第22回日本通所ケア研究大会
株式会社QOLサービス代表取締役 妹尾 弘幸
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/409359/LL_img_409359_1.png
第22回日本通所ケア研究大会
1. 開催のねらい
2024年度の介護報酬改定は、診療報酬・障害福祉サービス等報酬改定とのトリプル同時改定でしたが、実質の赤字改定。さらに、人手不足・人件費高騰・円安・コスト増加等の影響も相まって、赤字事業所が激増しており、倒産件数も過去最多となっています。
それでも私たち介護事業者は、ご利用者に介護サービスを届け続けるため、将来の介護インフラを守るために、何としても生き残らなければなりません。
今後、今以上に介護職員は想像を絶する人手不足状態になります。既に始まっていますが、訪問介護や夜間の介護は崩壊していき、介護難民・ケアプラン難民が急増します。本来、今回の改定で介護職員の処遇改善は10%必要でしたが、2~2.5%に留まる微増であったため、他産業との賃金格差は開く一方となり、介護職員不足に拍車をかける状況となっています。
このような状況下で全ての介護事業者に求められることは、以下の(1)~(3)を実践することです。
(1)何とか時期改定までの2年間黒字運営していくこと
(2)良質な就業環境の整備に努め、現介護職員の離職を防ぐこと
(3)魅力的かつ効果的なアプローチで、採用件数を高めると同時に、介護業界への求職者も増やしていくこと
そして、今大会では「生き残れる事業所・法人」となるためのヒントが詰まった研修機会を多数ご用意させていただきました。一人でも多くの方にご参加いただき、将来の介護を共に守っていくための、事業所運営に繋がれば幸いです。
2. 開催概要
大会名称 : 第22回日本通所ケア研究大会(合同開催)第19回認知症ケアin福山 / 第1回総合事業・ケアマネ研修大会
テーマ : 通所系サービスのこれからを考える~岐路に立つ介護保険サービス~
主催 : 日本通所ケア研究会/福山認知症ケア研究会
共催 : NPO法人日本介護福祉教育研修機構
大会長 : 妹尾 弘幸(株式会社QOLサービス代表取締役、
月刊デイ編集長、総合介護施設ありがとう総施設長)
会期 : 2024年11月1日(金)・2日(土)・3日(日)
参加方法 : 会場参加
予定参加者: 1,000名(毎年全国から約1,000名参加)
開催地 : 広島県民文化センターふくやま
〒720-0065 広島県福山市東桜町1-21 8階
参加費 : 【本大会】
「一般」20,000円(税込み) 「月刊デイ年間購読者」16,500円(税込み)
【サンセットプレセミナー】
「本大会参加者」無料 「本大会参会者以外」5,500円(税込み)
【施設見学ツアー】
「本大会参加者」8,000円(税・バス代込み)
「本大会参会者以外」28,000円(税・バス代込み)
その他 : 日本認知症ケア学会単位認定講座(認知症ケア専門士単位:3単位)
大会HP : https://tsuusho.com/conference/
事務局HP : https://www.tsuusho.com/
3. メディアで広報する意味・意義
現状課題
(1)介護崩壊の発生
2026年度介護職員必要数240万人に対して、現在約215万人と▲10%で不足しており、現推移のまま進捗すると2人に1人しか介護が受けられなくなる。
(2)介護事業所の倒産件数過去最高水準
2024年1月から5月の介護事業者倒産が、累計72件と過去最高に達し、人手不足や物価高に追いつかない実態が示されている。
メディアで報道することで
(1) 人材確保・定着に関する具体的な取り組み内容を学び実践することで、業界課題の改善に繋がる
(2) 黒字運営・安定稼働に関する具体的な取り組み内容を学び実践することで、業界課題の改善に繋がる
(3) 業界課題の改善により、次期報酬改定までの倒産件数の水準を低下させる
4. 大会プログラム
市民公開講座1 :認知症の人の理解を深める!認知症と共に生きる
市民公開講座2 :介護先進都市福山の介護を知る!
認知症講演1 :認知症の人が地域で住み続けるを支える工夫
認知症ケアセミナー1 :なぜ、認知症の人は帰りたがるのか
認知症ケアセミナー2 :虐待ゼロを実現するために!不適切ケアから考える悪いケアって何!?
認知症ケアセミナー3 :BPSDから考える認知症ケア
認知症ケアセミナー4 :解決!認知症ケアの現場での困りごと
実技分科会1 :五感を活用し、対象者の思いや存在に近づく!スピリチュアル・ケアとしてのコミュニケーション法
実技分科会2 :看護師がおさえておきたい口腔ケアの基本と実践
実技分科会3 :認知症の人が継続して取り組むことができるリハ・機能訓練・アクティビティ
実技分科会4 :デイの生活相談員の役割 アセスメント能力の向上と活用の具体例
実技分科会5 :基本技術 マンパワーが少なくても可能なアプローチ
実技分科会6 :職員のやる気を出させる10の方法
実技分科会7 :誤嚥リスクの軽減で快適に過ごしてもらうために
実技分科会8 :リハ職がいなくても効果が出せる 機能訓練・リハビリ技術(1)~心身機能~
実技分科会9 :地域で活躍する! 超高齢化社会に求められるフレイルトレーニング
実技分科会10 :リハ職がいなくても効果が出せる 機能訓練・リハビリ技術(1)~活動と参加~
運営セミナー1 :きちんと職員教育できていますか?
運営セミナー2 :ケアにかかわる時間を増やす!目指せ!真の生産性向上ICT・IOTの有効活用最前線!
運営セミナー3 :加速する労働人口の減少に備えよう!真の効果が出せる人材確保術
運営セミナー4 :デイに求められる「活動」と「参加」を意識した ICFの視点を活用したプログラムの最考
運営セミナー5 :カスハラ対応!利用者・家族トラブルを回避!管理者・リーダーが実践するべき対処法
運営セミナー6 :サービスの質と安定した稼働につながる!利用者の“声”の聞き方・生かし方
サンセットプレセミナー1:報酬改定後の課題共有でデイの収支改善
サンセットプレセミナー2:「お金をかけなきゃ採用できない…」は真っ赤な嘘 人材不足時代における採用力アップの取り組み
人材を呼び込む採用のヒント
サンセットプレセミナー3:職員の加算算定の「どうしようかな~」の迷いを吹っ飛ばす 自信を持って取り組む運営指導対策
特別講演1 :介護環境の変化とデイへの影響 生き残るデイになる為に
特別講演2 :デイの生き残り戦略 ~新総合事業、制度改定、報酬改定など~
シンポジウム1 :黒字デイはどう運営しているのか ・人材育成、確保 ・人気のあるプログラム ・利用者獲得 ・増収、増益
シンポジウム2 :今のままでいいの!? どうするこれからデイ運営
シンポジウム3 :デイの加算算定の工夫(職員の算定意欲向上/効率的算定のために)
情報交換会1 :事業所運営の工夫
情報交換会2 :ケアの工夫 身近なものを活用したADL・IADLケア
情報交換会3 :要支援の方への生活機能向上グループ活動加算 プログラムの実例
施設見学バスツアー
福山市内4つの人気のデイを見学します
一般演題発表 :全国各地の取り組み
※講師等プログラム詳細についてはパンフレットをご参照ください
https://tsuusho.com/conference/image/pumph.pdf
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/409359/LL_img_409359_2.png
株式会社QOLサービス代表取締役 妹尾 弘幸
■代表者の経歴(妹尾 弘幸)
1961年9月21日生まれ、東京都出身。
川崎リハビリテーション学院を卒業後、救急病院、県立病院などで理学療法士として勤務する傍ら、介護福祉士養成校などの非常勤講師を務める。1998年に理学療法士勤務と共に有限会社QOLサービス(現、QOLサービス)を設立。現在は、株式会社QOLサービスの代表取締役として「月刊デイ」をはじめとする書籍出版、各種養成講座や全国規模の研修会の開催、広島県福山市で約20指定の介護事業所を運営している。
■事業詳細
(1)書籍の出版、販売
(2)高齢者・身体障害者の介護に関する講演会・研究会の企画および運営
(3)介護職員養成研修講座の開催
(4)職員紹介事業の運営
(5)介護保険法に基づく、訪問看護・訪問介護・
定期巡回随時対応型訪問介護看護・訪問リハビリテーション・
通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護・
共生型小規模多機能型居宅介護・看護小規模多機能型居宅介護・
短期入所生活介護・認知症対応型共同生活介護・居宅介護支援事業の運営
(6)介護予防事業・介護予防給付事業の運営
(7)サービス付き高齢者住宅の運営
(8)賃貸住宅の運営
(9)企業主導型保育事業所の運営 等
■沿革
1998年4月 :有限会社QOLサービス 設立
2001年1月 :月刊デイ創刊
2003年9月 :日本通所ケア研究会設立
2004年1月 :グループホームありがとう オープン
ありがとうデイサービス オープン
ありがとう介護支援ステーション オープン
2004年2月 :第1回日本通所ケア研究大会 開催スタート
2004年5月 :ありがとうホームヘルパー2級養成講座 開講
2004年11月:第1回認知症ケア研修大会開催スタート
2005年4月 :多機能リハビリセンターありがとう オープン
2006年6月 :季刊誌「グループホームと地域ケアホーム」創刊
2006年9月 :株式会社QOLサービスへ名称変更
2007年2月 :介護素材サイト「介護の宝箱」開始
2007年6月 :福祉用具専門相談員 開講
2007年7月 :ありがとうデイサービス(移設) オープン
ありがとうデイの家 オープン
ありがとう地域ケアホーム小規模多機能居宅介護 オープン
2008年6月 :有料職業紹介事業 開始
ケアレク専門士養成講座 開講
通所ケア専門士養成講座 開講
2008年10月:ありがとう春日デイサービス オープン
2009年2月 :ありがとう神辺川北デイサービス オープン
2009年5月 :ありがとうビューティデイサービス オープン
ありがとうミラクルデイサービス オープン
2011年7月 :隔月誌「デイの経営と運営」創刊
2011年11月:第1回地域密着ケア研修会 開催
2012年6月 :ありがとうサービス付き高齢者住宅 グラシアス オープン
ありがとう総合訪問センター オープン
中重度対応デイ ありがとうメディケアデイサービス オープン
2012年7月 :複合型サービスありがとういいね オープン
2013年4月 :ありがとうサービス付き高齢者向け住宅アネックス オープン
2014年1月 :ありがとう介護事業所 設立10周年
2016年11月:第15回日本通所ケア研究大会(市民公開講座開催)
2017年4月 :ありがとうリハビリハウス オープン
ありがとうリハビリショート オープン
事業所内保育「ありがとう保育園」オープン
2017年5月 :隔月誌「ケアレク」創刊
2017年7月 :季刊誌「リハージュ」創刊
2017年10月:ありがとうグループホーム リビングオブザイヤー2017最優秀賞受賞
2018年4月 :株式会社QOLサービス20周年
福山市初 基準緩和型介護予防事業所(委託型)を開設
2019年1月 :ありがとう介護事業所 設立15周年
2019年3月 :隔月誌「ケアレク」から「レクの達人」に改題
2019年4月 :ありがとう脳疾患リハビリデイサービス開設
2019年5月 :総合訪問センター(訪問介護・訪問看護)移転
看護小規模多機能型居宅介護ありがとういいね移転
ケアプランセンター移転
福山市初!共生型小規模多機能型居宅介護サービスありがとういいねサテライト開設
ありがとう共生ホーム開設
隔月誌「デイと介護の経営と運営」から「デイサービスの管理者&リーダー」に改題
2019年6月 :季刊誌「リハージュ」がムック本にリニューアル
2022年4月 :総合リハビリケアセンターアクティブワンをオープン
2024年6月 :ありがとうシェアハウスをオープン
■各種WEBサイト
大会公式ホームページ
https://tsuusho.com/conference/
日本通所ケア研究会事務局ホームページ
https://www.tsuusho.com/
コーポレートサイト
https://www.qolservice.co.jp/