タオル掛けbefore
タオル掛けafter
フックbefore
フックafter
■ガラスコーティング処理の概要
ステンレス化学発色処理は当社が独自開発し、登録商標化した表面処理法です。これまでこの方法は皮膜の傷つき易さ、耐薬品性、指紋付着のし易さに課題をもち、工業系の新規開発案件のユーザー様の要望に対応できない状況にありました。この度、ユーザー様の各製品処理においてこれらの品質課題に対応する為、発色皮膜を保護するコーティング技術の開発を進めてまいりました。様々なコーティング技術がある中で、最適なコーティング膜を取捨選択し検討した結果、透明な超薄膜(0.5~2.0μm)の高硬度ガラス質膜が発色皮膜と最適な組み合わせであることを確認および評価し、量産技術として確立することができました。
■コーティング皮膜の特徴
・基材の質感の変化が少なく、ヘアーライン、バイブレーション、ブラスト仕上げといった各表面仕上げのステンレス鋼板への発色後のコーティングに最適な状態になります。
・完全水性無機素材の使用により、安全安心で高透明性、高耐熱皮膜となります。
・高い施工性で後加工にも優位性があります。
・処理後の外観は指紋付着性を抑え、耐指紋性に優れています。
・耐摩耗性は常時鉛筆硬度9Hを維持しています(発色皮膜のみの場合は7H~9H)。
・耐薬品性について、10%ハイター、10%苛性ソーダ、10%硫酸などアルカリ性や酸性の薬品への耐久性が高くなっています。
【耐薬品性】
■ステンレス酸化発色処理+ガラスコーティングサンプルプレート
コーティングメーカーにて実施
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/379499/LL_img_379499_13.png
耐薬品性
今回の技術確立によって、あらゆる業界において多くのステンレス加工製品を扱うユーザー様の品質・技術性能に対してハイレベルな発色加工製品のサービスの提供が可能になった事をご報告いたします。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/379499/LL_img_379499_14.png
コーティング前/コーティング後
※発色後の色調の変化なし
【施行事例】
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/379499/LL_img_379499_15.png
before/after(ORORU処理(R)後)
■「ORORU(R)(オロル)」とは
「ORORU(R)(オロル)」とは、オーロラの仏語「AURORE(オロル)」を元に命名いたしました。ステンレス表面の腐食を防ぐ薄い酸化皮膜(不動態膜)を化学的に厚くすることで光の反射度合いを変え、23色の色を見せるオロル株式会社独自の技術で特許も取得しております。
従来、ステンレスの発色処理は、酸化皮膜の厚さを精密制御することが難しく、材料やロット間で色のばらつきが出ていました。当社では約7年の月日をかけ、酸化皮膜の精密制御をすることに成功。そして大型化や複雑形状への対応も可能としました。世界で唯一の色調均一化を可能としたステンレス発色技術です。
なお、本技術は、介護機器・医療機器・自動車産業・金属加工各メーカー、機械部品メーカー、作業工具メーカー、厨房機器メーカー、住宅エクステリアメーカー及び娯楽用機械メーカーなど様々な業界でご利用いただくことが可能です。
※特許情報: https://ororu-inc.co.jp/company/#patent
■「ORORU(R)」のメリット
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/379499/LL_img_379499_16.png
ORORUの圧倒的な7つのポイント
<ORORU処理(R)の特徴>
ステンレス用品や部品に使用することで、「色調・デザイン性の向上」、「経年的使用による錆等の劣化の減少」といったメリットがあります。ステンレスは銀色が多く無機質で冷たいイメージが強くなりますが「ORORU処理(R)」の技術を活用することにより、温かみや意匠性を持たせることも可能になります。
なお、この技術は光の反射や屈折により様々な色彩変化を表現することが可能で、塗装の色合いとは違った表現により意匠面に表現性を与えることが出来ます。実際に店舗外壁などに施工いただいており意匠性が高まるだけではなく耐食性、耐候性ともに向上しており、塩害や雨などからステンレスへの浸食を保護します。
■会社概要
商号 : オロル株式会社
代表者 : 代表取締役 木下 淳之
所在地 : 〒689-1121 鳥取県鳥取市南栄町1番地
設立 : 平成30年2月1日
事業内容: 金属表面処理
資本金 : 10,000,000円
URL : https://ororu-inc.co.jp