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地上観測をサテライトから。衛星データビジネスのSynspective社とパートナーシップ提携



地上観測をサテライトから


SAR衛星イメージ図


LDM サービス画像イメージ


(写真:左)新井 元行 株式会社Synspective 代表取締役CEO、(写真:右)海野 勝博 株式会社トプコンポジショニングアジア 代表取締役社長

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)のポジショニングビジネスのアジア統括事業会社である株式会社トプコンポジショニングアジア(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:海野 勝博、以下「TPA」)と、小型SAR衛星の開発・運用と衛星データの販売、データ解析によるソリューションの提供を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井 元行、以下「Synspective」)は、日本および海外に向けた衛星データソリューションサービスの販売パートナーシップを締結します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/339236/LL_img_339236_1.jpg
地上観測をサテライトから

昨今、地球温暖化等に伴う大雨や洪水、また地震や地盤の劣化に起因する地滑りや地盤沈下など、自然災害の影響が世界規模で人々の安全を脅かす大きな社会問題となっています。その為、地盤変動の監視(モニタリング)やその結果に基づく地盤沈没の可能性箇所を予測する事が甚大な地盤災害を防ぐ解決策として求められております。
また、経済活動や社会生活の基盤を形成する社会インフラは、老朽化が進み適切なメンテナンスが必要であると同時に、激甚化する自然災害に対応する為、強靭化への対応も求められています。日本においては、このインフラの維持管理において、少子高齢化の影響から技能者が不足し人手不足の影響から、今後より効率的にインフラの管理を行っていく事が必要不可欠となります。

TPAは、日本を含むアジア・中東地域において、3次元測量機やICT自動化施工システムをはじめとする各種機器で測量→設計→施工→検査の建設工事のプロセスをデジタルデータで一元管理し、「建設工事の工場化」を実現させるDXソリューションを展開しており、インフラ整備の生産性や品質の向上を推進しています。
この度、Synspectiveの展開する、広域の地盤変動を解析しその結果を提供するソリューションサービス“Land Displacement Monitoring(LDM)”の国内販売のパートナーシップ*1となりメンテナンスビジネスを加速させます。また、本パートナーシップでは、日本国内だけでなく海外における営業活動や、機能面での統合や開発も視野に入れ、双方の持つ強みを生かし新たなシナジー創出を目指します。

Synspectiveは、独自の小型SAR衛星の開発・運用と、衛星から得られるデータの提供を行っています。また、自社によるSAR衛星のデータ提供だけでなく、多様なデータを機械学習やデータサイエンスを用い組み合わせ、必要な情報を抽出、目的に合わせて整理し、顧客の課題に対するソリューションを提供しています。
“SAR”とは、“Synthetic Aperture Radar”の略語で、日本語では「合成開口レーダー」と呼ばれます。SAR衛星は電波の一種であるマイクロ波を使って地表面を観測する衛星です。SAR衛星は自らが雲を透過する波長の電波を照射し、地上からの反射波を観測するため、天候や時間帯に依存せずいつでもデータ取得が可能です。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/339236/LL_img_339236_2.png
SAR衛星イメージ図

このSARデータを活用したサービスが“Land Displacement Monitoring(LDM)”です。広域の地盤変動を解析し、その結果を提供します。独自のInSAR*2解析技術により広域な地表面の変動量をmm単位で検出し時系列で表示します。地球上の任意の箇所に対してモニタリングを行い、地盤リスクや変動を広域・面的に理解することが可能です。道路や鉄道工事における地盤沈下や陥没、隆起、地すべりの兆候把握、公共施設や防災施設管理などへの活用が可能です。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/339236/LL_img_339236_3.png
LDM サービス画像イメージ

LDMについてはこちらから
https://synspective.com/jp/solutions/land-displacement/


*1 日本国内における営業活動は、SynspectiveとTPAの子会社である株式会社トプコンソキアポジショニングジャパンが行います。
*2 InSARとは、Interferometric SAR(干渉SAR)の略。高精度で土地の変位を検出するSARデータ特有の処理技術の一つ。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/339236/LL_img_339236_4.jpg
(写真:左)新井 元行 株式会社Synspective 代表取締役CEO、(写真:右)海野 勝博 株式会社トプコンポジショニングアジア 代表取締役社長

■株式会社トプコンポジショニングアジア 代表取締役社長 海野 勝博
今回のパートナーシップは、特に建設業界に対してのプライオリティを重視しており、地上でのローカルセンシングに強みを持つTPAと、宇宙から得られる広域のデータを解析するSynspectiveが、グローバルセンシングの役割を担うことでミクロとマクロをカバーする。これにより世界でも先進的なサービス提供ができるのではと考えています。


■株式会社Synspective 代表取締役CEO 新井 元行
Synspectiveではすでに3機の衛星の打ち上げに成功しており、衛星データを活用したソリューションを提供しています。これらのソリューションの価値を高め、顧客にデリバリーするラストマイルを埋めるため、私たちは顧客の課題をより深く理解する必要があると考えています。多くの経験とノウハウを持つTPA社との提携によりソリューションを強化し、より多くの顧客に対して価値提供ができることを期待しています。


■株式会社トプコンポジショニングアジアについて
『「医・食・住」に関する社会的課題を解決し、豊かな社会づくりに貢献します。』を経営理念に掲げグローバルにDXソリューションを展開する株式会社トプコンのポジショニングビジネスにおけるアジア事業統括会社

所在地 : 東京都板橋区蓮沼町75-1
代表取締役社長: 海野 勝博(うみの かつひろ)
設立 : 2020年4月
URL : https://www.topcon.co.jp/


■株式会社Synspectiveについて
Synspective(シンスペクティブ)は、データに基づき、着実に進歩する世界の実現を目指し、衛星による観測データを活用したワンストップソリューション事業を行う会社です。
「新たなデータとテクノロジーにより人の可能性を拡げ、着実に進歩する『学習する世界』を実現する」をミッションに掲げ、小型SAR衛星コンステレーションから取得した衛星データとその他外部の多様なデータから、機械学習等を活用して必要な情報を抽出、目的に合わせて整理し、顧客の課題に対するソリューションを提供します。

設立 : 2018年2月
所在地: 東京都江東区三好3-10-3
代表者: 代表取締役CEO 新井 元行(あらい もとゆき)
URL : https://synspective.com/
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