クールテック・アプリケーションズは独デュッセルドルフのMEDICA
2015で、提携先のドイツ大手メーカーKirschと初の磁気熱量技術に基づく医療用冷凍装置を発表
クールテック・アプリケーションズはガスを使用せず、エネルギー効率に優れた冷却のための革新的技術の性能を実演
仏ホルツハイム--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
磁気冷凍技術の開発に取り組む世界一流企業のクールテック・アプリケーションズは、MEDICA（デュッセルドルフ、11月16～19日）の当社提携先（Kirsch）のブースで、磁気冷凍システムに基づく医療用冷凍装置のプレシリーズを発表しました。
クールテック・アプリケーションズが開発した磁気冷凍システム（M.R.S）のおかげで、冷凍装置はコンプレッサーなしで稼働し、地球温暖化に著しく貢献している冷媒ガスの必要性がなくなるとともに、こうした冷凍装置のエネルギー消費を顕著に削減できるようになります。
MRSは磁場に置くと発熱し、磁場から取り去ると冷却する磁気熱量材料を含んでいます。磁気熱量材料の着磁・脱磁を繰り返し、水ベースの冷却液を磁気熱量材料に通すことで、医療用冷凍装置の冷えた側から周囲の温かい空気へと熱を移動させます。
クールテック・アプリケーションズの共同設立者で最高経営責任者（CEO）のクリスチャン・ミュラーは、｢この製品統合は磁気熱量技術へ向けて大きな前進となります。過去3年間にわたって当社技術の産業化に取り組んできた結果、商業用／医療用冷凍装置におけるシステムインテグレーションに進むことができるようになりました｣と述べています。最初の試験では、磁気冷却技術に基づく冷凍装置により、エンドユーザーが最大40%のエネルギーを節約しながら、騒音を低減して冷媒ガスなしで稼働できるようになることが示されました。クールテック・アプリケーションズは、家庭用冷凍装置、低温学、車載アプリケーションなど、他の補完的市場でも製品開発を拡大する計画です。
クールテック・アプリケーションズについて
クールテック・アプリケーションズは磁気熱量技術開発の世界一流企業として、世界の冷凍・空調市場を対象に、経済的でエコロジカルでガスを使用せず、ガス使用コンプレッサーに取って代わるソリューションを提供しています。クールテック・アプリケーションズが保有する登録特許は世界で295件以上に上り、設立時から有力組織や市場大手企業が開発契約を通じてこれら技術の産業化に向けて大きく支持しています。当社は現在、欧州・北米・アジアの装置製造企業との提携を開始することで、商業化段階に入っています。
2003年に設立され、投資ファンドと有力産業団体の定評ある投資家から支援を受けているクールテック・アプリケーションズは、フランスのホルツハイムとパリに営業所を持っています。www.cooltech-applications.com
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