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酒醸造復活して1年でミラノ酒チャレンジプラチナ賞・シルバー賞W受賞!奇跡の酒蔵復活プロジェクト 只今推進中



世嬉の一酒造のスタッフたち


ミラノ酒チャレンジ2024


特別純米酒 世嬉の一


スパークリング清酒

岩手県一関市にある老舗酒蔵 世嬉の一酒造株式会社(せきのいちしゅぞう、所在地:岩手県一関市、代表取締役社長:佐藤 航)は、このたび、イタリアミラノで開催された、「ミラノ酒チャレンジ2024」において、純米酒部門で『純米酒 世嬉の一』が、プレミアム賞受賞および、『スパークリング世嬉の一』がシルバー賞を受賞したのでご報告いたします。
41年ぶりの清酒製造の復活(2023年10月)から1年たたずの世界での受賞にスタッフ一同おどろきと、嬉しさと今後益々清酒製造に力を入れていこうと思います。尚、今後も世嬉の一酒造は、清酒製造による地酒の復活を強固なものとして実行していこうと思います。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/405957/LL_img_405957_1.jpg
世嬉の一酒造のスタッフたち

【ミラノ酒チャレンジとは】
https://milanosakechallenge.com/
「MILANO SAKE CHALLENGE」は、イタリア・ミラノで2019年より開催している日本酒品評会です。目的は、イタリア料理とのペアリングの可能性や魅力をアピールするため、もう一つは、この数年間で日本酒をはじめとする日本のお酒についての認知が高まりつつあるイタリアの人々に、その多様性や奥深さ、そして日本酒にまつわる日本の文化や慣習を知ってもらうためです。
品評会では、イタリア人の酒ソムリエによる「酒テイスティング審査」、シェフやスペシャル食材パートナーによるイタリアの食材や料理との「フードペアリング審査」、著名デザイナーによる「デザイン審査」の3つのカテゴリーで審査が行われます。


【受賞したお酒】

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/405957/LL_img_405957_2.jpg
ミラノ酒チャレンジ2024

【プラチナ賞 特別純米酒 世嬉の一(兼 サン・ダニエーレ生ハム特別賞 スネ部門)】

純米酒世嬉の一は、世嬉の一ブランドのオーソドックスな純米酒。料理に合うように設計しています。酒米は特約農家で製造してもらっている五百万石を使用。すっきりとして飲みやすいですが、香り豊かなお酒であることが特徴です。

商品名 :特別純米酒 世嬉の一
酒米 :五百万石
精米歩合 :60%
酵母 :ゆうこの想い
麹 :黎明平泉
アルコール度数:15度以上16度未満
日本酒度 :+1
商品価格 :720ml 2,000円(税込)


【シルバー賞 スパークリング世嬉の一】
タンク内二次発酵をするという清酒業界で画期的な手法で醸造しているスパークリング清酒(ビール醸造の技術と設備を活かしています)甘すぎず、すっきりとして飲みやすいそしてしっかりとした自然の炭酸のあるスパークリング純米酒です。

商品名 :スパークリング 世嬉の一
酒米 :いわてっこ(岩手県産)
精米歩合 :60%
酵母 :ゆうこの想い
麹 :黎明平泉
アルコール度数:13度以上14度未満
日本酒度 :-9
商品価格 :720ml 2,200円(税込)


【世嬉の一酒造の復活蔵の特徴】
世嬉の一酒造は、1982年に二代目佐藤正の急逝により、倒産の危機に直面し、三代目が会社存続のため、清酒醸造を共同醸造(他社に製造してもらう)に切り替え、敷地内で郷土料理レストラン、酒の民族文化博物館、クラフトビール醸造などを行うことで、会社を存続しました。そして、四代目佐藤 航が、2022年に清酒の自社醸造復活に取り組み、2022年11月に清酒工場を敷地内に設置し、醸造を再開、2023年10月に41年ぶりに自社醸造の清酒を発売し始めました。
四代目佐藤 航は、もともとクラフトビールの醸造士だったため、清酒工場も清酒醸造の良い部分とビール醸造の設備の良い部分を合わせたハイブリットな工場にしました。そのため、温度、酸素、圧力などを管理でき、衛生的で新しい醸造を365日醸造できるようにしています。
特に、スパークリングは、タンク内で二次発酵させ、ろ過しボトリングできるため、新しいスパークリング清酒が醸造できます。
現在、四代目が杜氏になり、基本一人蔵人として醸造を行っています。手が足りないときは、ビール部門のスタッフや事務所スタッフが手伝いにきて少人数で醸造している醸造所です。
一人醸造の様子(Instagram動画より)
https://www.instagram.com/sekinoichiiwatekurabeer/reels/


【世嬉の一酒造の清酒ブランド】
世嬉の一酒造は、2ブランド展開しております。
1つは、世嬉の一ブランドのお酒。現状の世嬉の一をリブランドし、より高品質のお酒の醸造を目指します。社名の由来の通り、国内だけでなく海外輸出も見越したブランドに育てようと思います。地域の人が世界に誇れるブランドにしたく醸造にも最新の注意を払っています。
2つ目は、「横屋」当社の屋号からとったお酒です。
地域内で主に飲んでいただきたいという想いから、お取引する酒販店様は地元限定(岩手県内)とし、リーズナブルな価格でご提供するお酒として誕生します。リーズナブルといいつつも、醸造は大吟醸並みの醸造を行いしっかりとした品質のお酒をおつくりします。


【世嬉の一酒造の会社概要】
社名 : 世嬉の一酒造株式会社
代表者: 代表取締役社長 佐藤 航(さとうわたる)
所在地: 〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42
URL : http://www.sekinoichi.co.jp/
社員数: 17名

大正7年に岩手県一関市に創業した老舗の造り酒屋。
社名は、閑院の宮様が当社に訪れた際に、「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りをしなさい」ということで「世嬉の一」と命名されました。
当社は、1982年に当時の社長が急逝し、倒産の危機に陥り会社存続のため、清酒製造を他社に依頼していました。そして空いた蔵を郷土料理レストラン、酒の民族文化博物館、直売所などにし、経営を存続しました。
1995年に元米蔵を改築し、「いわて蔵ビール」のブランドでビール事業を立ち上げました。その品質は世界で評価され、ワールドビアカップやワールドビアアワードで多数受賞。現在、国内のビアバーだけでなく、世界(アメリカ、シンガポール、台湾)などからも引き合いのあるビールです。
2022年コロナ禍で酒の自社製造を決断、同11月に清酒工場を敷地内の蔵を改築して設置。
2023年10月に41年ぶりの自社製造の清酒を発売開始。現在、社長が一人杜氏・蔵人として醸造しています。
東日本大震災で蔵の倒壊など多大な被害、コロナによる経済的被害を受けましたが、多くの人の支援でその後蔵も復活し、現在も営業活動をおこなっています。
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