連携協定を交わした、JA大阪市 菱井 由一 代表理事組合長(左)と須原 祥二 学長(右)
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連携協定を交わした、JA大阪市 菱井 由一 代表理事組合長(左)と須原 祥二 学長(右)
この協定は、昨年度(2021年度)にJA大阪市が手掛けるイタリア野菜「トレビス」を使った「大阪生まれのトレビスリゾット」の商品化にあたり、本学短期大学部ライフデザイン学科の谷口美佳ゼミの学生が、ネーミングと、パッケージデザインを考案したことに始まります。
本年度(2022年度)も新たに、イタリア野菜の「フェンネル」を使った「フェンネルスープ」の商品化に同ゼミの学生が携わっていることから、今後さらに産学連携を強化するため、正式に包括連携協定を締結する運びとなりました。
JA大阪市の菱井 由一 代表理事組合長は、「以前、谷口ゼミの学生さんに協力いただいた『大阪生まれのトレビスリゾット』は大変好評だった。学生さんからのアイデアをいただき、今後も魅力ある商品を作っていきたい。」と述べています。
本学の須原 祥二 学長は「商品開発という形で、学生に学ぶ機会を与えていただいた。地域に生きる大学として、JA大阪市さんとは協力を継続していきたい。」と今後に期待を寄せています。
【商品化の背景】
JA大阪市は、大阪に多くあるイタリア料理店向けにイタリア野菜を管内農家に栽培してもらい、輸入品ではない、新鮮な野菜を販売しようと試みていました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、店が休業を余儀なくされ、多くの野菜が行き場を失いました。そこで、これらの野菜を有効活用するため幸南食糧株式会社に協力を仰ぎ、イタリア野菜を使った加工商品を作ることが決定。加工することで、日持ちが長くなり廃棄ロスを減らすことが可能となりました。
昨年度(2021年度)はイタリア野菜「トレビス」をリゾットにして商品化しており、本学の学生が「大阪生まれのトレビスリゾット」と名称を考案し、パッケージデザイン案も選定しています。