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「地図神」今尾恵介氏がウェブ地図の魅力を解説 『地理院地図の深掘り』 5/22発売


今尾恵介氏による『地理院地図の深掘り』が2025年に発売される。これは、国土地理院が提供する無料のウェブ地図「地理院地図」の活用法を解説した本である。今尾氏は地図研究の権威であり、「地図神」として多くの地図愛好家から信頼を得ている。この本は、地理院地図の特異な機能やその活用法を画像と易しい言葉で説明し、初心者でも理解しやすい内容となっている。一例として、3Dモードで地形が浮かび上がる機能や、SNSの投稿を利用した浸水推定図の重ね合わせが紹介されている。また、地理院地図の様々なデータが学習や防災、観光に役立つと解説している。読者は地形や地域の歴史を学びつつ、日常生活にも役立つ情報を得ることができる。


「地図神」今尾恵介氏がウェブ地図の魅力を解説 『地理院地図の深掘り』


『地理院地図の深掘り』今尾恵介著(PHP研究所)のサンプル画像


『地理院地図の深掘り』今尾恵介著(PHP研究所)




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「地図神」今尾恵介氏がウェブ地図の魅力を解説 『地理院地図の深掘り』



株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2025年5月22日に『地理院地図の深掘り』(今尾恵介 著/税込2200円)を発売します。本書は、国土地理院(国土交通省)が発信するウェブ地図「地理院地図」の楽しみ方を、地図愛好家から「地図神」と呼ばれる地図研究家・今尾恵介氏が解説する一冊です。鉄道地図帳の監修から深夜番組の解説役まで幅広く活躍する著者が、ウェブ地図ならではの機能と魅力を、地理院地図を使ったことがない人にもわかりやすく紹介します。仕事や勉強から街歩きまで、日常生活に役立つ学びや発見が満載の今尾流「地理院地図の読み方」です。



国土のあらゆるデータを網羅した、無料のウェブ地図



国土地理院のウェブ地図「地理院地図」は、誰でも無料で、パソコン、スマートフォンなどを用いて利用できます。国の基本図とされる地形図はもとより、空中写真、標高、災害情報など、多種多様な情報にアクセスが可能です。地理の学習はもちろん、防災対策や地域活動、観光まで、さまざまな用途に活用できます。そのデータや機能の充実ぶりに、著者は「地理院地図を見ない日はない」と述べています。



地図の豊富な機能を、「神の視点」を持つ著者が徹底解説



著者の今尾氏は、地図や地形を主題とする100冊以上の書籍に携わり、「地図神」「地図界の巨匠」と称される地図の第一人者です。監修を務めた「日本鉄道旅行地図帳」シリーズ(新潮社)は累計発行部数が150万部を超えるなど、著者と趣味を同じくする多くの愛好家から厚い信頼を寄せられています。地図を片手に街を歩いて地形を読み解く深夜番組に、解説役として出演した際は、詳しい知識がない視聴者からも「ていねいでわかりやすい」といった好評の声が上がりました。



本書の内容



著者が本書で取り上げるのは、地図とともに歩んだ約半世紀の人生を踏まえて選んだ必須機能です。紙では不可能でもウェブ地図では初歩となる「地図をズームする」機能から、「異なる地図を複数重ねて、目に見えない起伏を色分け表示させる」ような専門家も目を丸くする機能まで、地理院地図に初めて触れる人にもわかるよう、数多くの画像と平易な言葉でレクチャーしています。



本書で紹介する「地理院地図」の機能と、使用するとわかることの一例



【機能例:➀】地図を「3Dモード」に切り替えると、隠れた地形が浮かび上がる

【わかること】渋谷駅はかつて存在した2本の川の合流地点である「谷底」に存在する

【機能例:②】地図に表示された川や道の曲がり目をクリックして、正確な距離を測る

【わかること】「四国最長の川」とされている四万十川は、実際は吉野川よりも短い

【機能例:③】SNSの浸水被害投稿から作られた「浸水推定図」を別の地図に重ねる

【わかること】浸水被害の大きかった場所の地理的・歴史的特徴がわかる



実際の画面をつかって、機能と操作を説明



画像 : https://newscast.jp/attachments/zZzDjRgU3DIDxWTf7EKf.jpg
『地理院地図の深掘り』今尾恵介著(PHP研究所)のサンプル画像



著者はまえがきで、「地理院地図の良さは、何といっても誰もが必要に応じて多種多様なメニューの中から適した地図を選べることである」と述べています。仕事と趣味の両面から地理院地図を解説している本書には、変化に富む日本の地形や郷土の魅力を発見したり、読者の居住区域や大切な人が住む土地に潜む災害リスクを考えるためのヒントが満載です。



『地理院地図の深掘り』について



【著者略歴】



今尾恵介(いまお・けいすけ)

地図研究家。1959年横浜市出身。明治大学文学部ドイツ文学専攻中退。一般財団法人日本地図センター客員研究員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査などを務める。著書に『地図マニア 空想の旅』(集英社インターナショナル/第2回斎藤茂太賞受賞)、『今尾恵介責任編集 地図と鉄道』(洋泉社/第43回交通図書賞受賞)、『地名崩壊』(角川新書)、『地図帳の深読み』(帝国書院)、『地名の魔力』(PHPエディターズ・グループ)、監修書に『日本200年地図』(河出書房新社/第13回日本地図学会学会賞作品・出版賞受賞)などがある。



【目次より】



第1章 紙では望めなかった機能あれこれ

地球全体から家1軒ずつまでカバーする/自宅玄関と裏口の標高差さえわかる……など

第2章 いろいろと測ってみよう

東京~ロンドン間も、1m単位で計測/一筋縄ではいかない! 湖の計測……など

第3章 多種多様な地図を使おう

3億年前の地層も明らかに/富士樹海の「隠れた地形」も可視化……など

第4章 自分だけの地図を作ろう

「吉原」の微高地も、くっきり/日本列島の起伏をCTスキャン……など

第5章 防災に役立てよう

あなたの家の「災害リスク」は?/「活断層」を把握しよう……など



【書誌情報】



画像 : https://newscast.jp/attachments/rYdCiTOvWoJGi8oC8nYp.jpg
『地理院地図の深掘り』今尾恵介著(PHP研究所)



ヘッドタイトル:遊べる、学べる、役立てる

タイトル:地理院地図の深掘り

著:今尾恵介

発売日:2025年5月22日

ISBN:978-4-569-85787-9

ページ数:192ページ

判型・製本:A5判並製

定価:2,200円(税込)

発行所:株式会社PHPエディターズ・グループ

発売元:株式会社PHP研究所



※著者取材のお取り次ぎや、書評などのための献本も承っておりますので、お申し付けください。




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