『第一生命 最大たるより、「最良」たれ』表紙
・詳細ページ
http://bookstore.jpc-net.jp/detail/books/goods003860.html
■本書の内容
100年以上前から「お客さま第一主義」という理念を継承している第一生命には、知られざる社会貢献への情熱、そして成長をし続ける努力と挑戦の物語があった ―― 。
<持続的に成長を続ける第一生命の活動論「DSR経営」とは>
第一生命は「日本経営品質賞」に基づく経営の枠組み・経営戦略を取り入れ、さらに高度化・最適化を行い、徹底的顧客志向に基づく第一生命独自のマルチステークホルダー型の経営戦略として、「経営品質経営」を「DSR経営」として再構築。本書は、日本経営品質賞への挑戦、「相互会社」から「株式会社」への転換、関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災での活動についてなど、経営者たち、現場で働く職員たちを通して、その理論と実践を紹介しています。
また、終章では「DSR経営」を職員へ伝える取り組み、組織で「DSR経営」を取り組むための枠組み、全社が「DSR経営」で展開する取り組みを細かく解説しています。
<目次>
序章 :第一生命の肖像 ―― 「知られざる変革の社会貢献史」
第一部:「経営品質経営」経営論 軟体動物に背骨を通す
第一章:弁証法経営で守り抜く「お客さま第一主義」 ―― 「矛盾からの止揚」
第一生命保険株式会社 特別顧問 森田 富治郎
第二章:暗黙知を形式知へ ―― 「次の百年へ、決断の秋(とき)」
第一生命保険株式会社 会長 斎藤 勝利
第三章:人の力の総和による「DSR経営」でグローバル生保へ
―― 「起業家精神への遡上」
第一生命保険株式会社 社長 渡邉 光一郎
第二部:「経営品質経営」現場論 ―― 「生命保険」本業で果たす社会貢献
第四章:「DSR経営」現場論1 ―― 徹底的顧客志向の遺伝子
第五章:「DSR経営」現場論2 ―― 第一生命人の「地熱」で向かう
「経営品質経営」の未来
終章 :「DSR経営」を推進するために ――
価値創造を生み出す「第一生命の形式知」
<書籍概要>
著者 : 高橋 利雄
発売日: 2016年4月27日(水)
定価 : 2,376円(本体価格2,200円)
判型 : 四六判 上製 448頁
ISBN : 978-4-8201-2052-0
URL : http://bookstore.jpc-net.jp/detail/books/goods003860.html
■著者紹介
高橋 利雄(たかはし としお)
生命保険業界の専門記者として、直販生命保険会社の経営者、機関長、個人優績者、総合代理店等の取材、執筆、編集に携わる。約2,000名の取材経験を元に、生命保険事業の本質である「契約者第一主義」の活動に焦点を合わせた記事は各社から評価を得る。
■「経営品質経営」とは
組織が継続的な経営革新に取り組み、「卓越した経営」を目指すもの。また、組織変革の思考の枠組みとして、「アセスメント基準書」を用い、組織の「基本理念」「重視する考え方」をもとに、経営プロセス、システムの検討を行い、経営の質を高めていくこと。
参考ホームページ:経営品質協議会( https://www.jqac.com/index.asp )
■財団概要
名称 : 公益財団法人 日本生産性本部
設立年 : 1955年3月
所在地 : 東京都渋谷区渋谷3-1-1
事業概要: 出版、調査、研修、セミナー、コンサルティング等
URL : http://www.jpc-net.jp