実証実験イメージ
本実証実験は、マクニカが取り扱うAI画像解析技術を活用した異常検知ソフトウェアicetanaによって「通常と異なる“違和感”」として検知された駅構内カメラの映像を東急セキュリティ鉄道警備員が確認し、声掛けや遺留物の確認など早期オペレーションが実施できるかを検証するもので、駅構内でのお客さま同士のトラブルや急病人・異常行動の予兆などを画像解析技術で発見し、事件事故の早期対応を行うことで、東急線の更なる安全対策の強化と警備品質の向上を目指します。
本実証実験の概要については、以下の通りです。
【本実証実験の概要】
期間 :2022年7月1日(金)~2022年7月29日(金)予定
場所 :東急電鉄渋谷駅(東京都渋谷区)
対象カメラ台数:12台
<実証実験イメージ>
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/315468/LL_img_315468_1.png
実証実験イメージ
<実証実験の流れ>
(1) 東急電鉄渋谷駅構内(改札付近・コンコース・ホーム)に設置されている防犯カメラ(12台)を選定し、icetanaを接続することで映像を取得します。
(2) 取得された防犯カメラ映像をicetanaが約2週間かけて解析し、現地の環境をAIにより学習します。
(3) icetanaによって映像内の異常やその予兆を「通常と異なる“違和感”」としてリアルタイムで検出します。
(4) 異常時には“違和感”が検知結果監視用PCに検出され、東急セキュリティ鉄道警備員によるオペレーションを実施します。
※1. icetanaは防犯カメラ映像のみを取得し、取得映像にはお客様個人の特定につながる情報は含まれません。
※2. 本実証実験によって取得・解析された画像データは東急電鉄、東急セキュリティ及びマクニカでのみ取り扱い、本実証実験および事後検証以外の目的には使用いたしません。
※3. icetanaは既存の防犯カメラシステムと接続し、異常となり得るあらゆる事象の発見をサポートするシステムです。施設にある数百台のカメラ映像から“通常とは異なる状態”のみを検知し表示することで、今まで確認しきれなかった事象に気付き対応できるようになります。通常の映像解析と異なり1つのソフトウェアで様々な事象を発見できるため、汎用的に警備の効率化・高度化に活用できるソリューションです。
icetanaについての詳細な情報は以下URLをご参照ください。
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/manufacturers/nvidia/products/136844/
【会社概要】
■東急セキュリティ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 下形 和永
所在地 : 東京都世田谷区太子堂4丁目1番1号 キャロットタワー21F
設立 : 2004年10月
事業内容: セキュリティ業務
資本金 : 1億円
URL : https://www.tokyu-security.co.jp/
■株式会社マクニカ
代表者 : 代表取締役社長 原 一将
所在地 : 神奈川県横浜市港北区新横浜1-6-3 マクニカ第一ビル
設立 : 1972年10月
事業内容: 最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、
サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供。
グローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と
技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、
ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開。
資本金 : 111億9,426万8千円
URL : https://www.macnica.co.jp/
(参考)本資料は国土交通記者会、東京都庁記者クラブにお届けしています。
※本プレスリリースは、各社より重複して配信される場合がございますがご了承ください。