株式会社ジャパンタイムズ(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼社長 末松弥奈子)は第4回 The Japan Times Destination Restaurants の受賞レストランを発表しました。
株式会社ジャパンタイムズでは、2021年から日本発信のレストランセレクション「Destination Restaurants List」を発表しています。Destination Restaurants List は「日本人が選ぶ、世界に伝えたい日本のレストランリスト」として発足し、ジャパンタイムズの理念である「日本人の視点で、世界の人々に、日本の姿を伝える」を軸に、食の専門家、フーディーとして名高い、辻 芳樹、本田 直之、浜田 岳文の3氏が選考にあたり、日本各地に点在する訪れるべき10店を毎年選出しています。今年は以下のレストランが選ばれました。
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さらに10店の中から、北海道中川郡豊頃町の「Elezo Esprit」が、審査員3名の全員一致で「2024年 Restaurant of the Year」に選出されました。食肉文化を新しい形で表現する同店がある豊頃町は「十勝地方発祥の地」と呼ばれ、住民の多くは酪農や畑作、漁業に従事し、食料自給率がカロリーベースで1,100%を超える豊かな地域です。オーナーシェフ、佐々木 章太氏は故郷である帯広市で食肉処理流通を手がける「エレゾ」を創業。2009年、豊頃町大津に拠点を移転し、食肉総合ラボラトリーを建設し、独自の食肉文化を紡いできました。2022年に、オーベルジュ「Elezo Esprit」をオープン。ディナーでは同じ敷地内で“作った”肉を提供しています。
また佐々木氏が掲げる方向性は「名産を作りたい」という豊頃町の思いとも一致し、町による「名品づくり事業」の一環として発案されたテリーヌなどの商品がふるさと納税事業や直売所での販売を通じて、土地の魅力を道内外にアピールする一助にもなっています。
【Destination Restaurantsの目的】
地方には地域のショーケースとして存在しているファインダイニングがたくさんあり、それらレストランのシェフが作る料理には、郷土料理という歴史的背景があります。そして、そこには人間が生きるための知恵が詰まっています。地方で育まれてきた日本人の知恵や技、そして歴史を、次の世代に継承するためにも、私たちジャパンタイムズは、地方で自然と対峙し、先人から受け継いできたものを大切にしながら、同時に新しいものへの柔軟な感性から生み出される素晴らしい料理、そしてシェフにフォーカスし、その料理、想い、活動を国内外に発信しています。
【対象】
東京23区と政令指定都市を除く場所にある、あらゆるジャンルのレストラン。「日本の風土の実像は都市よりも地方にある」という考えに基づいて、東京23区と政令指定都市を除いています。
【審査員】
辻 芳樹 学校法人辻料理学館 理事長、辻調グループ代表
本田直之 レバレッジコンサルティング株式会社 代表取締役社長
浜田岳文 株式会社アクセス・オール・エリア 代表取締役
◆The Japan Times(ジャパンタイムズ)について
The Japan Times は、1897年(明治30年)に創刊された、日本で最も歴史のある英字新聞です。1996年にホームページを開設。現在はソーシャルメディアも活用し、日本のいま、そして未来を、世界に向けて発信しています。読者は、国内在住の外国人に加えて、世界各国の政府高官やシンクタンクはもちろん、各国のメディアにも日本に関する信頼できる情報ソースとし
て活用されています。過去のアーカイブは、海外の大学や公立の図書館などで、日本やアジアの歴史研究に活用されています。
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