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「フードロス」を知っている人は9割以上いるものの意識していても実際は半数以上の人が「フードロス」させている!? フードシェアリングサービスを知らなくても「訳あり商品」の需要は高い!







 One Asiaのビジョンをかかげ、ITの力で、エアトリ旅行事業、ITオフショア開発事業、訪日旅行事業・Wi-Fiレンタル事業、メディア事業と投資事業(エアトリCVC)を手掛ける株式会社エアトリ(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CFO:柴田 裕亮、証券コード:6191、以下当社)は、20代以上の1,096名を対象に、「フードロス」に関する調査を実施しました。


■調査背景


 近年、消費者のSDGsへの関心が高まっていますがその中でも解決すべき課題として取り上げられているフードロス。日本において食品廃棄の問題は深刻な状況ではありますが、一方フードロス削減に関する取り組みも盛んになってきています。そこで今回は「フードロス」について調査しました。


■調査結果概要


調査1:フードロス(食品ロス)という言葉を知っていますか?


知っている人が9割超え。


 「知っている」と回答したのが91.8%、「聞いたことはあるが詳しくは知らない」が6.6%、「知らない」が1.6%となりました。


調査2:家庭でフードロス(食品ロス)は発生していますか?


「はい」が半数以上。


 フードロスが家庭で「発生している」と回答したのが55.6%、「発生していない」と回答したのが44.4%となり、半数を超える人が家庭でフードロスが発生していると回答しました。


調査3:捨ててしまう頻度が高い食材・食品はありますか?【複数回答可】


野菜類が圧倒的に多く542票。


 捨ててしまう頻度が高い食材・食品の圧倒的1位が「野菜類」で542票でした。2位「調味料(177票)」、3位「果物類(97票)」となりました。


調査4:普段フードロス(食品ロス)を意識して生活していますか?


「意識している」、「少し意識している」が合わせて9割超え。


 普段フードロスを「意識している」人が56.9%、「少し意識している」人が34.8%で合わせて91.7%となりました。


調査5:(普段フードロスを意識している、少し意識している人)家庭では、どのような取り組みをしていますか?【複数回答可】


「無駄なく食材を使う」が最も多く620票。


 家庭での取り組みにおいては1位「無駄なく食材を使う」が620票、2位「必要な分だけ購入する」が562票と続きました。


調査6:訳あり商品を購入したことがありますか?(例:消費期限間近の商品など)


92%もの人が購入したことがあると回答。


 消費期限間近の商品など、いわゆる訳あり商品は92.6%の人が「購入経験あり」という結果になりました。


調査7:フードシェアリングサービスを知っていますか?


「知らない」が7割。


 フードロス削減に関するサービスの一つであるフードシェアリングサービスは「知っている」が28.4%で3割以下となりました。


■調査結果


調査1:フードロス(食品ロス)という言葉を知っていますか?


 フードロスという言葉を知っているか聞いたところ、「知っている」が91.8%、「聞いたことはあるが詳しくは知らない」が6.6%、「知らない」が1.6%となりました。「知っている」人と「聞いたことはあるが詳しくは知らない」人を合わせると、98.4%の人がフードロスという言葉を認知していることがわかりました。


画像 : https://newscast.jp/attachments/bqnfjDGhLm2waNfICBBW.png


調査2:家庭でフードロス(食品ロス)は発生していますか?


 家庭でフードロス(食品ロス)が発生しているか聞いたところ、「はい」が55.6%、「いいえ」が44.4%となり回答がおおよそ半数ずつに割れる結果となりました。半数以上の人の家庭でフードロスが発生していることがわかります。


画像 : https://newscast.jp/attachments/3cNYkohBmx8mfncVvbeh.png


調査3:捨ててしまう頻度が高い食材・食品はありますか?【複数回答可】


 捨ててしまう頻度が高い食材・食品はなにか聞いたところ、他の食材・食品と圧倒的に差をつけたのが「野菜類」で542票でした。ついで「調味料(177票)」が2位、「果物類(97票)」と続きました。「特に捨てていない」という回答も多く445票となりました。その他の回答としては「調理済のおかず、惣菜」があげられました。


画像 : https://newscast.jp/attachments/6AWs7Mi2lrPBp8YEQmqZ.png


調査4:普段フードロス(食品ロス)を意識して生活していますか?


 普段フードロスを意識して生活しているかを聞いたところ、「意識している(56.9%)」人が最も多く、ついで「少し意識している(34.8%)」となり、合わせて91.7%となりました。一方「ほとんど意識していない(6.2%)」と「意識していない(2.1%)」人は合わせて8.3%と1割以下にとどまりました。


画像 : https://newscast.jp/attachments/oegs2Mbv2S485danjJsy.png


調査5:(普段フードロスを意識している、少し意識している人)家庭では、どのような取り組みをしていますか?【複数回答可】


 普段フードロスを意識している、少し意識している人に、家庭ではどのような取り組みをしているか聞いたところ、「無駄なく食材を使う」が最多で620票、2位は「必要な分だけ購入する」が562票、3位「保存の仕方を工夫する」が407票、4位「食べられる分だけ作る」が327票と続きました。フードロスを意識した取り組みとしては、食材を買う際に必要な量なのかを見極めて購入すること、調理するときには無駄なく食材を使うこと、の2つが特に行われているようです。その他の意見として「コンポストを行う(有機物を微生物の働きを活用して発酵・分解させ堆肥を作る)」があげられました。


画像 : https://newscast.jp/attachments/jezkfVbT2fEv86MArh1W.png


調査6:訳あり商品を購入したことがありますか?(例:消費期限間近の商品など)


 訳あり商品を購入したことがあるかを聞いたところ、「ある」が92.6%、「ない」が7.4%となり、9割以上の人が消費期限間近などの訳あり商品を購入したことがあることがわかりました。ここ最近では消費者に対して「てまえどり」が周知され、またコンビニエンスストアにおいては消費期限間近の商品を値引きする動きが見られており、「訳あり商品」がより当たり前のものになってきていることがわかります。


画像 : https://newscast.jp/attachments/Hx7qoRXCRiJ7hco45S1l.png


調査7:フードシェアリングサービスを知っていますか?


 フードロス問題を少しでも解消していくため、現在様々なサービスが展開されており、その一つとしてあげられるフードシェアリングサービスを知っているかを聞いたところ、「知っている」が28.4%、「知らない」が71.6%となり、現在の認知度は3割に満たないことがわかりました。まずは認知度を上げていくことが重要なようです。


画像 : https://newscast.jp/attachments/8qc72DmcnXeDyF5KjnUj.png


●ご意見


・食べすぎもフードロスのひとつ。必要なエネルギー以上に過剰摂取し病気になったりしていては、廃棄とは別の意味で食品を無駄にしている。(60代)
・勤め先の会社の人数が少ない割に、お中元やお歳暮で菓子類などをもらう量がとても多く、必ず余って捨ててしまうのでいつも勿体なく感じている。気軽に寄付できる場所や受け取ってくれる団体等があれば非常に助かると思います。(40代)
・某ショッピングセンターに勤めていますが、毎日閉店後に大量の食べ物が捨てられているのを見ます。 いつからこんなことが常態化するようになったのか・・・。 幸い自分が勤めているお店はロスとなることはないのですが、やっぱり捨てるというのはいかがなものかと思いますね。(40代)
・日本は賞味期限や消費期限に厳し過ぎます。また、潔癖なのか腐っても無いのにまだ食べられるものを捨ててしまう人が多い。過包装含めて改めた方が良いと思います。(30代)
・フードロスをなくすために、スーパーなどで売れなかった商品を廃棄するのではなく、無料で提供してはどうか。 また、野菜など形が歪んでいても食べられるものはたくさんあるため、そのような商品でも安く販売するなどして廃棄しないでほしい。野菜やお肉などを長持ちさせる保存方法をもっと国民に教えてほしい。(50代)
・コロナ禍で、家での食事回数も増えすべてを自分で作り、保存し、アレンジし・・・というのが定着しつつあります。また、買い物回数も減り、計画的に購入することが身につきつつあるためか、フードロスは減りましたが、いつも食事作りの悩みは頭にあり負担にもなることがあります。食材が高騰している最近は、買い物中も工夫をして、冷凍食材や水煮、缶詰なども取り入れて、家計に負担なく自炊が続けられるよう気を付けています。(40代)


※本リリースに使用している画像・グラフなどの加工はご遠慮ください。


■調査概要


調査タイトル :「フードロス」に関するアンケート調査
調査対象 :20代以上の1,096名
調査期間 :2022年8月30日~9月4日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ


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