DXの4つの型
DX成功事例
1. ROIで見極める「DXの4つの型」
杉山氏は「どの型で投資すれば一番早く回収できるかを“ROI”で見極める」と強調。セミナーでは、参加者が〈縦軸:自社課題の深刻度/横軸:期待 ROI〉のマトリクスに各施策をプロットし、着手すべき順番を可視化するワークを実施しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/443416/LL_img_443416_1.png
DXの4つの型
<ポイント>
● 課題や目標を“数字”で定義することが重要で、これがなくてはシステム開発も上手くいかない(例:月100時間の残業/保守売上0円 → 付加価値率20%向上)
● それぞれの型によって、投資回収の目安は決まっている。自社の収益などを元に、適切な予算を定めることが重要である。
● 小さく作って(プロトタイプ)検証できることがオリジナルシステムの強みであるので、最初から完成形を作る必要はない
2. 7件のDX成功事例を深掘り!
杉山氏が伴走した企業のリアルな数字が紹介され、会場の関心は最高潮に。ここでは各社のビフォー → アフターをより詳しく振り返ります。
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DX成功事例
* 投資額は補助金・助成金適用後の企業負担ベース
<注目ポイント>
● 業務効率化のために開発したシステムを外販したハウスメーカー事例は「守り→攻め」の好循環モデルとして、関心を集めました。自社で作ったシステムをIT補助金などを活用して他社に使ってもらうというのが、一つの成功事例です。
● 外壁塗装のLINE戦略は「小額投資で最大効果」という感想を多くいただきました。「検討期間/比較」が行われやすい業種の場合、LINEは非常に効果的です。
3. 参加者の声 ― 現場で飛び交ったリアルな反応
・卸売業・情報システム課リーダー
「Excel管理崩壊のERP事例は“まさに明日の我が社”で、データ連携の失敗談まで包み隠さず共有してくれた点がありがたい。“安く見えるパッケージほどランニングが高くつく”という警鐘を社内に持ち帰ります。」
・サービス業(個人事業主・ヘアサロン経営)
「電話予約で手が塞がる時間が月30時間。LINEボットで95%自動化した事例を聞いて、“自分でも180万円でできる”と具体的にイメージできました。補助金相談も含め、早速リソグラさんに見積もり依頼します。」
・外壁塗装会社・営業マネージャー
「LINE登録者60倍は衝撃。“既存顧客リストを資産化する”という視点が抜けていたと痛感。セミナー終了後、講師の杉山さんに名刺を渡して“次は顧客接点DXの型を自社でどう展開するか”を個別相談しました。」
<まとめ>
本セミナーでは、課題を定量化しROIを基準にDXの型を選ぶ手法と、成功事例が示す具体的な投資回収シナリオが参加者の大きな学びとなりました。守りの業務効率化で早期にキャッシュを創出し、その成果を攻めの施策へ段階的に振り向ける戦略が多くの企業にとって現実的なロードマップとなりそうです。
<会社概要>
株式会社リソグラ
代表 :杉山 満軌
所在地 :福井県敦賀市
設立 :2022年5月
事業内容:DX・業務システム開発、マーケ支援、補助金伴走