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米ぬかを最大限利用した、循環型で持続可能なコオロギ餅の販売を開始 米処・山形から ~伝統食で未来を学ぶ。~



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調理例1


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城北麺工株式会社(本社:山形県山形市、代表取締役:伊藤 栄司、以下「城北麺工」)は、ハイジェントテクノロジー株式会社(山形県新庄市、以下「ハイジェントテクノロジー」)の食用コオロギを使用した餅商品「やまがたコオロギ玄米もち」の販売を2022年12月5日(月)から全国の小売店・自社通販サイト「はぐろ庵」で順次開始します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/336383/LL_img_336383_1.jpg
商品画像1

【やまがたコオロギ玄米もちとは】
米処・山形県産もち米を100%使用した切り餅に、豊富な栄養素と豊かな香りが特徴の「米ぬか」と、米ぬかを食べて育った食用コオロギパウダーを搗き混ぜました。


【自社精米にこだわりを持つ餅屋だからこそ実現できた循環型モデル】
■開発経緯
昨今、持続可能な社会の実現に向け、世界規模で様々な取り組みが行われる中、当社としてもこれまで以上にお客様の「社会」に貢献するべく、将来の食料危機を救う新たな食材として注目される「食用コオロギ」を使用した餅商品の開発に着手しました。日本人が食べ慣れ親しんだ餅を通して、だれもが食べやすい昆虫食を提供することで、未来の食を考えるきっかけにしていただきたいという思いが「やまがたコオロギ玄米もち」に詰まっております。

■米ぬかが繋いだ餅とコオロギの絆
開発当初、餅というシンプルな食品であるがゆえ、食用コオロギを餅に混ぜた際に昆虫特有のにおいが強く出てしまい、私たちが目指す「食べやすい昆虫食」に近づけるための模索が続きました。
ハイジェントテクノロジーの協力のもと、城北麺工のもち米精米工程で発生する「米ぬか」を食用コオロギの飼料にする取り組みを開始。動物性の飼料を栄養豊富な米ぬかに置き換えることで、課題である昆虫特有のにおいを抑制し、おいしさである香ばしさを残した、餅と相性抜群の食用コオロギの生育に成功しました。
米ぬかで育ったコオロギをパウダー化して餅に搗き混ぜることで、餅の良さである、なめらかでやわらかな食感はそのままに、コオロギの芳ばしい香りを味わうことができるお餅が完成しました。

■残渣である米ぬかをアップサイクルし地域企業の連携による循環型モデルの構築

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/336383/LL_img_336383_7.png
サイクル図

もち米本来のおいしさを味わうことができるよう餅製造直前の自社精米にこだわりを持つ城北麺工と、山形県で食用コオロギを養殖するハイジェントテクノロジーの2社だからこそ実現できた、地域企業同士の連携による循環型モデルを構築しました。

また今回、昆虫食専門店の第一人者であるTAKEO株式会社(東京都台東区)をアドバイザーに迎え、オール山形で構成した当商品の設計・開発に携わっていただきました。


【3つの“やさしい”が詰まったお餅】
米ぬか育ちのコオロギが入ったこのお餅は、たくさんの“やさしさ”でできています。

■環境に“やさしい”
コオロギは、飼育にかかる水やえさの必要量も少ない上にCO2の排出量も小さく地球にやさしく育っています。そんなコオロギの飼料に、アップサイクルした残渣を活用し、成長したコオロギを加工し取り入れることで循環を生み出し環境への負担を減らしています。

■からだに“やさしい”
コオロギは、高い栄養価とともに既存家畜よりも高いたんぱく質を有しています。お餅1切れに約3匹分のコオロギが入っており、たんぱく質は一般的な切り餅の1.4倍です。加えて健康にもよいとされる米ぬかも一緒に搗き混ぜているので、からだにやさしい要素を取り入れることができます。

■初心者に“やさしい”
米ぬかで育ったコオロギは、昆虫特有のにおいが抑えられ“ほんのりやさしい香ばしさ”だけが残ります。「食べやすさ」を第一にコオロギのいいところだけを抽出しお餅に閉じ込めたため、昆虫食が初めての方でも抵抗感なく味わっていただけます。


【商品概要】

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商品画像2

・商品名 :やまがたコオロギ玄米もち
・原材料 :水稲もち米(山形県産)、米ぬか、
食用コオロギパウダー(山形県産)
・希望小売価格:864円(税込)
・容量 :240g(餅6切れ入り)
・賞味期限 :製造から8ヶ月


【「やまがたコオロギ玄米もち」のおいしい食べ方】
焼いて食べると、より「やまがたコオロギ玄米もち」をおいしくお召し上がりいただけます。オーブントースターやフライパンなどで焼くことで、より一層コオロギと米ぬかの“香ばしさ”を味わっていただくことができます。

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調理例1
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調理例2

やまがたコオロギ玄米もちは様々なアレンジでお楽しみいただけます。昆虫食ならではのアレンジレシピなどを考えてみてもさらにおいしく・さらに楽しくお召し上がりいただけます。

■アレンジレシピのご紹介

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昆虫食×昆虫食アレンジで

お雑煮にイナゴの佃煮やスコーピオンを添えて見た目のインパクトを重視。

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コオロギを食べるペットの気持ちになれるレシピ

■考案メニュー「レオパの気持ち」
人気のヤモリ・レオパの飼育に、餌であるコオロギを与える際カルシウムパウダーをふりかけることから、チーズやじゃこなどカルシウムたっぷりの具材と一緒に食べられるレシピ。
まるでお餅や昆虫食であることを感じさせない上品な味で開発者一押しのレシピです。


【「昆虫食に興味があるけど食べたことがない」初めての一歩に貢献!】

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/336383/LL_img_336383_8.jpg
アンケート結果1

当商品がターゲットとしている女性に独自で試食調査(10代~60代の47名)をおこない、味の感想並びにこの商品を食べたことによる昆虫食に対する印象の変化を調査しました。5段階で評価していただいたところ、8割以上の方々においしさ・食べやすさともに満足していただけました。

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アンケート結果2

「昆虫食に興味があるけど食べたことがない」昆虫食初心者の方の評価は、ほぼ全員が食べやすさを実感し、約8割以上がおいしいと満足していただけました。また、ほとんどの方が昆虫食に対して良い印象に変わったと回答していただき、昆虫食初心者のいい一歩になることができました。


【「伝統食」から広める「未来の食」】
この「やまがたコオロギ玄米もち」は、日本の「伝統食」を作り続ける我が社のお餅だからこそできる、食の提案だと思っています。伝統食という身近な存在から、「未来の食を学ぶ・楽しむ・考える体験」を提供し、これまでの文化とこれからの未来をお客様に伝えていきます。


【会社概要】
城北麺工株式会社(じょうほくめんこうかぶしきがいしゃ)
設立 : 昭和31年6月27日
所在地 : 山形県山形市城北町2-2-17
代表者 : 代表取締役 伊藤 栄司
事業内容 : 乾麺、生麺、包装餅、鏡餅、トレーごはん、
トッポギ・トックの製造販売
資本金 : 5,000万円
URL : http://yamagata-johoku.co.jp/
通販サイト「はぐろ庵」: https://www.haguroan.co.jp/


■企業理念
~私たちは、豊かな日本の伝統食品「めん、もち」を通して、健康と社会に貢献する企業を目指します。~
時代の変化を踏まえ、今まで以上にお客様の「健康」と「社会」をよりよいものにすべく、長年培ってきた技術と味で人々の豊かな生活に寄与できるような更なる努力を重ねていく所存です。今後とも変わらぬご支援とご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。
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