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「このうどん屋さんに行きたい。でも、段差があって……」その一言から、職員が動いた。



今回の外出に参加したご本人、ご家族、リハビリ職員、店主ら。地域とのつながりから実現した、念願の「いこい」でのひととき。


念願の「いこい」のうどんを前に、笑顔で写真を撮るご本人。待ちに待った一杯を楽しみました。


雨の中、杖を使って「いこい」へ。同行したリハビリ職員が傘を差しながら付き添いました。


ご本人が手作りした和本を、同行したリハビリ職員とその家族へプレゼント。製本の経験を生かした、心のこもった贈り物です。



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今回の外出に参加したご本人、ご家族、リハビリ職員、店主ら。地域とのつながりから実現した、念願の「いこい」でのひととき。



医療法人社団鴻愛会 こうのす共生病院(埼玉県鴻巣市)は、リハビリテーション中の何気ない会話から生まれた「やってみたい」をきっかけに、その実現方法を一緒に考える「おせっかいリハ」に取り組んでいます。

2026年9月6日、訪問リハビリテーションを利用する方が、ご家族とリハビリ職員らとともに、以前から「行ってみたい」と話していた鴻巣市内のうどん店「吉田のうどん いこい」を訪れました。

きっかけは、リハビリ中に交わしたグルメの話でした。



「テレビで紹介されたお店に行きたい」



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念願の「いこい」のうどんを前に、笑顔で写真を撮るご本人。待ちに待った一杯を楽しみました。



ご本人はテレビのグルメ番組を見ることが好きで、番組で紹介されたお店を訪れることも楽しみにしています。

リハビリ職員も食べ歩きが好きだったことから、お店の話で会話が弾み、その中で鴻巣市内の「吉田のうどん いこい」の話になりました。

ご本人から出たのは、「鴻巣の『いこい』といううどん屋さんに行きたいんだけど、段差が多くて行けなくて……」という一言でした。

「行きたいけれど、段差があって行けない」。

話を聞いた職員から、「『いこい』なら、リハビリ職員の親族がやっている店ですよ」と声が上がりました。

そこで、「それなら一度、相談してみよう」と職員から店に連絡。来店するために必要なことを確認し、店舗入口から店内までの動線についても検討しました。

その結果、「いこい」では営業時間外に店を開け、車いすでも入店できるよう準備していただけることになりました。

こうして、ご本人の「行ってみたい」という一言と、職員が持っていた地域とのつながりが重なり、今回の外出が実現しました。



「今日は皆さんの笑顔がみれて、とってもうれしい」



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雨の中、杖を使って「いこい」へ。同行したリハビリ職員が傘を差しながら付き添いました。



当日は雨でしたが、ご本人は杖を使って来店し、職員の介助を受けながら入口の段差を越えて店内へ入りました。

うどんが運ばれると、嬉しそうにスマートフォンを取り出して写真を撮る姿も見られました。

この日はご家族も参加し、ご本人、職員が同じ食卓を囲みました。

普段のリハビリとは違う場所で、仕事や趣味などさまざまな話をする中で、職員にとっても、ご本人のことをあらためて知る時間となりました。

ご本人からは、「いつもはみなさんマスクをしていてお顔が見えなかったけど、今日は皆さんの笑顔がみれてとってもうれしい」という言葉も聞かれました。



「和本づくり」に表れた、その人らしさ



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ご本人が手作りした和本を、同行したリハビリ職員とその家族へプレゼント。製本の経験を生かした、心のこもった贈り物です。



今回の外出では、ご本人が手作りした「和本」を、同行した職員やその家族、店の方たちに贈る場面もありました。

ご本人は以前、本の製本に携わっており、現在も趣味で和本を手作りしています。

和本を作る理由を尋ねると、「お薬手帳を、ずっと持っていたくなるようなものにしたかった」と話してくれました。

御朱印を集めることも好きで、御朱印帳も自ら手作りしています。

今回の外出を通して、ご本人が大切にしていることや、これまでの仕事、趣味など、普段のリハビリの時間だけでは知る機会のなかった一面に触れることができました。



「できない」で終わらせず、「じゃあ、どうしたら?」



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店内では車いすを使用。リハビリ職員が移動をサポートしながら、安心して食事を楽しめるよう環境を整えました。



こうのす共生病院の「おせっかいリハ」は、リハビリ中の何気ない会話を大切にし、「こんなことをしてみたい」「ここへ行ってみたい」という言葉をきっかけに、その実現方法を一緒に考える取り組みです。

これまでも、元講師だった方から「もう一度、人前で話したい」という思いを聞き、当院の新人研修で特別講師として講義をしていただく機会につながった事例があります。

今回も、「いこいに行きたい」という思いを叶えるため、店舗入口から店内までの動線も確認しながら、どうすればご本人が来店できるかを考え、実現させました。

こうのす共生病院では、身体機能の回復だけでなく、その人が大切にしていることや「やってみたい」という思いにも目を向けながら、その人らしい暮らしにつながるリハビリテーションを実践しています。



今回の概要



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店主と会話を楽しみながら、手作りの和本をプレゼント。今回の外出をきっかけに、店との新たなつながりも生まれました。



取り組み名: おせっかいリハ

実施日: 2026年9月6日

場所: 鴻巣市内「吉田のうどん いこい」

参加者: 訪問リハビリテーション利用者、ご家族、リハビリ職員ほか

内容: 店舗への外出・食事



Social Goodプロジェクトの一環として



今回の「おせっかいリハ」は、医療・福祉の枠を超えて地域の孤立を防ぐことを目的とした「Social Goodプロジェクト」の一環として実施しています。

こうのす共生病院では、コミュニティナースによる伴走支援、地域交流拠点「こうのすえん」の運営、地域住民との対話の場「井戸端会議」など、地域の中で人と人がつながるための活動を行っています。

病院の中だけで支援を完結させるのではなく、地域で暮らす人の「やってみたい」「行ってみたい」という思いに耳を傾け、その人らしい暮らしを地域とともにつくっていく。

「おせっかいリハ」も、こうしたSocial Goodプロジェクトの考え方から生まれた取り組みの一つです。



SGPJについて詳しくはこちら : https://kouaikai.net/sgpj/



本件に関するお問い合わせ



医療法人社団鴻愛会

こうのす共生病院 広報室

電話:048-541-1131

メール:info@kouaikai.jp

公式サイト: https://kouaikai.jp/




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