GfK Japan(東京:中野区)は、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を公表しました。
■タイヤ
2022年6月の自動車用タイヤ販売は本数前年比6%減と低調であった。店頭では値上げに伴う特需の反動が大きく本数前年比14%減であったことに対し、インターネットでは同4%増と前年を上回った。サイズ別の販売動向をみると、最も販売本数の多い155/65/14は本数前年比3%増であった一方、155/65/13、145/80/12はそれぞれ同32%減、同30%減と大幅に減少した。タイヤ全体の税抜き平均価格は、値上げの影響により前年同月から9%上昇し9,442円となり、店頭では8%、インターネットでは12%上昇した。このため金額前年比は2%増となり、店頭では同7%減、インターネットでは同17%増であった。
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■エンジンオイル
2022年6月の自動車用エンジンオイル販売は、販売量(リットル換算)ベースで前年比6%増と堅調であった。4L缶の販売は数量前年比4%減で、店頭では同4%減、インターネットでは同5%減とともに低調であった。4L缶を粘度別にみると、販売の多い0W-20、5W-30はそれぞれ同3%減、同5%減であった一方、0W-16は同27%増と好調であった。4L缶の税抜き平均価格は3,732円と前年同月から5%上昇し、店頭では4%、インターネットでは12%上昇した。4L缶の金額前年比は0.4%増であったものの、店頭では同0.1%減、インターネットでは同6%増の結果となった。
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■バッテリー
2022年6月の自動車用バッテリー販売は数量前年比1%減と微減で、店頭は同1%減、インターネットは同0.2%減であった。JIS規格別にみると、最も販売数量の多いB19は数量前年比4%増であった。店頭では同2%減と前年を下回ったものの、インターネットでは同29%増と著しい伸長を見せた。B20は数量前年比10%増で、特に店頭では同18%増と大きく伸長した。バッテリー全体の平均価格は12,594円と前年同月から4%上昇し、店頭では4%、インターネットでは5%上昇した。 その結果、金額前年比は3%増となり、店頭では同3%増、インターネットでは同5%増とともにプラス成長であった。
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・タイヤはカー用品店、タイヤ専門店(メーカー系列を除く)、ガソリンスタンド、インターネットを集計対象としております。
・エンジンオイル及びバッテリーはカー用品店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットを集計対象としております。
2022年5月の自動車用タイヤ・エンジンオイル・バッテリー販売速報 : https://www.gfk.com/ja/insights/monthly-auto-report