株式会社U-LABO(本社:東京都新宿区)は2024年9月3日(火)に、代表・小泉涼輔のインタビューを公開しました。今年3月に設立した英語学習プログラム「U-LABO BRIDGE」への思いや、実施している具体的な勉強法について語っています。「偏差値28」からカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に進学した、代表自らの経験が生かされています。
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【「U-LABO BRIDGE」の事業を始めた経緯】
弊社はかねてより、日本の学生が、カリフォルニア大学(UC)を中心とするアメリカの大学へ進学するのをサポートしてきました。アメリカの名門大学を目指すうえで、「英語の習得」は、切っても切れない非常に重要なものです。
留学を目指す内部生(U-LABOが支援する学生)に行っていた英語指導が、「ものすごく効果がある」と高評価を得ていました。そこから、内部だけのものにするのではなく、英語に悩みを抱えた外部の方にも広げていきました。これが「U-LABO BRIDGE」という事業の元です。
U-LABO BRIDGEでは、英検/TOEFL/IELTS/SAT/ACTといった英語試験対策のほか、海外大学入試で重要な、課外活動に関する指導も受けられます。「偏差値28から世界トップ大学(UCLA)への進学を実現」というのが、代表自身の決まり文句みたいなものです。これを実現した自分の体験をベースに、科学的な裏付けやノウハウを加え、より多くの人が利用できる勉強方法を実践しています。実際に中学生や高校生から既卒生・大学生まで、また日本の学生だけでなく、アメリカの大学や高校に通っている学生も利用しています。
【「U-LABO BRIDGE」という事業に込めた思い】
強くあったのは、アメリカなど海外に行く際は、きちんと英語の基礎力や学習習慣を付けてからでなくてはならないという思いです。一昔前はTOEFL IBT など、日本人にとって割とハードな試験が留学要件として課されていました。しかし最近は、比較的スコアの取りやすい試験をクリアすれば良いとされています。そうすると、本当の意味での英語力が付いていないのに、海外大学へ進学できてしまう。
英語力とともに、「学習習慣」を付けることもとても重要です。学生のうちは結果を出すことより、コツコツと努力することの方が大切。地道に努力して継続することで、結果として英語力向上につながると考えます。
これまで、英語力や学習習慣を付けないまま海外に行き、結局はうまくやっていけない学生を見てきました。アメリカの大学の授業は、予習をしっかりし、授業で教授らとディスカッションして、理解を深めていく形です。学習習慣がないと予習・復習をせず、さらに授業が英語であるため、どんどん取り残されてしまいます。英語ができないと友達関係も築けず、自己評価がどんどん低くなり、心が不安定になっていきます。私はそういう学生を止めたい。
「U-LABO BRIDGE」では学生の覚悟も見ています。「ここでの学びに耐えられないなら、留学するべきではない」とよく言っています。厳しいようですが、留学に行く覚悟や英語力、学習習慣を身に着けてほしいのです。
そもそも、留学して「本気で自分と向き合いたい」という学生のみを受け入れるようにしています。この方針は保護者にも共感いただいていて、決して安くはない留学費用を払うに値するのか、学生たちの本気度を見極める場にもなっています。今の時代の風潮に反するかもしれませんが、こういう厳しく覚悟を問う場があってもいいのではないかと思います。
【「自身の経験を踏まえた勉強法」の具体的な内容とは?】
1. まずは基礎=単語力
英語の基礎力とは、私は「単語力」だと考えています。長いセンテンスも結局は一つ一つの単語の組み合わせで、単語がわからないと読み始めることもできない。また、文法は単語と単語をくっつける接着剤のようなものです。単語を学び、文法、そして読解とステップバイステップでやっていくのが良いと思っています。
しかし単語力というものは、学校の授業などで疎かにされがちです。「単語だけ」学ぶ授業はなかなかないですよね。「U-LABO BRIDGE」では単語を学ぶ方法として、まずは単語帳を使うようにしています。英語を見て、瞬時に日本語に変換する学習に力を注いでもらう。例えば1900単語を覚えると、自然と忍耐力や記憶力も鍛えられます。
単語力の向上は、留学後の授業に付いていけるかどうかの重要な鍵となります。単語力がなければ、ネイティブの授業に付いていくのは困難です。しかし単語力があれば徐々に「これ聞いたことがあるぞ」となってくる。なので海外大学に行くときは、まず基礎力となる単語を学んで、そこから応用力である4技能に発展させるのが良いと思います。単語力とそれを応用した4技能を日本で得ていれば、アカデミックな大学でも十分に対応できると思います。
2. 「やった気」を防ぐ
(自身もそうだったが)勉強が苦手な人は往々にして、参考書を買いこんだり、マーカーで印をたくさんつけたりして「やった気」になっていると思います。「U-LABO BRIDGE」の場合、「500単語覚える」と目標設定をしたら、それぞれが自習時間にしっかりノルマ達成に向け努力し、テストで出来を確認する形をとっています。自分が勉強しないと「何も始まらない」のです。こうして「やった気」になるのを防ぎます。
3. 面談で「何をするか」方向づけ
ほかに利用者のメリットとしては、「何をやればいいのか」を指導してくれるところです。例えばTOEFLで60点取るためには、「どの教材を」「どの順番でやっていくべきか」などを、コーチから面談で伝えます。世の中にあふれる情報(参考書や学習動画)の中から、まずは「これ」という選択をし、集中できます。
情報をただ知っただけではなかなか実践できないので、週1回の面談を通じて、アドバイスをこまめに受けられるようになっています。最初の面談では、勉強時間として使える「時間の洗い出し」をし、今の使い方をどういうふうに変えていくか話をします。そしてその時間数に応じた勉強量を渡しています。
4. 見られる緊張感
学生にとっては「コーチが見ている」ことも、緊張感を保つため重要だと思います。「来週までにここまでやらないと」とわかってはいても、なかなか自分一人だとできない。コーチという存在がいれば、「これをやらないと怒られる」という思いに駆られ、一つの良いプレッシャーになる。我々は結構プレッシャーを与えます。面談のときはもちろん、自主学習のときも、しっかり自分で学習時間を計測していくようにしています。
学習時間計測のために、「自習管理アプリ」を導入しています。どれくらい勉強できているか、アプリを使って計測するのです。ちなみに「アプリ上で勉強しているように装い、実際は机に向かっていない」という嘘は、AIを使ってばれる仕組みになっています。もし十分な勉強時間を確保しているにも関わらず結果が伴わない場合は、勉強のやり方自体をどう変えるかアドバイスしています。
【本当に、英語力がゼロでも海外大学を目指せるのか】
「ミソ」だと思っている話なのですが、そもそも「勉強ができない人」がどうして勉強しないのか。おそらく勉強嫌いな人でも、人生で一度は「やってみよう」と勉強を頑張ったことがあると思うのです。ただ学校の勉強をしっかりやったとしても、なかなか模試などで良い点数には結びつかない。なぜかうまくいかないから勉強嫌いになる…という流れが多いのではないかと思います。実際、私もそうでした。
これは「テストの裏切り」だと思っていて、勉強したことがきちんと結果につながらないことが一番の問題です。ですので「U-LABO BRIDGE」はただ厳しい塾というわけではなく、「まず勉強を好きになってもらう」のが大切だと考えています。やっていることは単語を覚えて、それがそのままテストに出るというだけです。やったことが点数につながり、学生たちがちょっとした成功体験を積んでいくことになります。
どんどん刺激を得られる「SNS」や、自分の投資が結果(お金)につながる「ギャンブル」にハマる人は多いですよね。この心理を勉強の方へ向けられたらどうか。勉強も「やればやるほど結果が出るものだ」と認識させると、どんどん勉強することにハマっていく。そうなるような仕組みを「U-LABO BRIDGE」ではとっているのです。
【ほかにも隠れている、やる気を上げ「勉強したくなる」仕掛け】
「Cognitive Learning Theory(学習を改善するには、認知を改善する必要がある)」というものがあり、人間の脳は、新しいことを7~8個しか処理できないという研究結果が出ています。短期記憶という「新しいこと」はそれだけで処理するのに大変。一方で長期記憶という「もうすでに自分に染み付いた能力」は、何も考えず無意識に発揮できます。
リーディング、スピーキング、リスニングにおいて、一気に新しく難しい単語が投げかけられ、それを紐解いて何を伝えたいかとさらに難しい問いを出されると、英語が身に着いていない人は「パンク状態」になると思います。私たちが「まず単語」とする理由は、単語を長期記憶化して、何も考えずとも、見た瞬間に意味がわかる状態に持っていくため。そうすることで、新しい長い文章を読み聞きするときにも対応できるのです。長文が読めたり、聞けたりすると、もっと勉強したいというモチベーションにもなるのではないでしょうか。
加えてこのセオリーで重要だとされているのは、「できるだけシンプルに」学習することです。リーディングやリスニングなどでいきなり複雑なことをやろうとすると、集中力は続かないし、面白くもない。なので、できるだけシンプルに「英単語と日本語を結びつけて覚える」ところからスタートすると良いと思っています。「勉強嫌い」「勉強習慣がない」という状態からやる気を上げるため、このような理論に基づいています。
【海外大学の入試で実績を評価される、課外活動に関するサポート】
アクティブラーニング(課外活動)は、自分が本当にやりたいことでないと、本当の力は出ないと思います。ですので、「やりたいこと」を見つけていくサポートに取り組んでいます。「やりたいこと」を、最終的にどう生かして周りの人に貢献していくか、といったところも一緒に考えます。ただ先ほど話したように「基礎力」を重視しているので、基礎力をしっかり養ったうえで「やりたいことをやる」という、バランスを取るようにしています。
【改めて、「U-LABO BRIDGE」に興味がある人へ】
海外大学だからといって、すごく特別な能力が必要なわけではありません。ただ日本で事前に、しっかり単語やリスニング、リーディングをインプットすることは必要だと考えます。海外では、スピーキング力やアカデミックな専門的スキルを磨くことに専念するべきだからです。
留学する人の中には、海外大学でこれらすべてのことをしようとする人もいると思いますが、それは難しい。今日本でできることは、やったうえで行くことが大切です。海外大学へ行きたい人たちは、「ただ行ってみたい」だけではなく、そこで成し遂げたい何かがあると思います。それを実現するためにも、「U-LABO BRIDGE」で高い基礎力を身に着けませんか。私たちが、「ここまでやれば大丈夫」というレベルにしっかりと引き上げます。
U-LABO BRIDGEを詳しく知る : https://ulabo.org/ubridge/
■海外大学に留学したいという夢を叶える、U-LABO
U-LABOはあらゆる学生のための「海外大学進学予備校」として、1人1人に合った、多彩な受験プログラムを用意しています。「海外大学に興味はあるけど、英語力なんてないし…」と諦めている方には「U-LABO BRIDGE」がおすすめ。英語力ゼロの人であっても、海外で通用する力を身に着けられるよう、独自の学習法でサポートします。
【株式会社U-LABOについて】
本社:東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル6F
代表取締役CEO:小泉 涼輔
URL:https://ulabo.org
事業内容:
教育事業
・各種海外留学・編入プログラム
・チューターリングサポート
人材育成
・キャリアサポート
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
e-mail:marketing@ulabo.org