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ソーラーフェニックス、日本初のソーラーシェアリング架台を設置した保育園へ太陽光発電システムを提供



保育園ビル


保育園ビル 拡大

ソーラーフェニックス株式会社(東京都千代田区丸の内)は、日本初となる屋上運動場にソーラーシェアリング(※)架台を設置した保育園ビル(千葉県松戸市)において、当社開発の太陽光発電システム「グリーン&ソーラー――MEGA10」を提供したことをお知らせいたします。



「グリーン&ソーラー――MEGA10」詳細

http://www.solarphoenix.co.jp/fwd3/MEGA10





【保育園ビルについて】

千葉県松戸市中心部において11月1日開園した当保育園。屋上運動場にソーラーシェアリング架台を設置した日本初となる保育園ビルとして竣工いたしました。

新築RC造五階建てビル全フロアー(延べ面積1,203平米)を保育園とし、101名の園児が入園。駅から至近距離のため交通量が多く敷地面積も限られていたため、園児の安全を考慮し屋上に運動場を建設いたしました。そして241平米の運動場上部3メートルに設置した138枚の小型ソーラーパネルは約18kWを発電し、全量保育園内で使用します。





【ソーラーシェアリングとは】

農地に3~4メートルの支柱を立て、上部架台に太陽光パネルを並べて発電する方法です。営農と発電が同時に可能なため数年前から全国の農地で設置がすすんでいます。

当システムにヒントを得て同保育園ビルを設計した熊倉洋介建築設計事務所の熊倉氏(一級建築士)は「日陰を作って園児を熱中症から守ると同時に、災害時にも電力が確保できるので防災拠点としても活用できる」と話しています。



従来までビル屋上に設置する太陽光発電システムは、風の影響を避けるため低層の架台しか設置できませんでした。しかし、同保育園屋上のシステムは風の負荷が小さい小型パネルを採用、パネル固定用ワンタッチグリップを新開発して耐久性を増しました。

回転機構は季節ごとにパネル角度を変えると同時に、台風など強風時にはパネルを水平にして負荷を最小限にすることができます。





農地からはじまったソーラーシェアリングは、駐車場やビル屋上など空スペースを有効活用できる太陽光発電システムとして、今後都市部でも増加すると期待されます。
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