二酸化炭素削減方法 概念図
特許証
【カーボンニュートラルへ向けて進む法整備】
政府は2050年迄にカーボンニュートラルの実現を公約しており、実現に向けた法整備が進められている。昨年の国会で脱炭素と競争力強化を両立させるGX推進法が成立。二酸化炭素を排出する企業に対し、金銭的な負担を求めるカーボンプライシングの導入が2028年度から実施されることが決まっています。脱炭素に向けた取り組みは企業の存続や成長のカギとなります。
【植物の光合成がビルの排気二酸化炭素を削減】
佐倉自然農園では、企業に向けて二酸化炭素削減方法を提供するサービスを本格的に開始します。これは特定建築物(床面積3,000m2以上の建物)から排出される濃度の高い二酸化炭素を屋上に設置した温室内に導き植物の光合成により消費、削減するという方法です。
ビルからは日常的に二酸化炭素濃度の高い空気が排出されている一方で、施設栽培(温室)では二酸化炭素が不足して二酸化炭素を供給しているという事実があります。この2つを組み合わせビルの排気を施設栽培の温室へ供給することにより、大気に放出する二酸化炭素を植物の光合成で削減することができます。商業施設の場合、栽培された農産物を収穫後すぐに販売出来るため最適です。本方法は2022年11月に特許取得しました。
【ビル管理と農家、二つの経験が開発のきっかけに】
開発者は空調設備やビル管理の業務に携わった際に、特定建築物から1,000ppmに近い二酸化炭素を含む空気が排出されていることを知りました。その後50歳で農地を借りて果樹栽培を開始、その後脱サラして農家になり農地を広げていきました。ある日、農業雑誌から施設栽培におけるハウス内では二酸化炭素が減少するため、わざわざ二酸化炭素を供給して光合成を促している事を知りました。一方では濃度の高い二酸化炭素が排出され、一方では不足しているという事から、ビルの屋上で施設栽培を行いそこへ二酸化炭素を供給すれば効率的ではないかと考えこの仕組みを開発しました。
■開発者コメント
建物からの排気は環境基準により1,000ppm程度の濃度になります。この濃度は光合成が最大化する濃度とほぼ同じであり最適な組み合わせになります。本方法で少しでも温暖化に歯止めが掛かれば良いと願っています。
【二酸化炭素削減の仕組み】
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/391939/LL_img_391939_1.jpg
二酸化炭素削減方法 概念図
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/391939/LL_img_391939_2.jpg
特許証
【農園概要】
農園名 : 佐倉自然農園(園主:高橋 睦)
所在地 : 〒285-0005 千葉県佐倉市宮前2-21-3
電話/FAX : 043-483-0239
事業内容 : ブルーベリー他果樹栽培、養鶏
ホームページ: https://takahashibbg.wixsite.com/sakura