starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「マイアセス」で読解力向上を支援!東京書籍と教育のための科学研究所が連携


東京書籍と教育のための科学研究所は、リーディングスキルテスト(RST)を評価・学習サポートシステム「マイアセス」で受検できる「RST-マイアセス連携版」を開始しました。これにより、学校や教育委員会は手続きが簡便化され、受検結果も効率的に分析できます。また、『新井紀子の読解力トレーニング』を刊行し、教科書の読み解きを強化するトレーニングを提供。今後、データ連携を強化し、学力調査とRST結果のクロス集計を企画予定です。


RST結果帳票「マイカルテ」


RST結果帳票「学校カルテ」


『新井紀子の読解力トレーニング』新井 紀子/著

東京書籍株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:渡辺 能理夫、以下、東京書籍)と、一般社団法人教育のための科学研究所(所在地:東京都中央区、代表理事・所長:新井 紀子)は、同研究所が提供する「リーディングスキルテスト」(以下、RST)を、東京書籍が提供する評価と学びのサポートシステム「マイアセス」上で受検し、結果を閲覧できるサービス「RST-マイアセス連携版」を開始しました。

マイアセスは、東京書籍が提供する「調査」「結果閲覧・分析」「学習・指導」のサイクルに沿って、蓄積されたデータから効率的な指導と学習をサポートする、評価と学びのサポートシステムです。また、RSTは、教科書や新聞など、知識や情報を伝達するために書かれた文書の意味を正確にとらえる力(シン読解力)を測定・診断するツールです。

RST-マイアセス連携版では、東京書籍の販売ルートやマイアセスのID(total ID)を利用できるため、学校・教育委員会がRSTの受検を申し込む際の手続き、および、受検する児童生徒のID入力作業の負担が軽減されます。また、受検結果はマイアセスのフォーマットにあわせて表示されるため、レーダーチャートを用いた問題タイプ別の能力値比較や、教育委員会資料の無償提供が加わります。児童生徒の読解力の傾向がより詳細に掴め、授業改善をさらに進めることができます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/432710/LL_img_432710_1.jpg
RST結果帳票「マイカルテ」
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/432710/LL_img_432710_2.jpg
RST結果帳票「学校カルテ」

さらに、RSTで大切なことは、どのようにして児童生徒のリーディングスキル、すなわち、「シン読解力」を高めていくかということです。

東京書籍は2025年2月7日に『新井紀子の読解力トレーニング』を刊行しました。本書は、教育のための科学研究所、代表理事・所長である新井 紀子氏の新刊です。かわいいキャラクターたちといっしょに、「視写ノート」、「自習チェックリスト」、「毎日の予習・復習」などを通して、「教科書をきちんと読み解く力」をつけるためのトレーニングを実践することができます。

教科書には、日常会話ではあまり使わない、「~をはじめとする」や「〇〇を▲▲といいます」という「教科書ならではの言い回し」があります。本書では、これらの言い回しに慣れることで、定義文を正しく読み解き、教科書の言葉でまとめが書けるようになることを目指しています。RSTの実施とあわせて事前指導・事後指導にご活用いただきたい一冊です。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/432710/LL_img_432710_3.jpg
『新井紀子の読解力トレーニング』新井 紀子/著

RST-マイアセス連携版では、今後データ連携をより強化し、東京書籍が提供する標準学力調査や総合質問紙調査i-check(アイチェック)、タブドリLive!(デジタルドリル教材)の学習履歴とRSTとのクロス集計を提供するなど、シン読解力と他の学力との相関を探れるような機能を盛り込むことも企画しています。東京書籍の標準学力調査と併用することで、読解力は高いのに学力が発揮できていない「アンダーアチーバー」や、その逆の「オーバーアチーバー」を発見することができるようになります。

東京書籍は引き続き、教育データの利活用を通じた個別最適な学びの推進と、教科書を中心としたシン読解力を育む授業を提案することで、日本の教育の質的向上に貢献していきます。


■RSTについて
RSTは、教科書や辞書、新聞などで使われる「知識や情報を伝達する目的で書かれた自己完結的な文書」を読み解く力(シン読解力)を測定・診断するツールです。読解プロセスごとに6つのタイプから構成されており、それぞれのタイプで読解の能力値を診断し、学習アドバイスを提供します。


■「アンダーアチーバー」と「オーバーアチーバー」について
知能テストの結果(IQ)は学力と正の相関があることが、知られています。IQのレベルに対して学力が高い人を「オーバーアチーバー」、IQのレベルに対して学力が低い人を「アンダーアチーバー」といいます。リーディングスキルテスト(RST)の能力値と学力でも、「オーバーアチーバー」(RSTの能力値で期待される以上の学力を発揮する受検者)と「アンダーアチーバー」(RSTの能力値で期待される学力を発揮できていない受検者)がいます。
(出典:一般社団法人教育のための科学研究所Webページ)
https://rst-web.s4e.jp/blogs/blog_entries/view/79/55f2dd090d1f83dc7a074cd98a276f66?frame_id=145


■東京書籍株式会社について
東京書籍は1909(明治42)年創業。「教育と文化を通じて人づくり」を企業理念とし、新しい時代に挑戦する個性的、創造的な人材の育成をめざしています。小・中・高等学校の教科書発行部数が最多の教科書業界最大手の出版社です。近年、デジタル教科書など教育用デジタルコンテンツの開発・販売にも注力しています。その他、教育総合ポータルサイト運営、学力・体力テストなどの各種評価事業、一般書籍の発行など教育と文化に係る幅広い事業活動を行っています。


■一般社団法人教育のための科学研究所について
「教育を科学する」ことを目標に掲げ、活動している一般社団法人。代表的な活動として、汎用的基礎的読解力を診断する「リーディングスキルテスト」を提供しています。リーディングスキルテストは、「どの科目の教科書」「どの分野の文書」も正確に読み解く力を科学的に測定するテストで、小学生から一流企業の会社員まで多くの方に受検いただいており、学力や仕事の能力との高い相関が見出されることから、導入する自治体・企業が急増しています。2019年からは、株式会社NTTデータおよびさくらインターネット株式会社とともに利用料無料の学校ウェブサイトedumapも提供しています。
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    おすすめ
    1. 「リーディングスキルテスト」をもっと手軽に - 東京書籍と教育のための科学研究所が連携サービス開始

    2. 「リーディングスキルテスト」をもっと手軽に - 東京書籍と教育のための科学研究所が連携サービス開始

    3. プログラミング教育のロジカ式が「情報Ⅰ対策模試」を全国のコンビニエンスストアで販売開始

    4. ~令和6年度 第2回タイピングスキル検定結果報告~ 日本語入力スキルのKPI到達度、小学生48.5%、中学生54.7%

    5. ワン・ペン・メソッド(R)指導法無料セミナー開催:英語長文読解の革新的アプローチ

    6. オンラインレセプトチェックサービス「レセノテ」を新たにリリース エーアイエスとの業務提携により、全国の医療機関へ順次提供開始

    7. 段階を細かく設定し、スモールステップで着実にスキル向上を目指す 「らっこたん タイピングスキル指標Ver.2」 ダウンロード提供開始

    8. 『令和6年度【第3回】タイピングスキル検定・情報活用能力検定mini』募集開始<参加費無料> ~文科省から発表されたキーボードによる日本語入力スキルのKPI(中間目標)達成をサポート~

    9. 個別指導の困難さが浮き彫り…小中学校の教師を救う○○化!

    10. ~令和6年度 第1回タイピングスキル検定結果報告~ 日本語入力スキルのKPI到達度、小学生45.0%、中学生50.8%

    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.