立教大学 教授 芳賀 繁氏
<URL>
http://www.juse.or.jp/src/seminar/subpage/46/5/121?press
■R-Map実践研究会とは
R-Map実践研究会は、日科技連オリジナルのツールであるR-Map(リスクマップ)(※)手法を用いて、様々な製品・システム・装置等に内在する大小のリスクを目に見える形で表現し、より確実な対策を可能にするよう、事例中心に検討していく研究会です。
この研究会の一環として、製造物責任・製品安全の基本的な考え方や諸手法、またはこれからのPL・PSに関する重要なテーマや関心が高いテーマ等について、専門家による講演を行っています。
※R-Map(Risk Map:リスクマップ)とは、縦軸に「発生頻度」、横軸に「危害の程度」のマトリックスを使用して、リスクの大きさを表現する手法です。詳細は下記URLとなります。
<URL>
http://www.juse.or.jp/reliability/introduction/02.html
■開催概要
日時 : 2016年1月8日(金) 10:00~12:00
会場 : 東京・日科技連 東高円寺ビル
アクセス : 東京都杉並区高円寺南1-2-1
http://www.juse.or.jp/aboutus/access/
参加費 : 10,800円/1名
申込方法 : 以下のWebサイトからお申し込み可能
公式サイト: http://www.juse.or.jp/src/seminar/subpage/46/5/121?press
<テーマ>
しなやかな現場力が安全を支える - 新しい安全マネジメントの考え方 -
<講演者>
芳賀 繁氏(立教大学 現代心理学部 教授)
<講演内容>
産業現場、医療現場、交通機関等は「事故さえ起こさなければよい」というわけではない。安全かつ効率的な運営をして社会や顧客から期待されているサービスの提供を行うことが本来の使命である。
「安全=失敗のない状態」と定義するのでなく、「安全=成功が続く状態」と再定義すると、これまでの安全マネジメントの考え方を大きく転換することが求められる。たとえば、失敗を防ぐためにマニュアルで現場をがんじがらめに縛るのでなく、柔軟性と強さを併せ持った「しなやかな現場力」によって成功を増やすことが望ましい。このような新しいヒューマンファクターズのパラダイムであるレジリエンス・エンジニアリングをわかりやすく解説する。
<主な著書>
・『絵でみる失敗のしくみ』
出版社:日本能率協会マネジメントセンター(2009年)
・『失敗の心理学 - ミスをしない人間はいない』
出版社:日経ビジネス人文庫(2004年)
・『失敗のメカニズム - 忘れ物から巨大事故まで -』
出版社:角川ソフィア文庫(2003年)
・『うっかりミスはなぜ起きる:ヒューマンエラーの人間科学』
出版社:中央労働災害防止協会(1991年)
■財団概要
商号 : 一般財団法人日本科学技術連盟
所在地 : 〒163-0704 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル4階
代表者 : 理事長(代表理事) 佐々木 眞一(ささき しんいち)
創立 : 1946年5月1日
事業内容: 経営管理技術、特に品質管理(QC)を中心にした普及事業
基本財産: 23億7,420万円
URL : http://www.juse.or.jp/