってのチャンスが拡大するとみています。また当社は、これらの画期的成果により、最高水準の建築照明や農業照明など、その他の数多くの光電子工学アプリケーションで量子ドットの採用が加速されると期待しています。」



クリスタルプレックスについて。クリスタルプレックス・コーポレーションは、量子ドット技術の研究開発を12年間にわたって続けてきた非公開企業です。当社は米国ペンシルベニア州ピッツバーグに完全統合型の合成/パイロットアプリケーション工場を維持しています。



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。




Contacts


Crystalplex Corp.
Ken Acer – Director, Business Development
+1-412-246-2044
ken@crystalplex.com

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