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落合 陽一氏・しんめいP氏推薦 大乗仏教の歴史上、最重要かつ不可解な書物の思想構造の解明に迫る 清水 高志 著『空の時代の『中論』について』がついに発売


株式会社IAAB EDITは、東洋大学の清水高志教授による『空の時代の『中論』について』を2025年3月17日に出版しました。この書は、仏教哲学であるナーガルジュナの『中論』を27章にわたって明晰化しようと試みた講義録です。清水氏は、新型コロナウイルスによる世界の分断の中で、仏教の四句分別の知恵を求める人々のために1年間、新潟県で講義を行いました。メディアアーティストの落合陽一氏が表紙アートワークを提供し、計算機自然と『中論』の思想の関連性を考察しています。また『自分とか、ないから。』の著者しんめいP氏も推薦の帯文を提供しました。清水氏の作品は超論理と扱われがちな『中論』を理解する手助けとなり、今後のデジタル時代や分断社会に新たな視点を提供できる可能性を持っています。


空の時代の『中論』について


清水 高志

株式会社IAAB EDIT(アイエーエービーエディット、所在地:新潟県三条市下保内3720、代表取締役:齋木 浩一郎)は2025年3月17日に清水 高志(東洋大学教授)著『空の時代の『中論』について』を発行しました。大乗仏教の思想を華々しく起爆させた最重要書物でありながら、超難解で理解を拒むかのようであった書物『中論』を哲学的に解明することを試みた全27章の完全講義録です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/430361/LL_img_430361_1.jpg
空の時代の『中論』について

コロナウイルス感染症流行下で、世界の分断が起こったことは記憶に新しいことです。その中で、私たちの多くが、たとえば「経済優先か外出自粛か」と対立する中、なじみの飲食店が閉店していくのを、何もできずに見つめているだけでした。分断の背景にある「二項対立」を超える知恵が、仏教哲学の「四句分別」にあるのではないかというかすかな予感をたよりに、既に関連書を出版されていた清水氏を新潟県にお招きして、一年にわたり講義と座談と文字起こしを繰り返して、ようやく出版にいたりました。

表紙アートワーク及び寄稿文をメディアアーティストの落合 陽一氏が担当し、《「空」の思想はデジタル技術によって生じる新たな自然観、いわゆる計算機自然(デジタルネイチャー)と呼応的に再構築される可能性を秘めている》(抜粋)と寄稿しているように、これまでの認知フレーム・論理・倫理が通用しない新時代に突入しつつある今、『中論』の思想によって、かえって混沌とした世界が明晰にとらえられる可能性を秘めています。
また、2024年にもっとも読まれた思想・哲学・宗教の本『自分とか、ないから。』(サンクチュアリ出版)の著者である、しんめいP氏も「人類哲学の至宝『中論』の神秘のヴェールが、吹きとばされてしまった!あらわれたのは、厳密で、美しいロジックのクリスタルだった。」と、推薦の帯文を寄せています。


【本書の特徴 新潟県の温泉3会場における僧侶を対象とした講義録を一般公開】
2世紀に活躍した仏教の学僧ナーガルジュナの『中論』全27章の講義録と質疑応答、編集部作成資料編含む528頁の大著です。2023年冬から2024年夏にかけて、フランス現代哲学研究者の清水 高志氏(東洋大学教授)を新潟県に招いて開催した全講義録で、「超論理」とも誤解される『中論』の内容を理解することを目標とし、講義と質疑応答と夜を徹した座談を通してナーガルジュナの『中論』の思想構造が一望できる書籍となりました。
定価3600円+税で全国の書店、ネット書店で購入できます。


【著者プロフィール】
清水 高志(しみず・たかし)
東洋大学教授。専門はフランス現代哲学。代表的な著書に『空海論/仏教論』(以文社、2023年)、『実在への殺到』(水声社、2017年)、『ミシェル・セール 普遍学からアクター・ネットワークまで』(白水社、2013年)、共著に『今日のアニミズム』(奥野 克巳との共著、2021年)、『脱近代宣言』(落合 陽一・上妻 世海との共著、2018年)、訳書にミシェル・セール『作家、学者、哲学者は世界を旅する』(水声社、2016年)などがある。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/430361/LL_img_430361_2.png
清水 高志

【表紙アートワーク撮影・提供、特別寄稿・帯文提供】
落合 陽一(おちあい・よういち)
1987年生まれ。メディアアーティスト。2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学准教授、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。


【帯文提供】
しんめいP(しんめいぴー)
『自分とか、ないから。』著者。大阪府出身。東京大学法学部卒業。
大手IT企業、教育事業勤務を経て、R-1グランプリ優勝をめざすも1回戦で敗退し、無職に。引きこもっていたときに、東洋哲学に出会い、衝撃を受ける。そのときの心情を綴ったnote、「東洋哲学本50冊よんだら「本当の自分」とかどうでもよくなった話」が話題になり、『自分とか、ないから。』を出版。


【会社概要】
商号 : 株式会社IAAB EDIT
代表者 : 代表取締役 齋木 浩一郎
所在地 : 新潟県三条市下保内3720
設立 : 2024年4月
資本金 : 200万円
事業内容: 宗教・哲学・心理学・思想・文化を中心とする
書籍・雑誌の編集・企画・制作・販売
URL : https://iaabedit.com
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