藝術喫茶清水温泉 外観
藝術喫茶清水温泉 内観
藝術喫茶清水温泉 壁画と湯舟席
シンボルのレンガ煙突
本プロジェクトURL: https://readyfor.jp/projects/shimizu_0321
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/284833/LL_img_284833_1.jpg
藝術喫茶清水温泉 外観
4年ほど前に大正末期創業平成初期に廃業した町の銭湯遺産「清水温泉」を改修、そして2018年5月26日よりアートカフェ「藝術喫茶清水温泉」として営業しております。
古き良き町の銭湯の姿を復活させた店内は、アートカフェという名の通り、壁画をはじめとする画家ヒダカナオトの作品と融合した空間になっています。
地元の方々をはじめ、県内外からもお越しいただいております。
現在、銭湯遺産を先の未来へ繋ごうと今年の7月から老朽化する建屋の緊急工事を沢山のご支援により実施しておりますが、当時銭湯を経営されていたご家族の家屋(銭湯敷地内)の老朽化問題に直面しました。
この度、そうした崖っぷちの現状を打破するため「ゲストハウス併設」で魅力日本一の銭湯カフェを目指すプロジェクトを立ち上げました。
当代家主様や古民家改修事業専門家の方々に相談した結果、家屋部分を改修し、趣あるお風呂場のあるゲストハウス併設計画を進める事にいたしました。
コロナ禍に対応した安心・安全な地域拠点の拡充で、急がれる地域経済の循環の活性に努め、活気ある町の姿を取り戻したいと願い、本プロジェクトを計画した次第です。お一人でも多くの皆様からのご支援は元より、お一人でも多くの方々と手と手を取り合ってコロナ禍の先に明るい未来を共有し実現するプロジェクトを目指し、クラウドファンディングで資金を募ることにいたしました。
レンガ煙突や屋根保護工事に合わせ、プロジェクトの一部工事も既に進めております。
皆様と共にプロジェクトを実現させ、昭和レトロな町並みに遺された元銭湯でコロナ禍の地域を盛り上げたいと思います。
全国の皆様からのご支援をお願いしております。
■藝術喫茶清水温泉について
藝術喫茶清水温泉では、その時々で遺された古い暖簾を掛け替え営業しております。店内の浴槽は客席となっており、ヒダカナオトによる壁画は多度津町の町花である桜をモチーフにしています。
シンボルは、なんといってもレンガ煙突。
損壊していた煙突根本の屋根を補修することができましたが、補修はまだまだ必要なのが現状です。
また、多度津町本通は金毘羅参詣繁栄の面影を遺しています。
古くからの港町である多度津町は、金毘羅参詣の玄関口・北前船の寄港地として、江戸時代後期から近代にかけて大いに繁栄しました。
本通はわずか400m足らずの区間ですが、その歴史を語る貴重な古民家が散在するレトロな通りです。
店頭通り沿いには季節の植物を飾り、道行く人々に楽しんでいただいております。
季節は夏から秋へ、紅葉する植物たちが通りに華を添えます。
また、365日24時間明かりを灯していますので、夜間のウォーキングされる地域住民の方々にも喜ばれています。
人通りが立ち消えた夜更けの通りが、何とも言えない、澄んだ気持ちになれたりと好評です。
より詳しく多度津町について知るには、ぜひ多度津町役場ホームページをご参照下さい。
https://www.town.tadotsu.kagawa.jp/top.html
■プロジェクトのきっかけについて
進行中の補修工事から間もなく、コロナ禍に負けない地域資源の活用を目指しています。コロナ禍が長引き先行き不透明な状況の中で、逼迫する建屋補修工事を始めています。
やっとの思いで補修の目途が立ち、これからと言うところですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きな壁となって立ちはだかっています。
観光拠点を目指す当店の特徴から、他県を含む町外からのお客様が中心となっており、高齢者の方々が多く居住されている地域事情も踏まえ、時短営業等、徹底した新型コロナ感染拡大防止対策に努めながら営業を進めて参りました。
この間、ご来店客数の激減が響き、売り上げはコロナ禍以前と比べ約40%減の状態が続いているところです。
しかし、ピンチをチャンスに、昭和レトロな趣を壊さずに思い切ったゲストハウス併設計画で地域資源「藝術喫茶 清水温泉」のさらなる活用を敢行しようと決意しました。
コロナ禍で世界中が、日本中が大変になっていおり、私たちの住む多度津町も例外ではありません。
開業以来、観光をテーマに町の賑わい創出に懸命に取り組んで参りましたが、コロナ禍で沈む訳にはいきません。
皆さんと共に築き上げてきた地域資源(藝術喫茶清水温泉)を活かし、今こそ地域経済復活の狼煙を上げるほどの気概を持ってコロナ禍に挑む「ゲストハウス併設計画」を実行し、一層充実した観光拠点化で地域経済循環に貢献したいと考えています。
開業時に某テレビ局の生放送で「この場所を日本一の銭湯カフェにする」と宣言した言葉通り、日本一の銭湯カフェが地域を盛り上げ、コロナ禍に屈しない地域経済循環の役割を担おうと本プロジェクトを立ち上げた次第です。
今回クラウドファンディングに挑戦することにより、より多くの方々へ藝術喫茶清水温泉の魅力が、引いては地域の魅力が伝われば幸いです。
■プロジェクトで実現したいこと
貸し切りゲストハウス「空と家」を併設します。
昨年、清水温泉の裏庭を改修し新たな飲食スペース、通称「back yard」を作りました。
完全屋外、少人数で貸し切りができるという、コロナ禍でできる何か新しいことを模索した結果生まれた場所です。
そのback yardには、当時清水温泉を銭湯として経営されていたご家族の家屋が隣接しているのですが、今回その家屋を改修し、より複合的で魅力あるサービスが提供できる施設を実現させたいと考えています。
キッチンスペースは、小さな倉庫を改修したお庭にある可愛いロフト付きカフェをご使用いただけます。
また、ゲストハウスのお風呂浴槽は陶器風呂を予定しています。
本通界隈には空き家が散在し、その全てが町の資源です。
豊かな自然に恵まれた瀬戸内の町、多度津町。
瀬戸内の青い空と人々を育んだ家という町の資源。
もう一度、瀬戸内の青い空の下で新しい風の育みが生まれるようにと願いを込めて、「空と家」と名付けました。
藝術喫茶清水温泉の裏庭「back yard」。
昨年、雑草が生い茂り荒れ放題になっていた裏庭を改修し新たに生まれたスペースです。ロフト付きカフェや、手作りピザ窯、ヒダカナオトの立体作品などを楽しめる空間になっています。
改修予定の建屋。崩れた土壁など、補修が必要な箇所が散見されます。
※本クラウドファンディングで実施するプロジェクトでは、履行のために旅館業法の簡易宿所営業許可が必要となります。現在、行政協議を進めており、本プロジェクト実施である令和4年2月20日までには、旅館業法の営業許可の取得を行う予定です。
■リターンについて
リンクURL: https://www.dropbox.com/s/42fttx1tll60j3f/return.pdf?dl=0
琴平町の老舗染物屋「染匠 吉野屋」四代目・大野篤彦氏と画家ヒダカナオトのコラボによる返礼品の品々を中心にご用意いたします。
本プロジェクト成功へ向け、お一人でも多くの方々へ思いが届くようにと、二人のアーティストが願いを込め制作いたします。
讃岐のり染めアイテム以外にも、プロジェクト完了後にご使用いただける「お試し入浴券」と「お試し宿泊招待券」がございます。(共にヒダカナオトによるデザイン)
■観光拠点の魅力が移住のきっかけにと考えプロジェクトを進めております。
藝術喫茶清水温泉を経営する傍らで、移住したい都道府県上位の香川県多度津町で2年前から「かがわ暮らし応援隊」の活動にも取り組んでいます。
本プロジェクトが多度津の魅力をさらに高め、香川県移住のきっかけに繋がればと思っています。
世界を見ても新型コロナウイルス感染拡大によって、自国民を支えることに懸命です。
また、日本の食料自給率は非常に低いと言われている上、日本を含め世界中が地球温暖化による異常気象で大変なことになっていて、将来的な農産地を考えても不安になります。
関西から移住して一番感謝していることは、気候にも恵れ、気象災害は小難に、葡萄にトマトに、お魚に、美味しいものも身近にいただけて、尚且つ新鮮。
なのに、高齢化で跡継ぎなく離農が進んでいたりします。
未来の食料事情を考えても絶対に活躍できる町だと確信しています。
この先、日本でも昔の様に国内観光が盛んになって行くはずです。
本プロジェクトが、地域の未来を担う人々を導く観光拠点となる事を目指します。
唯一無二、100年の時を刻む元銭湯「藝術喫茶清水温泉」を日本一の複合型銭湯カフェにし、本プロジェクト達成に向け邁進する情熱が人々の未来への不安を打ち消す一助となるよう、頑張って参ります。
香川県多度津町から全国の皆さんへ、お力を賜ります様お願い申し上げます。
■クラウドファンディング
支援募集金額:¥2,000,000
実施期間 :2021年11月1日~2021年12月20日
■本プロジェクト責任者
藝術喫茶清水温泉
〒764-0014 香川県仲多度郡多度津町本通1丁目7番8号
担当 :日高
TEL :0877-89-3587
運営会社:合同会社ふくぞう
代表 :日高 明道
■プロジェクト終了要項
オープン完了予定日:2022年2月20日
建築・改修場所 :香川県仲多度郡多度津町本通1丁目7番8号
建築・改修後の用途:「藝術喫茶清水温泉」にゲストハウスを併設
■プロフィール
大正末期に創業し平成初めに廃業した香川県多度津町の元銭湯「清水温泉」。2018年5月26日に「藝術喫茶清水温泉」として生まれ変わりました。
現在、シンボルであるレンガ煙突等の劣化による損傷部の補修事業を経て、さらに唯一無二の銭湯カフェの拡充を目指しています。