HOSEIミュージアムテーマ展示(対話する伝統と現代)「能の伝統と現代」
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HOSEIミュージアムテーマ展示(対話する伝統と現代)「能の伝統と現代」
能楽には、「伝統芸能」としての側面と、「現代に生きる芸能」という、二つの側面があります。本展では、能楽の価値や魅力を現代の社会に向けて発信してきた野上記念法政大学能楽研究所の数々の試みと、国際的にも認知度を高めてきた過去10年あまりの軌跡をご紹介します。
【「能の伝統と現代」の開催概要】
<会期>
2023年2月17日(金)~2023年4月26日(水)
<会場>
HOSEIミュージアム ミュージアム・コア
(東京都千代田区九段北3-3-5 法政大学九段北校舎1階)
<展示内容>
・チェコ語の狂言VTR
チェコ語で狂言を演じ、その魅力を広く伝えている団体「なごみ狂言会チェコ」。能楽研究所の特別企画として、茂山家と共に東京公演を行った(2016年7月)。
・古伝書の記事に基づいて復元した能の舞台装置
『観世流作物之図』を参考に、今は使われていないかたちの酒壺を製作。蓋を開けると酒が飛び出すからくり。
・先端技術を用いた能舞台の復元
図面を基に寛永(1624-1644)頃江戸城二の丸の能舞台をCGで再現。本学デザイン工学部建築学科との学際研究として行われた。
(チラシ)HOSEIミュージアムテーマ展示(対話する伝統と現代)「能の伝統と現代」
https://www.hosei.ac.jp/application/files/9816/7583/6592/230210.pdf
*新型コロナウイルス感染症の状況で展示期間が変更になる場合もあります。下記Websiteをご確認下さい。
HOSEIミュージアムWebsite https://museum.hosei.ac.jp/
【野上記念法政大学能楽研究所について】
野上記念法政大学能楽研究所は、元法政大学総長野上豊一郎博士の功績を記念し、1952年(昭和27年)に創設されました。設立当初から研究の基礎となる能楽資料の収集と整備に力を注ぎ、豊富な文献資料を広く公開・公刊して、研究や舞台活動に寄与してきましたが、近年は、国際的な研究協力や他領域との学際研究など、新しい分野での活動にも積極的に取り組んでいます。また、能楽に関わる様々な分野の専門家を育成するための教育プログラム、能楽に関する講座やセミナーを通しての普及活動、外部の博物館・美術館での展示への協力など、研究成果の社会への還元にも努めています。