表紙
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■新編集長・田島朗よりコメント
この号より編集長を務めることとなりました田島です。1997年に入社後、翌98年から2016年まで18年間BRUTUSに在籍し、Hanako編集長を経てBRUTUSに戻りました。BRUTUS在籍時は主に旅の担当をしていたこともあり、編集長1号目となる今回の特集を何にするか悩んだ時に、自分らしい旅の特集がつくりたいと考えました。しかし世の中は海外出張も叶わない日々。ならば日本にある「食べに行ける外国」を集めて特集をつくりたい、それが今回のきっかけです。今回の特集で伝えたいのは、料理の美味しさだけではありません。世界中の人々と触れ合い文化を知ることの楽しさを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいと感じます。そして、早く世界が穏やかになりますように。
■日本で味わう、48の国と地域の食文化。
本国出身シェフによる110軒の“食べに行ける外国”へ。
その国の魅力を凝縮した料理店、すなわち“食べに行ける外国”へ行き、多様な文化との接点を持ち続けることを提案。星付きフレンチシェフ、リオネル・ベカがインド、ネパール、パキスタンの料理を食しエッセイスト平松洋子が池袋西口の3つのフードコートを巡り、それぞれの体験を、自らの写真と文で旅行記のように綴る。そのほか、ニッポンの世界メシトレンド解剖、イノベーティブな各国料理、眼福系インテリア中華、オールラウンドシェフの佐藤幸二の新大久保・各国食材店で買い物&レシピ提案など。巻末には本誌で「ニホン世界一周メシ」を連載していた松尾スズキがエッセイを寄稿。
■カルチャー情報つき、30ヶ国のワールドグルメガイド。
東京近郊で味わえる30ヶ国の本国出身シェフの店を、1国1軒、計30軒紹介。料理や店の紹介のほか、国の概要、映画・音楽・書籍のいずれかを紹介。映画・音楽、書籍のセレクターはそれぞれ矢田部吉彦、吉本秀純、幅允孝。料理を味わう前後に読めば、その国への理解も深まりお店の人と話すきっかけにも。
■大阪、兵庫、群馬の食べに行ける外国のある町へ。
そして、「世界メシ」の探求は関西、群馬へも。“大阪人”も知らない、大阪府大東市の中国食材店が開く日曜朝市で小吃を楽しむ。歴史的にもオープンで、日本一コスモポリスな港町、兵庫県神戸市で楽しむインド、香港、ベトナム、マレーシア、パキスタン、エジプト、ジャマイカ、チリの8軒。そして、住民の2割弱が移民だという群馬県大泉町でブラジルからネパールまで“地球半周徒歩の旅”。
【商品概要】
●BRUTUS959号「世界が恋しくなる料理。」
●発売日 :2022年4月1日(金)
●特別定価:800円(税込)
●出版社 :株式会社マガジンハウス