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日本初!日本の医学生がタイの感染症検体検査をVR実習!タイと日本を繋ぐ二国間VRセミナーを開催




医学生の留学に対する意欲


留学の中止状況



 株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は、タイ王立マヒドン大学(タイ王国バンコク市、以下 マヒドン大学)及び、順天堂大学(東京都文京区)と共同開発した感染症診療教育VR(*)を活用し、タイで開催される医学会議「JITMM2022」にて、日本とタイを繋ぐ二国間医療VRセミナーを開催いたします。
 本セミナーでは、感染症診療分野で世界をリードするマヒドン大学で制作されたVR教材を活用し、マヒドン大学の講師が日本にいる順天堂大学の医学生に対して遠隔VR講義を行います。この取り組みは、日本の医療従事者が留学することなく、VRを通じて海外の医療を学ぶことができる“VR医療留学”の日本初の事例となります。


画像 : https://newscast.jp/attachments/w0sQ1NdXv6NgErRjLrj5.jpg


 近年、COVID‑19の影響により日本の医療従事者の留学に対する意欲が低下しており、さらに経済的な問題などもあり、医療留学には様々な障壁があります。
 そのため、今後ジョリーグッドは、東南アジアを中心に各国の臨床現場を数多くVR教材化し、アジアの医学生が留学することなく、医療VRを通じて各国の医療技術を学べる教育環境を構築し、アジア全体の医療水準向上に貢献していきます。
※本事業は、ジョリーグッドと順天堂大学が共同で、タイ王立マヒドン大学及び、タイ国内におけるVRを活用した医療人材養成を目的とした医療教育VRの導入実証事業です。(詳細:https://newscast.jp/news/7194657


■日本の医学生の海外留学に関する状況


 医療従事者や医学生が留学をする最大のメリットは、高度な手術方法や思考プロセス、難しい症例など、日本では通常経験することの少ない問題を扱い多種の臨床経験を積むことで、医師としての技術力や応用力を身につけることができる点です。
 一方で、近年はCOVID‑19の影響により、医学生の留学意欲がCOVID‑19前と比較して約25%低下しており、さらに約4人に1人はCOVID‑19が原因で実際に留学が中止になるなど、海外の医療技術を学ぶ機会が減少している状況です。


画像 : https://newscast.jp/attachments/Xn78xjU8tEayFA2R8loq.png
医学生の留学に対する意欲


画像 : https://newscast.jp/attachments/tfibmQw3k17cLamu9nhG.png
留学の中止状況


出典:INOSHIRU「医学生の留学に関するアンケート」(2020年)

■合同国際熱帯医学会議「JITMM2022」二国間VRセミナー概要


テーマ:Virtual Reality in Medical Education
日時(タイ時間):12月7日(月)10:30−12:00
場所:タイ/Montiel Hotel Surawong Room C, Bangkok, Thailand
   日本/順天堂大学
登壇者:Mahidol Uni. Faculty of Tropical Medicine Assoc. Prof. Aongart Mahittikorn (Chairperson)
    Mahidol Uni. Faculty of Tropical Medicine Dr. Rapeepan Prasertbun
    順天堂大学総合診療科教授 内藤俊夫 医師(Chairperson)
    順天堂大学医学部総合診療科准教授 森博威 医師
    順天堂大学総合診療科 Dr. Valenti Simon
    株式会社ジョリーグッド 及川裕太郎


■共同開発した感染症診療教育VR概要


テーマ:マラリアの診断における染色方法を体験学習するVRコンテンツ
 マラリアはハマダラカに刺されることで感染する原虫感染症です。世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、1年間に約2億2000万人が感染し、推計43万人が死亡しています。マラリアの診断の基本は顕微鏡検査です。ギムザ染色は血液標本染色法の1つで、マラリア原虫や他の血液寄生虫の病理組織学的診断に使用します。適切な標本作成に必要な染色のステップや技術面の指導にVRを用いて行います。


■順天堂大学 医学部総合診療科学講座准教授/マヒドン大学熱帯医学部客員教授 森博威 医師 コメント


画像 : https://newscast.jp/attachments/jRjnS8YJuLaE2cmeVmCm.png


 日本ではマラリアや寄生虫感染症等の熱帯病を見る機会が少なくなり、日本の医療従事者は海外からの渡航者の発熱や下痢などの対応に苦慮することがあります。これまで熱帯医学のコース等ではオンラインの講義は基本的な知識の提供に留まり、患者さんの診療や検査の実際は現地で体験する以外の方法はありませんでした。VRを使用した医学教育は臨場感に溢れ実際の診療に近い形での医学教育が可能です。タイ、マヒドン大学でVRを使用した医学教育コンテンツ作りが始まりました。今後医学教育にVRが普及することで、より実践的な教育を提供できることを期待しています。


■マヒドン大学について(https://mahidol.ac.th/


 マヒドン大学は、タイでトップの国立大学で、医学関連の分野における学士号を授与する、最も歴史の古い大学です。17学部、6専門学校、8研究所からなる総合大学であり、医学のみではなく人間の健康に関連した研究、技術指導などを積極的に行っています。研究機関としての積極的な活動は、国内外で高い評価を受けています。


■順天堂大学について(https://www.juntendo.ac.jp/


 順天堂大学は、6学部3研究科6附属病院からなる健康総合大学・大学院大学として、「教育」「研究」「診療・実践」という3つの柱を通じた国際レベルでの社会貢献と人材育成を進めています。なお、順天堂大学にはジョリーグッドのVRソリューションが2021年に導入されており、既に学生教育など、さまざまな場面でVRの活用が進んでいます。


■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/


 ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、障害者支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。


【企業理念】


テクノロジーは、それを必要とする人に使われて、初めて価値がある。


【ミッション・ビジョン・バリュー】


ミッション:『テクノロジーで人の成長を加速する』
ビジョン:『成長体験を増やし、人生を豊かなものに』
バリュー:『アップデートを楽しみ、本質と価値にこだわる』


画像 : https://newscast.jp/attachments/CitwpAcqdOzg9zDajqLc.png


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