
木藤純子展 The Light Remembers ―いつか見た風景 Closer, 2011-2026

《skypot》2008|撮影 福永一夫

「Winter Bloom -ふゆにさくはな」2019 入善町 下山芸術の森 発電所美術館|撮影 市川靖史

成安造形大学アクセスマップ(キャンパスマップ)
それは各々の場所において木藤自身が感じ取った感覚の提示であり、時間の経過そのものを作品体験の一部として取り込み、ささやかでありながら見る者に力強く作用します。ぜひ会場にて、空間全体に包み込まれるような鑑賞体験をお楽しみいただけますと幸いです。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/641745/LL_img_641745_1.jpg
木藤純子展 The Light Remembers ―いつか見た風景 Closer, 2011-2026
2026 秋の芸術月間 セイアンアーツアテンション19
『木藤純子展 The Light Remembers ―いつか見た風景 Closer, 2011-2026』
会期 : 2026年10月13日(火)~11月13日(金) 11:00~17:00
休館日 : 日・月曜日
会場 : 成安造形大学【キャンパスが美術館】
入場 : 無料
主催 : 成安造形大学、成安造形大学同窓会
展覧会Webサイト: https://artcenter.seian.ac.jp/exhibition/8861/
■展覧会概要
キャンパスが美術館では、現代において注目すべきテーマを設定した芸術祭を「セイアンアーツアテンション」と題し、毎年秋頃に開催しています。本年は、本学卒業生である木藤純子(2000年洋画クラス研究生修了)による展覧会「The Light Remembers ―いつか見た風景 Closer, 2011-2026」を開催します。
木藤は、それぞれの場所から受ける身体感覚を丁寧に読み解き、そのプロセスを主にインスタレーション作品として顕在化させる手法で、多くの美術館やギャラリーで発表を続けてきました。本展では、2011年に国立国際美術館で開催された展覧会「世界制作の方法“Ways of Worldmaking”」に出展した作品《Closer》の再構築・再展示を中心に、シルクスクリーンによる新作を織り交ぜて展示を構成します。
本展のメインとなる《Closer:「Sound of Silence #2」》は、木藤がかつて訪れた場所から得た感覚を、蓄光塗料を用いて描き出した作品であり、描画材の特性ゆえに暗転することで図像が浮かび上がってきます。まるで夜明けと共に徐々に白んでいく風景のように、蓄えた光によって自ら発光する図像は、独特の浮遊感をまといつつ私たちの前に立ち現れます。それは作者がかつて記憶した「光」であり、鑑賞者にとってもいつか出会った「光景」を彷彿とさせることでしょう。
そして、本展のもう一つのテーマとして、過去作品の再現と保存の問題があります。本来「会期中限りの体験」であったはずのインスタレーション作品を15年越しに再展示・再構成する時、そこにはどのような課題が浮かび上がってくるでしょうか。描画材の消耗や支持体の経年劣化、なにより場所との一体化を重視するインスタレーション作品の移設は、絵画や彫刻とは異なる問題を提起します。更に、当初仮設として制作された大型作品を遺すには、組立/解体と保存方法といったテクニカルな側面への言及も避けられません。本展ではこうした課題について、展示とイベントの両面から検討を試みます。
展覧会を通じて、かつて感じ取った「光」と出会い、未来への作品の託し方を考えるきっかけとなりましたら幸いです。
■出展作家
【木藤 純子 | KIDO Junko】
1976 富山県生まれ
1999 成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス卒業
2000 成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス研究生修了
2000 「keep off the grass」 立体ギャラリー射手座、京都
2004 「ライト light / right」 muzz program space、京都
2006 「solo exhibition / 5 artists vol.5 木藤純子展」 GALLERY CAPTION、岐阜
2007 「RAKU solo program vol.1 木藤純子展」 GALLERY RAKU、京都
2008 「Vostok」 GALLERY CAPTION、 岐阜
2009 「Calling」 みのかも文化の森 美濃加茂市民ミュージアム、岐阜
2010 「白と黒 / Black &White」 ART SPACE NIJI、京都
2014 「明倫茶会『三月の明倫茶会』」京都芸術センター、京都
2014 「ひるとよる」 GALLERY CAPTION、 岐阜
2014 「Winter Bloom」 兵庫県立美術館、 兵庫
2019 「Winter Bloom - ふゆにさくはな」入善町 下山芸術の森 発電所美術館、富山
https://artcenter.seian.ac.jp/display/8888/
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/641745/LL_img_641745_2.jpg
《skypot》2008|撮影 福永一夫
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/641745/LL_img_641745_3.jpg
「Winter Bloom -ふゆにさくはな」2019 入善町 下山芸術の森 発電所美術館|撮影 市川靖史
■【キャンパスが美術館】とセイアンアーツアテンションについて
【キャンパスが美術館】は、その名称の通り「芸術大学のキャンパス=美術館」という発想から生まれた回遊式美術館です。キャンパス内に所在する複数のギャラリースペースで様々な展覧会をご覧いただけます。
教育・研究の場および地域交流の場となることをコンセプトに、在学生・教職員・卒業生に発表の機会を提供し、また、国内外で活躍するアーティストの企画展を行い、幅広く表現活動を紹介しています。さらに滋賀県ゆかりの企画展示を積極的に行い、芸術を通して地域の魅力を発信し地域交流の機会提供に努めています。
毎年、現代において注目すべきテーマを設定した総合芸術祭「SEIAN ARTS ATTENTION*(セイアンアーツアテンション)」をキャンパス全体で開催しています。2011年春のVOL.0から、今回で20回を数えます。また、本展は本学と本学同窓会(KAITSUBURI)との連携事業です。[*ATTENTION=注意、注目する]
【キャンパスが美術館】
Webサイト : https://artcenter.seian.ac.jp/
X(旧Twitter): @SEIANARTCENTER
https://x.com/seianartcenter
Instagram : @seian_art_center
https://www.instagram.com/seian_art_center
■ご来場について
来学時の事前予約は不要です。
[アクセス]
https://artcenter.seian.ac.jp/access/
◎電車の場合=大阪駅からJR京都線/湖西線で46分/京都駅から湖西線で20分
「おごと温泉駅」下車。専用バス停(滋賀銀行前)よりスクールバスで3分(無料)
※土曜日・日曜日はスクールバス運休
または「おごと温泉駅」から、路線バス(江若交通)97系統「成安造形大学前」下車
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/641745/LL_img_641745_4.jpg
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