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BSIグループジャパン(英国規格協会)、ISO 14068-1:2023に基づいた「BSIカーボンニュートラルサービスKitemark(BSIカイトマーク)」をZIPAIR Tokyoに認証


2025年6月5日、ZIPAIR TokyoはBSIジャパンよりISO 14068-1:2023に基づく「BSIカーボンニュートラルサービスKitemark」の認証を取得しました。これは航空業界で初めての事例です。ZIPAIRは主に成田からの国際路線で持続可能な運航体制を構築し、カーボンニュートラリティを実現しました。ISO 14067:2018に基づくGHG排出量の算定と削減計画、残余排出量のカーボンクレジット購入によるオフセットを通じて達成されたものです。BSIの第三者認証に対し、ZIPAIRはその包括的で透明性のあるプロセスを高く評価しています。この認証取得はZIPAIRが環境の持続可能性をリードする存在として国際的に認められる大きなステップです。


2025年6月5日(木)に行われた授与式にて 写真右より、ZIPAIR 代表取締役社長 西田 真吾様、BSIジャパン 代表取締役社長 漆原 将樹


今回付与される、BSIのCarbon Neutral Service Kitemarkのイメージ

BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹、以下「BSIジャパン」)は、株式会社ZIPAIR Tokyo(本社:千葉県成田市、代表取締役社長:西田 真吾、以下、「ZIPAIR」)に対し、航空業界において世界初※1となる、ISO 14068-1:2023(気候変動管理 -ネットゼロへの移行- パート1)※2に基づく「BSIカーボンニュートラルサービスKitemark(BSIカイトマーク)」※3を認証しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/438593/LL_img_438593_1.jpg
2025年6月5日(木)に行われた授与式にて 写真右より、ZIPAIR 代表取締役社長 西田 真吾様、BSIジャパン 代表取締役社長 漆原 将樹

航空業界は、大量の燃料を消費することでCO2排出量が多く、気候変動に大きな影響を与える産業です。再生可能エネルギーの導入や技術革新が加速するなか、各社には持続可能な運航体制への移行が求められています。一方で、環境に配慮しているとする取り組みのなかには、実態と乖離した主張、いわゆる「グリーンウォッシュ」への懸念も投資家や消費者から指摘されており、客観性と透明性を備えた取り組みの必要性がますます高まっています。

BSIグループでは、組織や製品のカーボンニュートラリティを達成・実証するための原則、要求事項、ガイダンスを提供する規格としてISO 14068-1:2023の開発に携わり、その検証および認証業務をグローバルで展開しています。

今回ZIPAIRが取得した、ISO 14068-1:2023とISO 14067:2018※4をベースとした、 BSIカーボンニュートラルサービスKitemark認証は、航空業界における旅客輸送サービスにおいて初めての事例であり、ZIPAIRがカーボンニュートラルをリードする存在として、環境負荷の低減とサステナビリティへの取り組みを積極的に証明したことになります。本認証は、国際規格に基づき、製品またはサービスが真にカーボンニュートラルであることを第三者の評価により証明します。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/438593/LL_img_438593_2.jpg
今回付与される、BSIのCarbon Neutral Service Kitemarkのイメージ

BSI Kitemark(BSIカイトマーク)認証についてはこちら
URL: https://www.bsigroup.com/ja-JP/products-and-services/assessment-and-certification/kitemark/

― ZIPAIR 2023年度におけるカーボンニュートラリティの達成について
旅客輸送サービスから生じる温室効果ガス(GHG)排出量を、カーボンフットプリント算定のための国際規格 ISO 14067:2018 に準拠した方法で算定し削減計画を実行しました。最終的に削減できなかった分のGHG排出量は、ISO 14068-1:2023における基準を満たすカーボンクレジットを購入しオフセットすることで、カーボンニュートラリティを達成しました。本宣言は第三者機関であるBSIジャパンの検証を経て認証されました。

― 今回の検証範囲
1. 対象商品/サービス
ZIPAIRが就航する旅客輸送サービス全路線のライフサイクル全体
成田からソウル、マニラ、バンコク、シンガポール、ホノルル、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼ、ヒューストン、バンクーバーへの各路線

2. 対象期間
2023年度における全排出量

3. 2050年度までのカーボンニュートラリティ計画について
設立当初より、燃料効率の高い最新機材の導入や、再生エネルギーの活用、脱プラスチック対応などの地球環境に配慮した活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めてきました。カーボンニュートラル達成は長く険しいものではありますが、ISO 14068-1:2023に従って作成したカーボンニュートラリティ経営計画書に沿って排出量削減に努め、2050年までの達成に向けて取り組みを進めていきます。


■ZIPAIRのコメント
― 認証機関にBSIを選んでいただいた理由、また審査の感想
「当社がISO 14068-1認証を得るにあたり、認証機関としてBSI様を選定したのは、ISO認証におけるグローバルスタンダードを担う、信頼性の高い唯一の認証機関であることが大きな理由です。カーボンニュートラリティという極めて専門性の高いテーマに対して、国際基準に基づいた厳格かつ透明性のある視点で検証を進めていただける体制があると確信し、お願いする運びとなりました。実際の審査プロセスにおいては、単に形式や数値の整合性を確認するだけでなく、私たちの事業モデルや成長段階に寄り添いながら、最適な形で審査を導いてくださったと感じております。“第三者の目線でありながら、同じゴールを目指すパートナーのような存在”でいてくださったことに、深く感謝申し上げます」


- 注記 -
※1 2025年5月(当社調べ)
※2 カーボンニュートラリティを達成・実証するための原則・要求事項を規定した国際規格。
※3 持続可能性に優れた製品・サービスであることを証明するBSI(英国規格協会)の認証マークであり、120年以上にわたり様々な製品やサービスにおいて優れた品質、安全性、信頼の象徴として国際的に認められています。
※4 製品・サービスの「カーボンフットプリント(CFP)」、つまり製品・サービスのライフサイクル全体を通じた温室効果ガス(GHG)排出量を算定・検証するための国際規格。


■ZIPAIRについて
ZIPAIRは、日本航空株式会社の100%出資によって設立された、日本初の中長距離国際線 LCC(格安航空会社)です。成田からソウル、マニラ、バンコク、シンガポール、ホノルル、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼ、ヒューストン、バンクーバーへの各路線を運航しており、これまでのフルサービスキャリアでも、ローコストキャリアでもない、新しい基準を作る、「NEW BASIC AIRLINE」として、フライトの体感時間を短くするエアラインを目指しています。

URL: https://www.zipairtokyo.com/ja/
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■BSIグループジャパンについて
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、ビジネス改善と標準化を推進する機関です。設立から120年以上にわたり、組織や社会にポジティブな影響をもたらし、信頼を築き、人々の暮らしを向上させてきました。BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。情報セキュリティをはじめとする各種マネジメントシステムの認証、医療機器の認証、製品試験・製品認証、および研修サービスの提供を主業務としています。また、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。

URL: https://www.bsigroup.com/ja-JP/
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