ブログウォッチャーとunerry、熊本県の観光DXを支援 位置情報ビッグデータを活かし「もうひと観光・もうひと体験」の仕組み創出へ
取り組み概要
「旅ナカ」の情報配信による来訪箇所数および滞在時間の変化を分析
位置情報ビッグデータをもとに「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」の状況に合わせた複層的な情報提供することで熊本県への愛着を喚起。加えて、観光客の来訪箇所や滞在時間の変化など、情報提供による行動変容効果をデータで解析し、観光消費や地域活性化に向けた示唆を導きます。
ともに位置情報ビッグデータプラットフォームを保有するブログウォッチャーとunerryは、両社の連携で実現する国内1.4億MAU*の高密度位置情報データの活用により観光DXとEBPM**の促進に取り組みます。施策実施と効果分析を繰り返すことでご支援の精度を高め、「もうひと観光・もうひと体験」の仕組みを創出。熊本県を訪れた観光客の満足度向上につなげるとともに、全国各地においても、持続可能な地域観光に貢献してまいります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/418713/LL_img_418713_1.png
ブログウォッチャーとunerry、熊本県の観光DXを支援 位置情報ビッグデータを活かし「もうひと観光・もうひと体験」の仕組み創出へ
* MAU:月間アクティブユーザー数。2024年6月の2社の位置情報ビッグデータから明確なユーザー重複は排除し算出しています。
**EBPM:エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。証拠に基づく政策立案
■取り組み概要
位置情報ビッグデータを解析することで「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」のシーンにあてはまる配信グループを抽出し、それぞれに適した情報配信を行います。熊本県のファンを増やし、観光誘客や回遊促進といった「もうひと観光・もうひと体験」の創出を目指します。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/418713/LL_img_418713_2.png
取り組み概要
(1) 旅マエ配信
「熊本県に(しばらく)訪れていない人」に向け、次の旅先に熊本を選んでいただけるような興味喚起を図ります。
目的 :熊本県への再訪、観光客増加
配信期間 :2024年10月28日~2024年11月29日
配信対象 :熊本県を年1回ほど訪れている九州居住者、
直近1年熊本県を訪れていない九州居住者 など
配信コンテンツ:熊本県観光のモデルコース
(2) 旅ナカ配信
リアルタイムで人の移動を捉える位置情報ビッグデータから「今、観光をしている人」を発見。熊本県観光をより楽しんでもらえるコンテンツを紹介することで域内回遊や滞在時間の増加を目指します。
目的 :観光客が認識していなかった観光地情報を知り、
時間に余裕がある時などの「ついで観光」を促進
配信期間 :2024年10月28日~2025年1月31日
配信対象 :主に熊本県や九州を観光中の方
配信コンテンツ:熊本県内の温泉やグルメ情報や、
興味を持った場所をお得に楽しめるクーポン
(3) 旅アト配信
「熊本県に直近で訪れた人」に向けて地産品などの魅力を伝え続け「旅アト消費」につなげます。
目的 :定期接点を持つことによる熊本県の
ファン作りやリピート促進(観光後の消費額向上)
配信期間 :2024年10月28日~2024年12月31日
配信対象 :直近半年で熊本県を訪れた方
配信コンテンツ:ふるさと納税サイト
(4) 位置情報ビッグデータ分析
配信終了後は位置情報ビッグデータを用いて、情報配信による来訪箇所数や滞在時間の変化を分析する予定です。またどの地域からの来訪の観光をより促進できたかなどをデータで解析することで観光消費や地域活性化に向けた示唆を導くなど、「もうひと観光・もうひと体験」を生み出し続ける仕組みづくりに貢献いたします。
<データ分析の詳細イメージ>*記載の数値はダミーです。
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「旅ナカ」の情報配信による来訪箇所数および滞在時間の変化を分析
■背景
人口減少や少子高齢に直面する地域社会において、観光は持続可能性を支える重要な要素です。一方で、人手不足、地域の魅力発信の難しさなど様々な課題も存在しています。
そのような中で、観光庁は、「周遊促進」「再来訪促進」の不足といった地域観光における課題を観光DXの力で解決できると考えており、観光を通して「稼げる地域」にしていくために、データを効果的に利活用することは重要視されています。***
今回の取り組みを通して、「旅マエ」だけでなく観光客の趣向に合わせて「旅ナカ」および「旅アト」で効果的に情報発信することは、旅の満足度を高めた上で、「もうひと観光・もうひと体験」といった「周遊促進」「再来訪促進」促進する一つの方法となり得ます。加えて、情報発信の結果の観光客の行動について位置情報データで分析することは、EBPMの観点でも有効です。
***観光庁「全国の観光地・観光産業における観光DX推進に関するマーケティング強化モデル実証事業」
■ブログウォッチャーとunerryの協働について
2024年7月に業務提携をしたブログウォッチャーとunerryは、それぞれスマートフォンの位置情報を活用した大規模な広告配信(蓄積データ活用、リアルタイム配信)を行っているプラットフォーマーです。
以下の2点のようなデータの特性や、データ取得・活用の安全性において共通点のある2社が連携することで、国内1.4億MAUの高密度位置情報データ活用が可能となります。
(1) スマートフォンアプリ経由によるユーザー許諾(オプトイン)に基づく緯度経度単位のポイントデータをベースとした位置情報ビッグデータのプラットフォームを運営
(2) 位置情報ビッグデータのプラットフォーマーとして、健全な位置情報データ取得・活用の普及活動(プライバシーに配慮した業界ルールの策定/ユースケースの開拓)を、業界団体活動および独自の啓蒙活動として実施
■株式会社ブログウォッチャーについて
会社名: 株式会社ブログウォッチャー
代表者: 代表取締役社長 新村 生
設立 : 2007年4月
所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル4F
URL : https://www.blogwatcher.co.jp/
ブログウォッチャーが提供する位置情報データサービスには、SDKの提供・広告・分析・データ連携など、様々なソリューションがあります。
<利用する位置情報データについて>
ブログウォッチャーが活用しているデータは、提携アプリをダウンロードしていて、かつ位置情報取得を許可したユーザーの情報のみを利用しています。
データの取得・活用について、詳しくはこちらをご覧ください: https://www.blogwatcher.co.jp/terms/
<プロファイルパスポートについて>
ブログウォッチャーが提供する位置情報データサービスです。SDKの提供・広告・分析・データ連携など、位置情報データにまつわる様々なソリューションがあります。
●サービスラインナップ
「プロファイルパスポートSDK」スマートフォンアプリ開発ツール
「プロファイルパスポートDMP」大規模なデータを保有するプラットフォーム
「プロファイルパスポートAD」位置情報データを活用した広告
■株式会社unerryについて
会社名 : 株式会社unerry
代表取締役社長CEO: 内山 英俊
設立 : 2015年8月
本社所在地 : 〒105-6901 東京都港区虎ノ門4-1-1
神谷町トラストタワー 23F(WeWork 内)
URL : https://www.unerry.co.jp/
リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank( https://www.beaconbank.jp/ )」を運営する2015年創業のデータカンパニーです。GPSおよびビーコン技術を活用し、スマートフォンアプリから取得する月間840億件超、約4.2億ID(うち国内約1.6億ID)の屋内外の人流ビッグデータをAIで解析。「心地よい未来を、データとつくる。」というミッションを掲げ、OMOマーケティング支援や、スマートシティの実現に向けた事業等を展開しています。
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