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2024年8月16日
英国の海洋・オフショア船への技術開発の先進企業として業界を牽引するKvasir グループは、2024年8月、イングランド北部のノース・ヨークシャー州、ミドルズブラにある UK Docks Teesside で、英国海軍唯一の砕氷船「HMS プロテクター」に氷荷重監視システムの施工の際に Roxtec TB (タンク境界) シールを採用したことを明らかにしました。弊社の 水密性と気密性において顧客が求める要求は高く、この製品は唯一条件を満たせる船級協会に認証済みのシーリングソリューションです。
同グループのUK Docks Marine Services North 社は、2019 年 4 月以来、海軍の艦艇を長期的にサポートしており、艦艇「HMS プロテクター」は、英国の任務を担って南極で厳しい業務に従事しています。 UK Docks Teesside で改造・更新工事を行う際、UK Docks は Kvasir グループを指名しました。
「タンク境界の壁に、一本から複数本のセンサーケーブルを貫通させる必要がありました」と、 Kvasir グループ の Jeff Clark 氏 (オペレーション・ディレクター) は導入の経緯についてコメントしています。 また「Roxtec は、タンク境界に適した性能認証を受けているシールとスリーブで手助けしてくれました。シール処理に使う芯棒も特注で制作してくれました」とも加えて説明しています。
Kvasir グループと電線貫通部シーリングの専門家である Roxtec の間には、長年にわたる緊密な関係があります。 今回は新しい設備の施工で、技術的な要件も新規制があったことから、Kvasir グループは長年のパートナーに相談したところ、 Roxtec UK が素早く対応し、スウェーデン本社の技術チームと営業サポートチームが解決策を提案が可能となりました。
修繕工事後の品質保証もケア
Kvasir グループが当製品を選んだ経緯は、 Roxtec TB シールと Roxtec SL TB スリーブがセットになったソリューションでした。主な理由は、用途とシール性能において認証を受けていた点にあります。 このシールは、センサーケーブル 1 本の開口部、センサーケーブル 2 本の開口部、センサーケーブル 6 本の開口部に使用されており。 ケーブル外径は全て 9.6 mm でした。 Roxtec の担当者は、ケーブル貫通部シールの施工後に目視点検を行い、品質と安全性を確認し、さらに裏付けとなる情報を当該船舶を監督する船級協会である DNV と共有しました。
Roxtec が選ばれる理由は以下の通りです
高い圧力がかかる用途で認証済み
タンク境界での使用が認証済み
修繕・更新工事に適したシーリングソリューション
特注対応ができるサービスとサポート
ケーブル貫通部シール施工後の品質検査