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11月開催のコマ撮りアニメの映画祭、メインビジュアル&審査委員が決定!



MORCコマ撮りアニメーションフェスティバル2023 ビジュアル

MORCコマ撮りアニメーションフェスティバル事務局は、今年11月18日~12月17日に、東京阿佐ヶ谷のミニシアターMorc阿佐ヶ谷で開催される『MORCコマ撮りアニメーションフェスティバル2023』のメインビジュアル&審査委員が決定したことをお知らせいたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/368863/LL_img_368863_1.jpg
MORCコマ撮りアニメーションフェスティバル2023 ビジュアル

『MORCコマ撮りアニメーションフェスティバル2023』はコマ撮り=ストップモーションの技法で制作されたアニメーションを対象に行う国際コンペティション。グランプリには新作制作への助成として副賞100万円。
日本のコマ撮りアニメーションの作家発掘と育成、作品発表と交流の場、これからの日本のコマ撮りアニメーションを支え育むことを目的としています。
パペットやクレイ、カットアウト、多岐にわたる素材や技法、キャラクター、独自のコマ撮り表現で制作を続ける作家たちに今回の国際コンペティションの審査をしていただきます。

NHK「どーもくん」や「こまねこ」でおなじみ、自身で立ち上げたスタジオ「ドワーフ」が今年20周年を迎えた合田経郎監督、ノルウェーにて自身のスタジオであるトロールフィルムを運営し制作を続ける、世界の映画祭でも受賞経験の多いアニータ・キリ、ポカリスエットweb movie「スカフィンのうた」やEテレ「シャキーン!」の「ハッタケさん」「惑星兄弟」など貼り絵や切り絵を駆使して独自の作品世界をつくりだす土屋萌児監督、通称“キャラ弁”界の元祖でレシピや著作以外にも、お弁当や食べ物を素材・モチーフにしたアニメーションを制作する宮澤真理、そして放送開始から28年を迎えるEテレ「ニャッキ!」など東京藝術大学大学院でも教鞭をとるI.TOON代表の伊藤有壱監督の五人が務めます。
また一次選考の選考員はアニメーション作家の細川晋、やたみほ、イギリス在住で日本の文化やアニメーションを紹介する「こたつ日本アニメーション映画祭」を開催するなど幅広く活動するメレディス英子らが担当。
映画祭のメインビジュアルはアニメーション作家の鈴木沙織が制作。

作品の応募は10月15日〆切。
映画祭の上映プログラムやチケット情報は追って公開します。

応募方法や要項などの詳細は公式サイトをご覧ください。
https://www.morcoma.jp/


<合田経郎 Tsuneo Goda>
(演出/キャラクターデザイン)
CMディレクターとして演出家のキャリアをスタート。
NHKキャラクター「どーもくん」シリーズが人気を博し、活躍のフィールドをアニメーション映像へと広げる。2003年にはドワーフを立ち上げ、アニメーション作家へと転身。絵本、イラストレーションをはじめ、自身でも2Dアニメーションを制作するなど創作活動は多岐にわたる。代表作「こまねこ」は、「こま撮りえいが こまねこ」「こまねこのクリスマス」が世界中の映画祭で上映され高い評価を受ける。宇多田ヒカル「ぼくはくま」シリーズ「とうときょう」「モリモリ島のモーグとペロル」ほか多数。
http://www.dw-f.jp/

<伊藤有壱 Yuichi Ito>
(アニメーションディレクター・アートディレクター)
I.TOON Ltd.代表/東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授
クレイを中心にあらゆる技法を駆使したアニメーションや、キャラクターデザインなど幅広い分野で活動。代表作にNHK Eテレ「ニャッキ!」、みんなのうた「グラスホッパー物語」、松竹110周年記念「ノラビッツ・ミニッツ」、ミスタードーナツ「ポン・デ・ライオン」TVCM、宇多田ヒカル「traveling」MVアニメパート、平井堅「キミはともだち」MVなど多数。オリジナル短編「HARBOR TALE」('11)は、チェコZLIN FILM FESTIVAL最優秀アニメーション賞・観客賞受賞はじめ、世界24ヵ国で上映。2017年全国都市緑化フェアマスコット「ガーデンベア」デザインなど。日本アニメーション協会理事。ASIFA-JAPAN理事。
http://www.i-toon.org/

<土屋萌児 Hoji Tsuchiya>
(アニメーション作家)
1984年東京生まれ。切り絵や貼り絵、ドローイングなどを駆使して特異なキャラクターや様々な素材を用いて、独創的なアイデアに満ちたアニメーション作品を制作している。2011年「黒いロングスカートの女」がオタワ国際アニメーションフェスティバルにノミネート。「小学生の事情」が第13回TBS DigiCon6にて優秀賞。中山うり「青春おじいさん」、SE SO NEON「A Long Dream」などのMVや、Eテレ「シャキーン!」の「ハッタケさん」「惑星兄弟」などのシリーズを手がける。ポカリスエットweb movie「スカフィンのうた」アニメーションを担当。ほか多数。
https://www.tsuchiyahoji.com/

<宮澤真理 Mari Miyazawa>
(お弁当アーティスト&アニメーション監督)
2014年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。2003年から「食べる人も作る人も楽しくなるお弁当」を提案。2012年からお弁当のオリジナルキャラクターでアニメーションを作りはじめ、2014年よりNHKにておにぎりが主人公のアニメーション「こにぎりくん」を放送中。日本、ロンドン、ザグレブ、マニラなど世界各地でお弁当に関しての講演会、ワークショップなどを開催。COOL JAPAN AWARD、青い翼大賞、オタワ国際アニメーションフェスティバルで未就学児童部門グランプリなど、お弁当やアニメーションで数々の賞を受賞。レシピ本や絵本など著書多数。

<アニータ・キリ Anita Killi>
(アニメーション監督)
ノルウェー国立美術大学でイラストレーションとグラフィックデザインを学び、その後ヴォルダ大学でアニメーションとドキュメンタリー映画制作を学ぶ。1996年、オスロ国立芸術アカデミーでアニメーション(マルチプレーンテクニック)を専攻し、修士号を取得。以来ノルウェーに自身のアニメーション・スタジオ、トロールフィルムを設立、運営している。『Angry Man』(2009年)は世界で最も多くの賞を受賞した作品である。『Mother didn't know』は広島国際アニメーションフェスティバル2020にて優秀賞を受賞。オスカー・アカデミー メンバー。
https://www.trollfilm.no/


■MORCコマ撮りアニメーションフェスティバル2023
MORC COMADORI ANIMATION FESTIVAL 2023
開催日程:2023年11月18日~12月17日
(12月1日~4日はコンペティションなどの映画祭の中心期間)
主催 :株式会社ふゅうじょんぷろだくと
Morc阿佐ヶ谷/アート・アニメーションのちいさな学校
助成 :公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
【芸術文化魅力創出助成】
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