図1:Box上でのBIM/CIMデータ閲覧状況(1)
図1:Box上でのBIM/CIMデータ閲覧状況(2)
図2:本システム導入による効果
本システムは、専用ビューアを起動せずにBIM/CIMデータの内容を確認できるため、プロジェクト関係者のBIM/CIM利用を活発化し、生産性の向上が期待できます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/430922/LL_img_430922_1.png
図1:Box上でのBIM/CIMデータ閲覧状況(1)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/430922/LL_img_430922_2.png
図1:Box上でのBIM/CIMデータ閲覧状況(2)
1. 導入の背景
1つのプロジェクトに多くの関係者が関与する建設業においては、BIM/CIMデータを使用することで、設計段階から施工、維持管理までのプロセスを可視化し、コミュニケーションを円滑にすることが重要です。しかし、BIM/CIMデータを閲覧するためには専用ビューワやシステムなどの閲覧環境を構築し運用する必要があり、あらゆる関係者がBIM/CIMデータを使用可能な環境を作ることは容易ではありません。
また、オンラインストレージサービス「Box」では、BIM/CIMで取り扱うことが多い「rvt」や「nwd」形式の3次元データは表示できず、Box以外の専用ビューアを利用する必要がありました。
そのため、新たな専用ビューアの学習やBIM/CIMデータのみ他のシステムで利用する二重管理が課題となっていました。
2. 本システムの特長と期待される効果
本システムの以下の特長により、BIM/CIMデータの管理に要する手間が削減し、施工管理の効率化が期待できます。
・Boxはすでに全社的に導入・活用していることから、本システムを導入することで、当社のグループ会社で作成したBIM/CIMデータを、各現場に納品する際にスムーズに利用できます。
・本システムの利用により、Boxに保存したBIM/CIMデータをそのまま閲覧できるため、専用ビューアや新たなシステムを構築することなく、BIM/CIMデータをBoxで一元管理することが可能です(注1)(図2)。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/430922/LL_img_430922_3.jpg
図2:本システム導入による効果
安藤ハザマは、今後も建設業全体の課題に対し、現場の生産性向上の先にある“新しい働き方”の実現に向けて取り組んでいきます。
(注1)大塚商会「Box-BIMビューワ連携システム」紹介ページ
https://www.cadjapan.com/case/customize/case_19.html