「ハタチのトビラ」3つの機能
<本件のポイント>
・法政、関西、明治の3大学連携による2年生向けキャリア形成支援プログラム
・「就職活動の先にある“働く”こと」や「他大学生の“価値観”」に触れ、大学生活の過ごし方を考える
・コロナ禍で大学生活や働くことに悩みを抱える学生に、貴重な出会いや繋がり、気付きの場を提供
<プログラムの実施目的>
近年の就職活動は、3年生の夏のインターンシップへの関心が高まった影響で、内々定獲得に至るまでの活動期間が事実上長期化しています。一方で学生は、コロナ禍の影響で、入学前に抱いていた大学生活へのイメージとのギャップや将来への不安を抱えながら大学生活を送っている現状があります。
「CONNECT」は、連携協力協定(※1)を結ぶ3大学がこうした状況を共通の課題と捉え、2年生向けのキャリア形成支援プログラムとして共同して開発したものです。
同プログラムの目的は、就職活動への早期の準備を促進することではありません。同プログラムで学んだことを授業やクラブ・サークル活動、アルバイト等の日常で実践することにより、参加学生が自身のキャリアプランを主体的に選択できるようになることを目的としています。
また、コロナ禍で他大学の学生との交流の機会が形成しづらくなった中で、プログラムをきっかけとした大学間の垣根を超えた仲間づくりが視野の拡大や大学生活の充実につながることを期待しています。
※1 法政大学・明治大学・関西大学の連携協力協定について
3大学が連携協力して教育研究活動の一層の充実と質の向上を図り、学術の発展と有為な人材の育成に寄与することを目的に、2017年9月に締結されました。連携協力事項については、教育・研究のほか、産学連携、地域社会への貢献、学生の交流など多岐にわたっています。
<プログラムの内容>
6月18日(土)~8月6日(土)の期間にオンラインのグループワークを全3回行います。
各回の参加人数は各大学から100名ずつ、計300名で、グループワークや参加学生同士のコミュニケーションにはOriginal Point株式会社(東京都千代田区)(※2)が提供する「ハタチのトビラ」(※3)を活用します。
【スケジュール】(各回90分/全3回)
<Day1>6月18日(土)13:30~15:00
[テーマ]“自分っぽい”を考える(自己分析のノウハウを知る)
/自己分析の方法論に触れ、ITツールを活用して自分っぽい軸や働き方について考える
<Day2>7月9日(土)13:30~15:00
[テーマ]“就活”を考える
/企業の人事担当者からコロナ禍での就活のリアルを聞き、大学生活や就活について考える
[ゲスト]ロート製薬株式会社 採用担当
<Day3>8月6日(土)13:30~15:00
[テーマ]“働く”を考える
/興味が“働く”にどう繋がるかを考え、残りの大学生活の過ごし方や目標を設定する
[ゲスト]コクヨ株式会社 ワークスタイル研究所 研究員
【受講対象】学部2年生(特に以下に該当する学生)
・コロナ禍で大学生活に不安がある ・将来やりたいことが漠然としている
・大学生ならではの挑戦がしたい ・就活や“働く”に向けて準備したい
・自分の軸を発見したい ・大学間を越えた友達の繋がりがほしい
【受講人数】1コマ300名まで(各大学100名ずつ)
【受講形態】オンライン
【受講により期待される効果】
〇日常の大学生活では繋がることが難しい、3大学の学生間の絆形成
〇就職活動や働くことへの不安の解消
※2 Original Point株式会社 ホームページ: https://originalpoint.co.jp/
キャリア開発3.0を掲げ、大学と企業向けに、時代に合わせた人材育成と適切なキャリア選択を後押しする仕組みづくりを行う。大学向けには、大学の理念に合わせて、初年次キャリア教育プログラムをカスタマイズ提供している。また、アメリカで定着している職業訓練の手法「ジョブシャドウイング」の“国内初”動画配信を含む、大学生の早期キャリア観育成を目的としたサービス「ハタチのトビラ」を展開する。
※3 「ハタチのトビラ」( https://hatachinotobira.com/ )3つの機能
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/313323/LL_img_313323_1.png
「ハタチのトビラ」3つの機能