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生誕100周年記念、孤高の写真家 小島一郎の写真集をroshin booksから8月に出版 青森県立美術館では個展を開催



Solitude Standing カバー画像


収録作品1


収録作品2


収録作品3

今年、生誕100周年を迎える小島一郎(青森県出身1924 - 1964)の写真集を、roshin books(東京都中野区)が2024年8月に出版します。また、青森県立美術館では2024年7月6日(土)~9月29日(日)に、2回目の小島一郎の回顧展が開催されます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/400923/LL_img_400923_1.jpeg
Solitude Standing カバー画像

戦争から復員後、カメラを手にした小島一郎はわずか10年という活動期間の間で、津軽を中心とした北の大地を卓越した視線と構図で表現しました。数々の賞を受賞したものの、新しく活動の場所として選んだ東京では、思うような成果を上げることができなく、意を決して向かった北海道の撮影旅行での無理が体を傷めつけ、39歳という若さで亡くなりました。

roshin booksでは、小島の作品を孤高という側面から新たに編みました。また、東京の生活で擦り切れた心で撮影したであろう、カメラ雑誌に掲載された最後の作品「東京の夕日」を別冊として制作しました。

近年の「小島一郎 hysteric eleven(ヒステリックグラマー刊 2004)」、「小島一郎写真集成(インスクリプト刊 2009)」を知る人にも新しい小島を、まだ小島を知らない人には鮮烈で衝撃的な写真集になります。

■書籍概要
書名 : Solitude Standing
著者 : 小島一郎
ページ数: 80ページ
価格 : 5,995円(税込)
出版社 : roshin books
サイズ : 270mm×225mm×18mm
ISBN : 978-4-909742-05-6
発売日 : 2024年8月
URL : https://roshinbooks.com/solitudestanding.html

ブックデザイン :加藤勝也
付属ブックレット:「東京の夕日」
テキスト:高橋しげみ(青森県立美術館)

また、青森県立美術館では「AOMORI GOKAN アートフェス 2024 後期コレクション展 生誕100年・没後60年 小島一郎 リターンズ Kojima Ichiro Returns」として、2回目の小島一郎の回顧展が開催されます。


【開催概要】
会期 :2024年7月6日(土)~9月29日(日)
休館日 :毎月第2・第4月曜(この日が祝日の場合はその翌日)
開館時間:9:30 - 17:00 (入館は16:30まで)
★7月27日(土)、8月10日(土)、9月21日(土)は
ナイトミュージアムにつき20:00まで開館(入館は19:30まで)
会場 :青森県立美術館 地下1階展示室
観覧料 :一般900(700)円、高大生500(400)円、小中学生100(80)円
※( )は20名以上の団体料金および9月1日までの
AOMORI GOKAN アートフェス 2024 公式ガイドブック特典
「スタンプラリー&パスポート」提示割引料金
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料
主催 :青森県立美術館
協力 :小島弘子、青森市教育委員会、
宮本常一記念館(周防大島文化交流センター)、みずのわ出版、
青森県立郷土館

【roshin booksについて】
roshin booksはアート写真集専門の出版レーベル。これまで渡部雄吉「張り込み日記」、深瀬昌久「Afterword」、野口里佳「record of creation」などの作品を出版。
URL: https://roshinbooks.com/
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