
温かい手作りの食事を楽しむ「希望の家」の利用者様

利用者の状態に合わせて行う専門職による施術の様子

希望の家で提供している手作りの食事の一例

利用者が食事を楽しむ様子
同社が運営する「希望の家」は、民家を活用した定員10名の地域密着型デイサービスです。利用者一人ひとりの身体状況に合わせた個別体操や専門職による施術に加え、温かい手作りの食事、入浴、外出や交流の機会を一体的に提供しています。
高齢障碍者の維持期における支援では、短期間で劇的な変化が表れるとは限りません。しかし、身体機能や生活意欲を維持し、これまでできていた生活を続けられるよう支えることも、機能訓練の大切な役割です。人件費や物価の上昇、利用者数の減少などにより運営が厳しくなる中、「希望の家」は、個別機能訓練と日常生活支援を地域へ届け続けるため、継続的な寄付を呼びかけています。
READYFOR 常設寄付ページ: https://readyfor.jp/projects/wdoj0223
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/638263/LL_img_638263_1.png
温かい手作りの食事を楽しむ「希望の家」の利用者様
■劇的な改善ではなく 変わらない日常を支える
病気や障害の回復過程には、急性期や回復期を経た後、身体機能や生活を維持していく段階があります。この段階では、大きな改善だけを目標とするのではなく、日常的に身体を動かす機会を持ち、現在の身体機能や生活意欲をできる限り維持することが重要です。
一方、高齢障碍者が自宅で一人で運動を続けることは容易ではありません。身体の不具合や認知機能の低下などにより、運動方法を理解しにくい場合や、自ら進んで身体を動かすことが難しい場合もあります。
また、身体機能や生活意欲の変化には、食事、服薬、受診、生活環境など複数の要因が関係するため、機能訓練だけによる効果を断定することはできません。だからこそ「希望の家」では、劇的な改善だけを成果とするのではなく、利用者が現在できていることを少しでも長く続けられるようにすることを重視しています。大きな変化がないように見える日常も、継続的な支援によって守られている大切な成果だと考えています。
厚生労働省は、介護職員の必要数について、2026年度に約240万人、2040年度に約272万人と推計しています。地域の介護を継続するため、専門職を含む人材の確保と定着は、全国の介護事業者に共通する課題となっています。
■一人ひとりに合わせた個別機能訓練
「希望の家」では、利用者の身体状況や障害部位に応じて、利用者ごとに個別体操の内容を設定しています。機能訓練を担当する職員は、カルテで身体面・精神面の状態を確認し、施設管理者から利用者ごとの状況や対応方法について説明を受けます。担当者が変わった場合にも同じ内容の支援を継続できるよう、利用者ごとに個別体操のマニュアルを作成しています。
専門職が勤務する際の施術は、その日の利用者数に応じて、1人あたり約30分~1時間実施しています。また、個別体操は利用者ごとに内容を設定し、1人あたり約50分~1時間かけて実施しています。個別体操の提供時間は現在も変わらず、一人ひとりの状態に合わせた支援を継続しています。
看護師が勤務する際は、「希望の家」の運用に基づき、利用者ごとに設定された個別体操を担当します。座った状態でボールを使う運動や、横になった状態で行う下肢運動など、身体状況や姿勢に応じて内容を調整し、マンツーマンで支援しています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/638263/LL_img_638263_2.jpg
利用者の状態に合わせて行う専門職による施術の様子
このほか、利用者自身の動きを画面上のアバターに反映し、ゲーム感覚で全身運動や脳トレに取り組める「TANO」なども活用しています。現在、TANOなどの機器を利用している利用者は約6名で、利用頻度が多い方では週5日程度利用しています。自ら運動を始めることが難しい利用者にも、職員が声をかけながら、無理なく身体を動かせる環境を整えています。
■個別機能訓練だけではなく 生活全体を支える
「希望の家」は、民家を活用した定員10名の地域密着型デイサービスです。自宅に近い雰囲気の中で過ごせるため、環境の変化に不安を感じやすい認知症の利用者にも配慮した環境を整えています。
同施設では、個別機能訓練だけでなく、温かい手作りの食事や入浴サービスも提供しています。食事は、白ご飯、みそ汁、魚の煮物、鶏肉と野菜の煮物など、高齢者になじみのある献立を中心とした一汁三菜です。利用者の嚥下能力や入れ歯の使用状況に応じ、食べやすい硬さや大きさに調整しています。誕生日には、可能な範囲で本人の希望を聞き、特別な献立を用意することもあります。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/638263/LL_img_638263_3.jpg
希望の家で提供している手作りの食事の一例
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/638263/LL_img_638263_4.jpeg
利用者が食事を楽しむ様子
機能訓練、食事、入浴、他者との交流を別々のサービスとして捉えるのではなく、利用者が住み慣れた地域で生活を続けるための支援として一体的に提供していることが、「希望の家」の特徴です。
■専門職の確保と生活支援の継続に寄付を活用
「希望の家」では、利用者数と収入の減少に加え、食材費、光熱費、ガソリン代、人件費などの上昇により、施設運営への負担が大きくなっています。特に、少人数の施設で個別機能訓練を継続するためには、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、看護師などの有資格者を安定して確保することが課題です。
2026年7月までは作業療法士1名が定期的に機能訓練を担当していましたが、現在は定期担当の専門職が不在となっており、必要な資格を持つ職員をスポットで確保しながら支援を継続しています。定員10名の少人数施設で、利用者一人ひとりに時間をかけた個別支援を続けるため、専門職を安定して確保できる体制づくりを目指しています。
寄せられた支援金は、専門職を含む職員の確保に加え、食事や入浴など、利用者の日常生活を支えるための運営費に活用します。
■寄付金の主な使い道
・個別機能訓練を担当する職員の確保と人件費
・個別体操や専門職による施術を継続するための費用
・手作りの食事を提供するための食材費
・入浴や施設運営に必要な光熱費
・送迎や食材調達に必要な燃料費
・利用者が安心して過ごすための施設維持費
まずは「希望の家」の運営を維持し、現在提供している個別機能訓練、食事、入浴などの支援を継続することを目指します。将来的には、少人数の環境で機能訓練と生活支援を一体的に提供する取り組みが、他の地域にも広がることを願っています。
■代表取締役 坂本 正登からのメッセージ
高齢になり障害を抱えても、住み慣れた地域で希望を持って生活していただきたいと考えています。
「希望の家」が行っているのは、身体機能を大きく改善することだけを目的とした支援ではありません。利用者様がこれまでできていたことを少しでも長く続け、温かい食事を取り、入浴し、人と関わりながら日々を過ごせるよう支えることです。
「希望の家」を必要としてくださる方々へ、これからも支援を届け続けるため、皆様のお力をお貸しください。
「あなたの善意が、めぐりめぐって、きっとあなたに戻ってきます。」
Pay it forwardの思いとともに、いただいたご支援を地域の高齢障碍者へつないでまいります。
■READYFOR 常設寄付概要
プロジェクト名: 希望を持って生活できるように
低所得や生活保護の高齢者を多く救いたい
実施形態 : 常設寄付
募集開始日 : 2026年7月31日
URL : https://readyfor.jp/projects/wdoj0223
寄付金の用途 : 「希望の家」の運営維持、職員体制の確保、個別機能訓練、
食事、入浴などの支援継続に必要な費用
■会社概要
商号 : 株式会社日本福祉開発機構
代表者 : 代表取締役 坂本 正登
所在地 : 〒812-0886 福岡県福岡市博多区南八幡町1-1-12
設立 : 2011年2月
事業内容: 福祉事業(地域密着型デイサービス)
資本金 : 1,000万円
URL : https://wdoj.co.jp/
■参考情報
厚生労働省「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41379.html
