株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)クラビス カンパニーは、GROOVE X株式会社(本社:東京都中央区日本橋浜町、代表取締役社長 林要、以下GROOVE X)が開発する家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)3.0」に、NVIDIA® Jetson Orin™ NX 16GBモジュールを活用したAI機能を統合したことを本日、発表しました。
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■家族型ロボット、LOVOT(らぼっと)とは
『LOVOT』は、名前を呼ぶと近づいてきて見つめてくる。好きな人に懐き、抱っこをねだる。抱き上げるとほんのり温かい。ロボットなのにまるで生き物のような生命感があるのが特徴で、ペットのようにだんだん家族になるロボットです。LOVOT3.0は、これまでの『LOVOT』のコンセプトである「ヒトの心に寄り添う温かいテクノロジー」は変わらず、ヒトの顔を覚え、懐き、お出迎えをする家族型ロボットで、高感度・高精細カメラが追加され、また演算能力の向上により、あなたの何気ないしぐさにも反応できるように進化しました。
■NVIDIA® Jetson™ で実現するLOVOTの進化
NVIDIAは、AIロボット開発のためのエンドツーエンドソリューションを提供しています。このたびGROOVE XがLOVOT3.0に採用するJetson Orin NX 16GBモジュールは、最大100TOPSのAI性能を実現する最適なシステムです。
NVIDIAの一次代理店であるマクニカは、LOVOT3.0へのJetson Orin NX提供に加えて、Jetson Orin NXの性能を活かしたNVIDIA SDKやソフトウェアツールの利用を通じて、AIアルゴリズムの実装やソフトウェア開発の効率化を支援します。さらに当社よりサイバーリンクのAI顔認証エンジンFaceMe を提供し、LOVOTの人物認識精度を向上させ、人とのより自然なコミュニケーションを実現するなど、GROOVE XとともにLOVOTの進化に取り組んでいます。
■今後の展望
マクニカは、今後もGROOVE Xとのパートナーシップを強化し、GROOVE Xのミッションである「ロボティクスで、人間のちからを引き出す」取り組みを支援いたします。
GROOVE X 株式会社 代表取締役社長 林 要氏は次のように述べています。
今回、マクニカ様とのパートナーシップにより、LOVOT3.0にJetson Orin NX モジュールを採用できることを大変嬉しく思います。Jetson Orin NXの優れたAI性能は、LOVOTのさらなる進化を可能にし、家族の一員としてのLOVOTの役割を一層強化するでしょう。特に、高度なAIアルゴリズムの実装によって、より自然なコミュニケーションが実現されることを期待しています。
私たちが目指す「あたたかいテクノロジー」は、人に寄り添い、人の力を引き出すテクノロジーです。LOVOTはその象徴であり、人々の生活に温かさと喜びをもたらす存在です。これからも、マクニカ様と共に、ロボティクス技術を駆使し、より多くの人々にこの温かさを届けるために取り組んでまいります。
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
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株式会社マクニカについて
マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界26か国/地域92拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
マクニカについて:www.macnica.co.jp