ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
ブルックフィールド・プロパティー・パートナーズ（NYSE：BPY）（TSX：BPY.UN）は本日、子会社がニューヨーク市のマンハッタンウエスト多目的開発プロジェクトでカタール投資庁（QIA）と合弁会社を設立したと発表しました。この取引では、ブルックフィールドが同開発プロジェクトの44%の持分をQIAに売却しました。この開発プロジェクトの完工・安定化後の評価額は、86億ドルと推定されます。
ブルックフィールド・アセット・マネジメントのブルース・フラット最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「ブルックフィールドはQIAとの間に長期にわたって実りの多い関係を築いており、今回、この斬新なプロジェクトでビジョンを共有できることを大変うれしく思います。」
カタール投資庁のシェイク・アブドゥラ・ビン・ムハンマド・ビン・サウド・アル・サーニCEOは、次のように述べています。「ブルックフィールドとの関係を一段と拡大させ、ワールドクラスのプロジェクトに投資することを大変喜ばしく思います。今回の合弁事業は、強力なパートナーとともに優れた不動産に投資するという私たちの戦略の好例です。同時にこれは、QIAが長期にわたって維持している米国市場に対する積極的な見方を証明するものと言えます。」
マンハッタンウエスト開発プロジェクトは、マンハッタン・ウエストサイドの31丁目から33丁目までの9番街と10番街の間のエリアにおける5棟のビルで構成される総面積700万平方フィートの開発プロジェクトです。プロジェクトは、以下のフェーズにより構成されます。
ワン・マンハッタンウエスト–
現在建設中の67階建て、200万平方フィートのオフィスビル。テナントのスキャデン・アープス・スレート・マー・アンド・フロムが管理。2019年完成予定。
ツー・マンハッタンウエスト -
1棟目のタワービルが全て入居済みとなった時点で着工される2棟目の総面積200平方フィートのオフィスビル。
スリー・マンハッタンウエスト – 現在建設中の62階建て、住戸数844戸の高級タワーマンション。2017年から入居開始予定で、2018年に入居完了となる見込み。
フォー・マンハッタンウエスト – 当初計画では、ホテルまたは住宅棟を建設する予定。
ファイブ・マンハッタンウエスト – 「450 West 33rd
Street」の名称で知られる総面積180万平方フィートの既存のオフィスビルを3億5000万ドルをかけて現在改装中で、マンハッタンウエスト開発地区を構成する最新設備を備えたビルに再生。過去1年間にブルックフィールドはこの物件で総床面積40万平方フィートを超える賃貸契約をテクノロジーおよびメディア関連業界のテナントから獲得。現時点の入居率は90%。
セントラル・プラザ/商業エリア – マンハッタンウエスト開発地区の中心部を東西に横切る2エーカーの公園を建設。この公園は実質的に新しい「32丁目通り」となり、豊富な緑地の中に総面積約20万平方フィートのショップ、レストラン、生活関連施設が並ぶ歩行者用の大通りが誕生。
ブルックフィールド・プロパティー・グループのリック・クラークCEOは、次のように述べています。「マンハッタンウエストは、ニューヨークの最新の注目エリアであるハドソンヤード地区を代表する第一級の多目的開発プロジェクトとなることが期待されます。」
「マンハッタンウエストの持分の売却は、大手機関投資家と連携して積極的な資本の再利用を図るという当社の戦略に沿ったものです。」
ブルックフィールド・プロパティー・パートナーズ
ブルックフィールド・プロパティー・パートナーズは世界最大の商業用不動産会社のひとつで、総資産は600億ドルを超えます。商業用不動産の保有、運営、投資を手がける有力企業で、世界各地に130件を超える優良オフィス用不動産と150カ所を超える一流ショッピングモールを含む分散化された不動産ポートフォリオを維持しています。また、集合住宅、トリプルネットリース物件、産業用不動産、ホテル資産も保有しています。ブルックフィールド・プロパティー・パートナーズは、ニューヨークとトロントの証券取引所に上場されています。詳細は、www.brookfieldpropertypartners.comをご覧ください。重要情報は、ウェブサイトでのみ開示される可能性があります。重要情報を入手するためには、投資家の皆様は当社ウェブサイトを閲覧してください。
ブルックフィールド・プロパティー・パートナーズは、預かり資産が2000億ドルを超える世界有数のオルタナティブ投資顧問会社であるブルックフィールド・アセット・マネジメントの主力上場不動産会社です。
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カタール投資庁（QIA）について
カタール投資庁は、新たな資産クラスへの分散化によるカタール経済の強化という当時のシェイク・ハマド・ビン・ハリーファ・アル・サーニ首長殿下のビジョンに基づき、2005年にカタール国により設立されました。30年以上にわたって培われてきた投資実績を礎に、長期の戦略的投資を中心に拡大を続けるQIAの資産運用は、カタールの膨大な天然資源のもたらす富を補完する役割を果たしています。
カタールは、国際金融・資産運用の中心地としての地位の確立を目指しており、こうしたビジョンは政府、国民、各種機関により共有されています。
ドーハに本拠を置き、最近ニューヨークに事務所を開設したQIAは、最高レベルの国際投資活動を行うことのできる組織構造を維持しています。世界標準の投資家として、QIAは極めて厳格な財務および商務規律に準拠しています。QIAは、世界のすべての主要資本市場ならびに比較的歴史の新しい新興市場における上場証券、不動産、オルタナティブ資産、プライベート・エクイティなど、多様な資産への投資で優れた実績をあげています。
詳細については、当庁のウェブサイト（www.qia.qa）をご覧ください。または、下記にお問い合わせください：
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