草丘の間
漁樵の間
静水の間
正面玄関
日本各地の時代雛が集結する本展は、過去6回の開催で、延べ34万人の来場者数を記録した都内最大の雛人形展となっています。第7回目の開催となる今回は、歴史ある東北地方(岩手・宮城・福島)3県・19箇所からの雛人形が一堂に会します。東北地方ならではの作品や、古くは江戸時代から伝わる貴重な作品など、他では見ることのできない雛人形と展示会場である文化財のコラボレーションになります。
<『百段雛まつり』~みちのく雛紀行~ 詳細>
http://www.megurogajoen.co.jp/event/hinamaturi/
■見どころ(1)
<圧巻の総展示数670点!歴女にも大人気!片倉小十郎家に伝わる雛人形も初公開>
交易で栄えた東北の旧家や商家には、商人たちが持ち帰った江戸や京都の雛人形が多く残されており日本有数の雛人形が受け継がれている地域となっています。本展では、武家に伝わる逸品から東北伝統の郷土玩具まで、およそ500点の人形と約170本のつるし飾り、計670点もの作品が東北3県19か所から集結し、華やかに会場を飾ります。
本展の目玉は、伊達政宗の懐刀として名を馳せた片倉家のお雛様。片倉家といえば、近年歴史ゲームなどで人気に火がついた片倉小十郎の一族です。その片倉家の貴重な雛人形が蔵から22年ぶりに出され、一般には初公開されています。
■見どころ(2)
<日本最小クラス!1.5cmの江戸時代の雛人形も多数展示>
指先ほどの小さな雛人形の“芥子雛(けしびな)”が約80体ほど勢ぞろい!通常の雛人形の大きさ約24cmに対し、今回展示されている芥子雛は、約1.5cmと非常に小さく精巧な作品です。こちらは、小さい雛人形を好んだといわれている片倉家の14代当主が収集されたものであり、中には江戸後期から明治初期の時代のものと言われるものもあります。極小ながらも細部まで作りこまれた人形の世界になります。
■期間限定メニューについて
園内のレストランやショップでは、『百段雛まつり』開催に伴い、期間限定の雛メニューを提供中!茅葺屋根の風情ある一軒家「日本料理 渡風亭」では、雛まつり展にちなんだ期間限定メニューが「雛会席膳」が登場。ぼんぼりに見立てた大根飾りや、ひし餅風の三食ごま豆腐、ちらし寿司など、雛まつり気分をより高める春らしいメニューになります。
雛会席膳 :3,905円(税別・サービス料込)
季節の会席膳+百段雛まつり展入場チケット:5,000円(税込・サービス料込)
■開催概要
展覧会名: 『百段雛まつり』~みちのく雛紀行~
開催期間: 2016年1月22日(金)~3月6日(日)計45日間 ※会期中無休
開催時間: 10:00~18:00(最終入館17:30)
入場料 : 1,500円(学生800円 ※要学生証提示) ※小学生以下無料
会場 : 目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」
東京都目黒区下目黒1-8-1
お問合せ: 03-5434-3140(10:00~18:00 イベント企画)
主催 : 百段雛まつり みちのく雛紀行実行委員会
協力 : 仙臺箪笥協同組合
企画協力: 二木屋
後援 : 外務省・観光庁・岩手県・宮城県・福島県・目黒区・
めぐろ観光まちづくり協会
アクセス: 電車…目黒駅(JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・
都営三田線)より徒歩3分
URL : https://www.megurogajoen.co.jp
販売窓口: 目黒雅叙園園内・ローソンチケット・セブンチケット・
JTB各店・JTBレジャーチケット・イープラス
※展示品保護のため、会場内の暖房を控えております
■文化財「百段階段」とは?
会場となる「百段階段」は、2009年に東京都の指定有形文化財に指定された、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築です。99段の階段廊下を持つことから「百段階段」と呼ばれ、階段廊下の南側には7つの部屋が連なっています。本展覧会では部屋ごとにテーマを設け、それぞれに趣の異なる雛たちが訪れる方の目を楽しませてくれます。