博物館に初もうで メインビジュアル
ナーガ上のブッダ坐像
自在蛇置物
重要文化財 十二神将立像(巳神)(部分)
1月2日・3日には「新春イベント」も開催します。新年はぜひ東京国立博物館にお越しください。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/416876/LL_img_416876_1.jpg
博物館に初もうで メインビジュアル
◆特集 博物館に初もうで―ヘビ~なパワ~を巳(み)たいの蛇(じゃ)!―
2025年1月2日(木)~1月26日(日) 本館 特別1・2室
令和7年(2025)は巳年。ヘビは人間の生活圏に生息する身近な生き物ですが、大きな口やにょろにょろとした動きには独特のインパクトがあります。脱皮を繰り返す生態や、時に毒をもつ特性もあいまって、私たちは古くからヘビに不思議なパワーを見出してきました。
本特集では、古今東西の絵画や彫刻、工芸品を通して、美しさ、迫力、面白さ、可愛らしさなど、私たちがヘビに重ねてきたさまざまな魅力を紹介します。変化自在の活躍を見せるヘビたちのパワーを浴びながら、新しい年の訪れを感じてください。
【主な展示作品】
ナーガ上のブッダ坐像
タイ・ロッブリー出土 アンコール時代・12~13世紀 三木榮氏寄贈 東京国立博物館蔵
悟りを得たブッダが瞑想する間、ヘビの王「ナーガ」が傘となり雨風から守ったという伝説に基づいた仏像。ブッダの背後に7つの頭を持ったヘビが見えます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/416876/LL_img_416876_2.jpg
ナーガ上のブッダ坐像
自在蛇置物
宗義作 昭和時代・20世紀 東京国立博物館蔵
頭部を除き、大小合わせて222個の部材からなる「自在置物」。本物のヘビのようにとぐろを巻いたり、這いずり回ったり、自然な動きができます。展示室では原品とあわせて複製品を自動で動かし、にょろにょろと動く様子を目の前でご覧いただけます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/416876/LL_img_416876_3.jpg
自在蛇置物
重要文化財 十二神将立像(巳神)
京都・浄瑠璃寺伝来 鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館蔵
薬師如来が従える十二神将のうちの巳神。ヘビのように鋭いにらみをきかせています。頭上にはとぐろを巻いて鎌首を持ち上げるヘビを表しています。
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重要文化財 十二神将立像(巳神)(部分)
胆松(だんまつ)に白蛇
渓斎英泉筆 江戸時代・19世紀 東京国立博物館蔵
朝日を浴びて、弁天様の使いとされるめでたい白蛇が松の木に絡む、元旦にふさわしい浮世絵。ヘビの輪郭線は豪華にも銀で摺られていて、間近で見ると鱗の一枚一枚がキラキラと輝くように見えます。
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胆松に白蛇
摺箔 白地鱗模様
江戸時代・18世紀 東京国立博物館蔵
正三角形を繋げた鱗模様の能装束。『道成寺』では、恋する山伏への執念のあまりに大蛇と化した娘の怨霊が鬼女の姿となって着用します。
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摺箔 白地鱗模様
◆お正月を祝う作品
当館所蔵の名品や、お正月を寿ぐ吉祥作品などを展示します。
国宝 松林図屏風
長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀 東京国立博物館蔵
2025年1月2日(木)~13日(月・祝) 本館2室(国宝室)で展示
お正月恒例の特別公開。松林という日本の伝統的なモチーフを、中国絵画から学んだ水墨表現によって描き出しています。湿った大気を感じさせる墨一色の松林が広がります。
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国宝 松林図屏風(左隻)
名所江戸百景・するがてふ
歌川広重筆 江戸時代・安政3年(1856) 東京国立博物館蔵
2025年1月2日(木)~2月2日(日) 本館10室で展示
「名所江戸百景」は、広重最大の名所揃いものです。描かれている越後屋は、現在の日本橋三越と、三井記念美術館のある三井本館です。
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名所江戸百景・するがてふ
国宝 太刀 長船景光(号 小龍景光)
長船景光 鎌倉時代・元亨2年(1322) 東京国立博物館蔵
2025年1月2日(木)~3月16日(日) 本館13室で展示
長船景光の代表作で、刀身にある龍の彫刻が名前の由来です。
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国宝 太刀 長船景光(号 小龍景光)
◆イベント情報
●催し物
2025年1月2日(木)・3日(金) 本館前ステージ
和太鼓 湯島天神白梅太鼓
獅子舞 葛西囃子中村社中
吟剣詩舞 正義流詩舞同好会・神刀無念凱山流
※実施時間は決まり次第、当館ウェブサイトにてお知らせします
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過去の和太鼓イベントの様子
●いけばな
2025年1月2日(木)~13日(月・祝) 正門、本館玄関、本館大階段
池坊・蔵重伸氏
●TNM & TOPPANミュージアムシアターよりプレゼント 2025年1月2日(木)・3日(金)
VR作品『国宝 松林図屏風―乱世を生きた絵師・等伯―』を鑑賞された方に、次回以降お使いいただける鑑賞チケット引換券(有効期限:2025年1月4日〈土〉~6月29日〈日〉)をプレゼントします。
※鑑賞には別途料金および当日の予約が必要です。
●ミュージアムショップよりプレゼント 2025年1月2日(木)・3日(金)
当館の全ミュージアムショップで合計5,000円(税込)以上お買い上げのお客様に、「玄圃瑶華卓上カレンダー」をプレゼントします(両日ともになくなり次第終了。当館の全ミュージアムショップでのお買い物が対象、引き渡しは本館ミュージアムショップでのみ対応)。
●美術図書バーゲンセール 2025年1月2日(木)・3日(金)
本館ミュージアムショップのみ対象です。
●ホテルオークラレストラン ゆりの木で割引 2025年1月2日(木)・3日(金)
ゆりの木で6,000円(税込)以上ご利用のお客様は、お会計から10%割引します。
●寛永寺根本中堂特別参拝 2025年1月2日(木)・3日(金) 10時00分~15時00分
根本中堂を公開します。
その他、最新情報は下記、東京国立博物館ウェブサイトをご覧ください。
ウェブサイト: https://www.tnm.jp/
【来館案内】
開館時間:9時30分~17時 毎週金・土曜日および2025年1月12日(日)は20時まで
※入館は閉館の30分前まで
※特別展の開館時間は、各特別展ウェブサイト等にてご確認ください
休館日 :月曜日、1月1日(水・祝)、1月14日(火)
※1月13日(月・祝)は開館
観覧料 :(総合文化展)一般1,000円、大学生500円
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。
入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
※障がい者とその介護者1名は無料。
入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
※特別展、有料イベント等は別途料金が必要です。
交通 :JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分
東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分