今回の開発はBIMシステムで作成したデータを配管くんのシステムに取り込む機能をサポート
現在の課題と開発後の効果
現在の配管くんのマッピングデータ
BIMデータと連携したときのデータ
■既存物件のデータ管理を革新する新しい機能登場
配管くんは配管内を自走し、映像や位置、サイズなどのデータを取得するロボットです。高性能カメラやジャイロセンサーを搭載し、配管内をカメラで撮影しながら走行経路をマッピングすることで、配管の位置や老朽化を見える化しています。一方、BIMは3次元の建物データとその属性情報を一元管理するデジタルソリューションで、設計から施工、維持管理までのあらゆる工程で活用されています。今回の開発では、配管くんで取得したデータとBIMシステムで作成された3次元CADデータを連携させ、既存物件において既存のCADデータと配管くんで取得した実際の配管データを重ね合わせることが可能になり、設備の図面データを整備しやすくなることが期待されます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/402266/LL_img_402266_1.jpg
今回の開発はBIMシステムで作成したデータを配管くんのシステムに取り込む機能をサポート
■BIM連携をすることでの変化
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/402266/LL_img_402266_2.jpg
現在の課題と開発後の効果
【現在の配管くんのマッピングデータ】
現在は配管ルートと映像のみのデータになっている
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/402266/LL_img_402266_3.jpg
現在の配管くんのマッピングデータ
【BIMデータと連携したときのデータ】
BIMのデータを取り込み、配管くんで取得した位置データと映像データを重ね合わせて表示することが可能になる
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/402266/LL_img_402266_4.jpg
BIMデータと連携したときのデータ
【底から見たイメージ図】
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/402266/LL_img_402266_5.jpg
底から見たイメージ図
■現場でとことん使えるロボット“配管くん”への進化
建設工事ではBIMシステムの活用がスタンダードになるため、既存のCADデータと配管くんのマッピングデータを連携させることにより、新しい建設工事にもキャッチアップできることが期待されます。また、これらのデータを重ね合わせることで設備の図面データが整備しやすくなり、特に改修工事においては有用な情報を提供することが可能になります。今後も更なる作業効率化を目指し、配管くんで作成した配管データをBIMシステムに落とし込む機能をサポートする予定となっております。当社はお客様に今まで以上に高品質なサービスを提供し、配管メンテナンスの新たな基準を確立していきます。
「配管くんシリーズ」
・パイプ探査ロボット「配管くん」I型
https://koeidreamworks.jp/service/robot/
・パイプ探査ロボット「配管くん」II型Aタイプ
https://koeidreamworks.jp/service/robot-two/
・パイプ探査ロボット「配管くん」II型Bタイプ
https://koeidreamworks.jp/service/robot-two-b/
・パイプ探査ロボット「配管くん」III型
https://koeidreamworks.jp/service/robot-three/
【会社概要】
会社名 : 株式会社弘栄ドリームワークス
所在地 : 〒990-2221 山形県山形市風間地蔵山下2068
代表者 : 代表取締役会長 船橋 吾一
設立 : 2019年11月27日
資本金 : 1億5,265万5,000円(2022年5月31日現在)
事業内容: 建設業プラットフォーム「何とかしたいを何とかします!」の運営
パイプ探査ロボット「配管くん」の開発と販売
AI漏水検知システム「音とりくん」の開発と販売
省エネルギーに関するコンサルティング業務
リース、レンタル業 他
URL : https://koeidreamworks.jp/