乾式ビーズミルSDA
湿式ビーズミルMGF
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産業製品の高機能化、小型化の進展に伴い、素材の微細化ニーズが高まっていることが原因と考えられます。
【素材を微細化するニーズが高まる動き】
環境省から発表されたSDGsガイドによれば、「ゴール9 産業と技術革新の基盤を作ろう」の詳細として「製品の小型化・軽量化等により同一機能に対して資源使用量のミニマム化を指向している」とあり、SDGs達成を目標に、省エネルギー・省スペースによる環境負荷軽減のため、電化製品や産業機械などの小型化、高機能化が進められています。
例えば、スマートフォンのようなデジタル端末の場合、画面の薄さや軽さが求められ、それを実現するためには画面を構成する素材をマイクロメートル、ナノメートルといったレベルまで微細化することが必要になります。同じくパソコン・スマートフォンを含むデジタル端末の「頭脳」を担うCPUには多数のコンデンサが搭載されており、小型化・高機能化にはコンデンサの小型化が必要なため、その素材となりえる物質をナノレベルまで微細化する技術についての研究が盛んに進められるなど、小型化・高機能化に重要な微細化技術の需要が高まっています。
【ナノレベルまでの微細化が可能なビーズミルの売上高が急増】
そんな中、当社では素材をナノレベルまで微細化できる機械、ビーズミル関連機器の受注が急増しており、10年前から1.55倍に増加しています。ビーズミルとは、対象物(粒子)をマイクロやナノサイズまで細かくする微粉砕・分散機です。特に電子部品や電池などに使用される高機能性材料を微細化する需要が増加しています。
当社では年間500件以上のテスト実績によるノウハウの蓄積があり、豊富な実績をもとに最適機種、条件選定の提案を行っており、実際に実機テストをされたお客様からは「結果だけでなく、なぜそうなるのか理論的に説明していただけたので、理解しやすかったです。」「今回の実機テストに携わった社員の方にとても丁寧に対応していただき、満足しています。」と好評をいただいています。
【アシザワ・ファインテック 微細化・分散化サービス詳細】
粒子表面を傷つけずに微細化することが可能なマイルド分散(R)技術や、従来のビーズミルでは運転が不可能であった高粘度、高濃度のスラリーでも運転ができる機械、乾式粉砕でサブミクロンまでの微細化が可能な機械、メディアレス分散機等、高い技術力・製品力で微細化の需要にお答えします。
豊富なテスト実績によるノウハウのもと、試作担当者と綿密な打ち合わせの上で実機テストを実施、要望に合わせた処理技術を提案し、お客様より総合満足度評価80%以上の評価をいただいています。また、年間600~700件ほどサンプルをお預かりしての受託加工も行っております。どれも研究室で使用する小型のものから大量生産可能な大型機までご用意しており、お客様の事業計画に沿った提案が可能です。ご希望により、リモートでのテスト立ち合い、オンラインによる商談も受け付けております。
【今後の展開】
微粉砕・分散技術は電子部品や電池材料の研究開発のみならず、インキや化粧品、食品にも活用されており、今後もますます需要が高まることが予想されます。
当社は創業120年を迎える企業として、今後も高品質の最先端微細化技術を提供していきます。
【会社概要】
名称 : アシザワ・ファインテック株式会社
所在地: 〒275-8572 千葉県習志野市茜浜(あかねはま)1-4-2
URL : https://www.ashizawa.com/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/354985/LL_img_354985_1.jpg
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