McLoughlin Bros. 社版『シンデレラ』(1897年)
McLoughlin Bros. 社版『シンデレラ』(1876年)
McLoughlin Bros. 社版『シンデレラ』(1891年)
Brown, Taggard & Chase社版『シンデレラ』(1858年)の再現ドレス
http://hibiyal.jp/hibiya/museum/cinderella2016.html
シンデレラの物語は世界各地に様々なバージョンがあり、その起源には諸説あります。17世紀フランスの作家シャルル・ペローや19世紀ドイツの民話研究家グリム兄弟のバージョンを介してヨーロッパ中に広まり、その後、アメリカに渡りました。シンデレラは、「夢に向かって着実に努力を続ければ、誰もが必ず成功できる」というアメリカン・ドリームを体現する物語として、アメリカで人気を博し、数多くの絵本が出版されました。
現在では、ディズニーのシンデレラがよく知られていますが、歴史をさかのぼると、シンデレラにも、様々なストーリーがあることがわかります。
本展では、100年前の絵本に描かれたシンデレラのドレスの再現、ガラス乾板に焼き付けられた物語の再現動画、シンデレラ関連グッズなど、ここでしか見られない貴重なコレクションを約150点展示いたします。
誰もが知っているようで知らない、アメリカに渡ったシンデレラの世界を紹介します。子供から大人まで幅広い層にお楽しみいただけます。
【開催概要】
会期 :2016年4月23日(土)~6月22日(水)
※休館日 5月16日(月)、6月20日(月)
観覧時間:平日10:00~20:00、土曜10:00~19:00、日祝10:00~17:00
(入室は閉室の30分前まで)
会場 :千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室
観覧料 :一般300円、大学・高校生200円、
千代田区民・中学生以下、障害者手帳をお持ちの方、
および付き添いの方1名は無料
※住所が確認できるもの、学生証、障害者手帳をお持ちください。
主催 :千代田区立日比谷図書文化館
特別協力:株式会社アトランスチャーチ
協力 :文化服装学院(再現ドレス制作)
監修 :馬場聡(日本女子大学英文学科 准教授)
【本展のみどころ】
○日本初公開となる貴重なシンデレラの絵本、関連グッズを約150点紹介
・しかけ絵本、豆本、リネン・ブックなど面白いつくりの絵本も紹介
・いくつかの絵本については、動画などで全ページをご覧いただけます
○19世紀に描かれたシンデレラのドレス、服を等身大で再現
○撮影コーナー「あなたもシンデレラに!」を設置
【展示構成】
アメリカに渡ったシンデレラを4つの時代に分けて展示します。
(1) アメリカ児童文学の夜明け
(2) ジャズ・エイジのシンデレラ
(3) 世界恐慌とシンデレラ・ドリーム
(4) 第二次大戦後のベビーブーム
撮影コーナー「あなたもシンデレラに!」
【かわたまさなおコレクションについて】
川田雅直氏(絵本コレクター、株式会社アトランスチャーチ代表)がプリンセス、シンデレラをテーマに、デザイナーの視点で100年経っても飽きがこないデザインの優れた絵本、グッズなどを25年にわたって収集したコレクション。特にシンデレラの絵本は、挿絵の素晴らしさに魅かれ、所有する冊子は300冊以上におよぶ。
【関連イベント】
(1) ワークショップ「お花でシンデレラのドレスを作ろう」
日時 :5月19日(木)13:00~14:30(12:30開場)
場所 :日比谷図書文化館 4階 スタジオプラス(小ホール)
講師 :若林佳子(押し花作家)
定員 :30名(事前申込順、定員になり次第締切)
参加費:500円
(2) レクチャー&トーク・セッション「シンデレラと出版文化」
日時 :6月4日(土)14:00~15:30(13:30開場)
場所 :日比谷図書文化館 地下1階
日比谷コンベンションホール(大ホール)
パネリスト:馬場聡(日本女子大学英文学科 准教授)
李佳欣(リー・チャーシン)
(講談社 第六事業局 第一出版部 海外キャラクター編集)
川田雅直
(絵本コレクター、株式会社アトランスチャーチ代表)
定員 :200名(事前申込順、定員になり次第締切)
参加費 :500円
※(1)(2)の申し込み方法
電話(03-3502-3340)、Eメール( college@hibiyal.jp )、または来館のうえ1階受付にて講座名、お名前(よみがな)、電話番号をご連絡ください。
【ギャラリートーク】
日時 :4月30日(土)14:00~14:30
場所 :日比谷図書文化館 1階 特別展示室
出演 :川田雅直(絵本コレクター、株式会社アトランスチャーチ代表)
定員 :30名程
参加費 :無料(特別展の当日利用券が必要となります)
申し込み:不要 ※直接会場にお越しください。