Enevateの創設者兼最高技術責任者が新しいシリコン主体リチウムイオン電池の革新技術を紹介
米カリフォルニア州アーバイン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- Enevate
Corporationの創設者で最高技術責任者(CTO)の Benjamin
Park博士は、フロリダ州フォートローダーデールで今週開催された第33回国際電池セミナーで、当社のHD-Energy技術を支える技術的詳細について説明しました。Park博士は、Enevateの新たなシリコン主体のリチウムイオン電池という革新成果について、他の手法およびより一般的なシリコン手法の難点を克服できる技術とメリットを解説しました。グラファイト主体のアノードは、シリコン含有添加剤を少量しか含んでいませんが、Enevateが製造するシリコン主体のアノードはシリコンを70パーセント以上含んだ当社専有の活物質膜です。
Park博士は、次のように述べています。「主として高エネルギー密度を実現するために取り組み始めたアノード技術が、超高速充電などの新たなメリットをもたらしているのは、素晴らしいことです。当社が開発したシリコン主体の導電性活物質膜が備える独自の特性によって、モバイルユーザーにさらなるメリットを提供できるようになりました。例えば、15分で容量の90パーセントまで、わずか5分で50パーセントまでという超高速充電を実証済みです。そしてベンチマーク試験では、スマートフォンの駆動時間を35~50パーセント延長できることが示されています。」
Enevateの革新的技術は、25件の登録特許と出願中特許に支えられており、重量エネルギー密度が約2800mAh/gのシリコン複合アノードを実現するほか、初期クーロン効率がアノードで93パーセント、セル全体で90パーセントと非常に高く、同時に容積の拡大・縮小に伴う周知の課題にも対応しています。複合アノードの導電母材には炭素を、主たる活物質にはシリコンを、シリコン表面の保護層にはナノメートル単位の炭化ケイ素を用いています。さらにEnevateの技術は、現行の量産製造プロセスとも適合しているので、コストを抑えつつ、既存のフォームファクターで採用できます。
今日のリチウムイオン電池の発明で重要な功績のあるジョン・グッドイナフ博士は、次のように語っています。「Enevateはこれまでとは異なる技術的アプローチによって、真の意味で独自性と革新性を備えたシリコンアノードを実現し、超高速充電と高エネルギー密度をいずれも実現しています。同社の技術とプロセスが実用的で、製造性に優れ、量産モバイル機器向けに十分安価で提供できる潜在力を持つことに、感銘を受けています。」
Enevateについて(www.enevate.com)
Enevate
Corporationは、次世代モバイル端末とドローンを主な対象にして先進的なリチャージ可能エネルギー蓄積技術を開発するリーディング企業であり、世界本社をカリフォルニア州アーバイン市に置いています。当社の画期的なHD-Energy技術を使用したEnevateの電池は、従来のリチウムイオン電池と比べて大幅な性能向上を実現しています。Enevateは、ミッション・ベンチャーズ、ドレーパー・フィッシャー・ジャーベットソン、青雲創投、インフィニット・ポテンシャル・テクノロジーズ、プレシディオ・ベンチャーズ(住友商事系列)、CECキャピタルから投資を受けています。Enevate、Enevateのロゴ、HD-EnergyはEnevate
Corporationの登録商標であり、eBoostは商標です。
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