NIQ/GfK Japanは、世界57カ国を調査対象としたホームケア市場に関する2024年第三四半期レポートを発表をした。
NIQ RMSデータによると、コロナ禍を通じてホームケア用品の需要が大幅に増加した。消費者の習慣が変わり、在宅での食事や料理の風潮が促進されたことが背景にある。ポストコロナ時代においては、下図のUSのように需要が減少し、伸び悩む中で各メーカーがどのように成長を続けるかが主要な課題となっている。
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ホームケア市場全体では、上位メーカーの占有率が非常に高く、上位5社が市場全体の55%を占めている。しかし、プライベートブランドも高いコストパフォーマンスを武器に、大きなシェア(+13.1%)を獲得しており、ポストコロナ時代において高い成長力を示している。
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原料コストの高騰と高価格トレンドが進む中、各メーカーは消費者の好みに合わせた製品を多く提供している。近年、健康や環境意識が高まり、環境に優しくサステナブルな製品が次々と登場している。同時に、テクノロジーと人工知能(AI)のトレンドも急上昇し、消費者調査によると、約40%の消費者がAIの支援を受けて製品を選ぶことを受け入れており、3割以上の人々がAI技術を搭載した家電を使用する意向を示している。家電と日用消費財の世界において、AIは無視できない大きなトレンドとなっている。
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その他のリリースはこちらから : https://nielseniq.com/global/jp/landing-page/japan-pr-and-insights/
世界57カ国を調査対象としたホームケア用品市場の最新動向と今後の展望 : https://nielseniq.com/global/jp/insights/report/2024/1202-fmcg/