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Centeシリアル・セキュア通信プロトコルスタックの提供を開始 ~Cente×Futaba無線ソリューションをリリース~


DMG MORI Digital株式会社は、双葉電子工業株式会社の長距離無線モジュール「FEP-01」を活用し、セキュアな通信環境を提供する「シリアル・セキュア通信プロトコルスタック」の提供を開始しました。このプロトコルスタックは、急増するIoTニーズに対応し、セキュリティを強化することを目的としています。また、「Cente×Futaba無線ソリューション」も提供を開始し、カスタマイズ可能なIoT環境の構築を支援します。このソリューションにより、既製品では実現が難しかったニーズの高いセキュアで安定した長距離無線通信が可能になります。


図1. シリアル・セキュア通信プロトコルスタック概要


図2. シリアル・セキュア通信プロトコルスタック利用イメージ


図3. Cente×Futaba無線ソリューションイメージ

組込み開発ブランド「Cente」を提供しているDMG MORI Digital株式会社(本社:札幌市厚別区、代表取締役社長:鈴木 祐大、以下「DMG MORI Digital」)は、双葉電子工業株式会社(本社:千葉県茂原市、代表取締役 社長執行役員:有馬 資明、以下「双葉電子工業」)の920MHz帯長距離無線モジュール「FEP-01」(※1)での通信をセキュア化させる「シリアル・セキュア通信プロトコルスタック」の提供を開始します。

詳細: https://www.cente.jp/product/cente-solution/wireless-solution/

昨今のIoT需要の拡大に伴って、長距離無線(LPWA)のニーズが高まっています。加えて、ネットワークを介したデータ通信にはセキュリティ対策は欠かせない状況になっており、シリアル通信においてもセキュリティリスクの脅威は見過ごせないものとなっています。
この市場要求に応えるため、双葉電子工業が得意とする信頼性が高く到達距離の長い産業用無線と、Centeが得意とするセキュリティプロトコルを組み合わせ、セキュアで安定した長距離無線環境の実現を可能とした「シリアル・セキュア通信プロトコルスタック」の提供を開始します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/415269/LL_img_415269_1.png
図1. シリアル・セキュア通信プロトコルスタック概要
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/415269/LL_img_415269_2.png
図2. シリアル・セキュア通信プロトコルスタック利用イメージ

また、これに合わせて双葉電子工業の長距離無線を中心としたハードウェア及びソフトウェアのカスタマイズを可能とする「Cente×Futaba無線ソリューション」をDMG MORI DigitalとNXTech株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松場 清志、以下「NXTech」)が提供するCenteから販売を開始します。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/415269/LL_img_415269_3.png
図3. Cente×Futaba無線ソリューションイメージ

前述のシリアル・セキュア通信プロトコルスタックを含め、Cente×Futabaのソフトウェア及びハードウェアを組み合わせることにより、これまでの既製品による環境構築では実現が難しかった、お客さまの利用環境やニーズに合わせたIoT環境の構築が可能になります。Cente×Futaba無線ソリューションでご用意したソフトウェアを自社製品に組込むことも可能ですので、オリジナル製品の開発を簡単かつスムーズに実現できます。

「シリアル・セキュア通信プロトコルスタック」および「Cente×Futaba無線ソリューション」の詳細につきましては、こちらをご覧ください。
https://www.cente.jp/product/cente-solution/wireless-solution/


■Centeについて
Centeは、DMG MORI Digital とNXTechが提供する、組込みマイコンが搭載された様々な電子制御機器・情報通信機器などを開発する機器メーカー・開発技術者向けの組込みミドルウェアブランドです。高度な技術や信頼性を必要とする組込み開発現場で培われた多くのノウハウを「機能モジュール」として切り出し、多くのプラットフォームで動作できるようにパッケージングしたミドルウェアを提供しています。発売開始以来、今までに約1,000プロジェクト、3,000ライセンス以上を出荷し、様々な電子機器で動作しています。


■双葉電子工業株式会社について
双葉電子工業は、1948年に真空管の製造・販売会社として設立され、ラジオ受信用の真空管など、多くの真空管の製造実績を有します。1962年には、ホビー用ラジコンの送信機・受信機の製造および販売を開始。その中で培った技術や経験をもとに、独自の無線回路技術を確立、これを産業無線に応用し2.4GHz帯及び920MHz帯の無線の「FEPシリーズ」を展開しています。
双葉電子工業の詳細は、 https://www.futaba.co.jp/ をご覧ください。


■NXTech株式会社について
NXTech株式会社は、組込み開発に必要なデバッガ、コンパイラなどの開発ツール、リアルタイムOSやミドルウェア、デバイスドライバの提供を行う組込み事業と、ICTサービス事業、エンジニアリングサービス事業を行う企業です。長年にわたる組込みツール事業、ミドルウェア事業を通じて国内600社以上の取引実績を有し、機器メーカー、開発ベンダーのお客様にワンストップでサービスを提供しています。
NXTechの詳細は、 https://nxtech.co.jp/ をご覧ください。


■DMG MORI Digital株式会社について
DMG MORI Digitalは1980年、北海道大学発のベンチャー企業「株式会社ビー・ユー・ジー」として札幌に設立されました。2008年10月には株式会社森精機製作所(現 DMG森精機株式会社)と資本・業務提携を行い、2023年1月には「DMG MORI Digital株式会社」に社名を変更、「Cente」など組込み通信機器や工作機械制御技術の研究・開発を中心に事業を展開しています。
DMG MORI Digitalの詳細は、 https://www.dmgmori-digital.co.jp/ をご覧ください。



※1) FEP-01 https://www.futaba.co.jp/product/industry/industry_module/fep01
※2) FEP-06 https://www.futaba.co.jp/product/industry/gateway/fep06
※3) FEP-08 https://www.futaba.co.jp/product/industry/industry_module/fep08
※ 記載の会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
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