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文化庁メディア芸術祭高知展「ニューツナガル」開催決定のお知らせ



「ニューツナガル」メインビジュアル


Ether - liquid mirror


ゴールデンカムイ


ごん

文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術祭の総合フェスティバルです。今回はメディア芸術祭の開催が初となる高知県において、文化庁メディア芸術祭 高知展「ニューツナガル」を令和4年1月13日(木)~1月25日(火)までの13日間にわたって開催いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/283334/LL_img_283334_1.png
「ニューツナガル」メインビジュアル

【開催概要】
会期 : 令和4年1月13日(木)~1月25日(火)※月曜休館
会場 : 高知市文化プラザかるぽーと
(7階市民ギャラリー、横山隆一記念まんが館、大ホール)
所在地:高知県高知市九反田2-1
ミニシアター蛸蔵 ※トークイベント実施日のみ
所在地:高知県高知市南金田28
観覧料 : 無料
公式サイト : https://kochi2021.j-mediaarts.jp/
公式SNS : Twitter https://twitter.com/mediaarts_kochi
主催 : 文化庁
共催 : 高知市、高知市文化振興事業団、高知市文化プラザ共同企業体
後援 : 高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、
KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、
朝日新聞高知総局、毎日新聞高知支局、読売新聞高知支局
運営協力 : 高知新聞企業
キュレーション: 李 明喜(matt代表/アカデミック・リソース・ガイド株式会社CDO)
企画・運営 : 株式会社テレビマンユニオン


■「ニューツナガル」―いま、つながる、を考える―
新型コロナウイルスの感染拡大による影響は日常レベルにまで広がり、メディアやそれを取り巻く環境にも大きな変化が現れています。この変化は、人びとの距離、あるいは人やモノ、情報の集まり方、つながり方にも更新を迫っているように見えます。本展では、メディア芸術のメディア性にあらためて立ち戻りつつ、ポストコロナにおけるメディア芸術と社会の関係を問い直します。開催地である高知には「おきゃく」という、さまざまな人が集い、1つの料理を共に食べ、自由に交流するという文化がありますが、この高知の地域性を活かしたプログラムの実践によって、人やモノ、情報の、新たな集まり方やつながり方の再創造に取り組みます。


■展示テーマ:1 生命(いのち)のつながり
この2年弱の間、生命について真剣に向き合う機会が増えました。命が失われることや感染への恐怖、他者への不信感など、社会不安の状況下にありますが、どんなに活動が制限されようとも、わたしたちは生き続けています。本展では、こうした生命の不思議さや力強さに向き合うメディア芸術の中から、「食べる」「踊る」「植物」を考察する作品を展示します。特に「植物」に関しては、高知県出身の植物学者・牧野 富太郎博士の植物図とメディア芸術作品による、「植物を観る、植物を描く」をテーマにした一体的な展示を行います。牧野博士生誕の地である高知だからこそ実現可能となる、特別展示にご期待ください。


■展示テーマ:2 空間(リアル/バーチャル)とつながり
新たな日常におけるさまざまな制限を乗り越えるために、数多くのバーチャル展覧会やバーチャルライブが開催されてきました。単なるリアルの代替ではなく、バーチャルだからこそできること、あるいはリアルとバーチャルが重なることで可能となるということが、作品においても展覧会においてもあると思います。本テーマではリアル/バーチャルでしか生み出せない作品を、リアル/バーチャルでしか体験できない形で紹介します。

※新型コロナウイルスの感染状況により、予定されている内容がやむをえず変更となる場合があります。最新情報については、公式Webサイトをご確認ください。


■展示作品(例) ※今後、追加作品を公式WEB、SNSで発表してまいります。
<テーマ:1 生命(いのち)のつながり>
第24回 アート部門 新人賞
『Ether - liquid mirror』
Kaito SAKUMA
(C) KAITO SAKUMA
Photo:Fukuko IIYAMA

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/283334/LL_img_283334_2.png
Ether - liquid mirror

第24回 アート部門 審査委員会推薦作品
『Artificial Botany』
Mattia CARRETTI / Luca CAMELLINI
Samuel PIETRI / Riccardo BAZZONI
Matteo MESTUCCI
(C) fuse*

第24回 エンターテインメント部門 優秀賞
『らくがきAR』
『らくがきAR』制作チーム(代表:宗 佳広)
(C) Whatever Inc.

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/283334/LL_img_283334_6.jpg
らくがきAR

第20回 アニメーション部門 審査委員会推薦作品
『サティの「パラード」』
山村 浩二
(C) Yamamura Animation


<テーマ:2 空間(リアル/バーチャル)とつながり>
第14回 アート部門 優秀賞
『10番目の感傷(点・線・面)』
クワクボ リョウタ
(C) 2010 Ryota Kuwakubo
Photo:KIOKU Keizo
Photo courtesy:NTT InterCommunication Center [ICC]

第24回 エンターテインメント部門 優秀賞
『劇団ノーミーツ』
ノーミーツ(代表:広屋 佑規)

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/283334/LL_img_283334_5.png
劇団ノーミーツ

第24回 エンターテインメント部門 新人賞
『Canaria』
油原 和記
(C) 2020 TONOFON INC.

第24回 エンターテインメント部門 U-18賞
『Flight Fit VR』
森谷 安寿
(C) 2020 AnjuArt.com


■特集企画(1) 「食」を通じて考えるマンガ表現の世界
海と山に囲まれた高知は食物に恵まれた豊かな土地です。「おきゃく」に代表されるように「食」を通じたコミュニケーションを大切にする文化があります。そしてマンガにおいても「食」は一大ジャンルであり、日本独自に発展した表現といえます。多種多様な「食」表現を資料展示・トーク・ライブラリーで多角的に捉える特集企画です。

第24回 ソーシャル・インパクト賞
『ゴールデンカムイ』
野田 サトル
(C)Satoru Noda / Shueisha

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/283334/LL_img_283334_3.png
ゴールデンカムイ

(1) 『ゴールデンカムイ』原画&資料展示
『ゴールデンカムイ』は明治末期の北海道を舞台にした、金塊をめぐるサバイバルバトル漫画であると同時に、アイヌの文化や暮らしを丁寧に描いていることが大きな魅力となっています。その中でも特にユニークなのが「食べ物」をめぐる描写です。これら「食べ物」をめぐる描写の原画(複製原画)、作品資料を集めて、コミックス全巻、アイヌ文化に関する文献などと併せて展示します。
場所:高知市文化プラザかるぽーと 7階市民ギャラリー

(2) 「食」マンガライブラリー
受賞作品の中から、選りすぐりの「食」をテーマとしたマンガを集めたライブラリーです。
場所:高知市文化プラザかるぽーと 横山隆一記念まんが館


■特集企画(2) ストップモーション・アニメーションの世界
近年、映画黎明期から続く手法で制作されるストップモーション・アニメーションが大きく注目されています。その背景には、自らの手を使い、実在する人形を動かすものづくりへの共感と、撮影や編集機材などテクノロジーの充実があります。手作業のぬくもりと高度な技術によって作られた比類無い作品で受賞が続く八代 健志監督作品『ごん』を中心とした特集企画です。

第23回 アニメーション部門 優秀賞
『ごん』
八代 健志
(C)TAIYO KIKAKU Co., Ltd./EXPJ, Ltd.

画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/283334/LL_img_283334_4.png
ごん

(1) 短編ストップモーション・アニメ上映会
最新受賞作品を中心とした短編ストップモーションアニメーション・アニメーションを上映します。
日時:1月15日(土) 13:30~15:00 ※開場13:00
場所:高知市文化プラザかるぽーと 大ホール

第24回 アニメーション部門 新人賞
『A la mer poussiere』Heloise FERLAY

第24回 アニメーション部門 審査員推薦作品
『Candela』Marc RIBA / Anna SOLANAS

第23回 アニメーション部門 優秀賞
『ごん』八代 健志

第23回 アニメーション部門 新人賞
『Daughter』Daria KASHCHEEVA
(C) Vivement Lundi !- 2020

第20回 アニメーション部門 審査員推薦作品
『Kukuschka』Dina VELIKOVSKAYA
(C) “Pchela-studio


(2) トークイベント「ストップモーション・アニメーションに魅せられて」
『ごん』『ノーマン・ザ・スノーマン~流れ星のふる夜に~』など文化庁メディア芸術祭で数多く受賞している八代 健志氏と、ご自身も受賞作家であり、かつてアニメーション部門の審査委員を務められた伊藤 有壱氏。お二人をお招きして、この表現手法に惹かれた理由や制作時のエピソード、そして話題作が続出するストップモーション・アニメーション界隈の最新動向について語っていただきます。

日時 :1月22日(土) 13:30~15:00 ※開場13:00
場所 :ミニシアター蛸蔵(高知市南金田28)
ゲスト:〔八代 健志〕
1969年 秋田県生まれ。東京芸術大学 美術学部デザイン科 卒業。
映像ディレクター、アニメーター、人形制作。
TECARAT(太陽企画株式会社)所属
〔伊藤 有壱〕
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授
立体アニメーション領域 アニメーションディレクター

(3) 資料展示
会期中、八代健志監督作品『ごん』の人形や制作資料、メイキング映像を展示します。
日時:1月13日(木)~1月25日(火)※月曜休館
場所:高知市文化プラザかるぽーと 7階市民ギャラリー


■アニメーション上映会
第24回 エンターテインメント部門 大賞
『音楽』
岩井澤 健治
(C) Hiroyuki Ohashi / Rock’n Roll Mountain / Tip Top

日時:1月23日(日) 14:30~16:00 ※開場14:00
場所:高知市文化プラザかるぽーと 大ホール


■会場案内
高知市文化プラザかるぽーと
(市民ギャラリー、横山隆一記念まんが館、大ホール)
高知市文化プラザかるぽーとは、市民の文化創造と生涯学習の拠点として、高知市の文化を創造・発信する複合文化施設です。

所在地 :高知県高知市九反田2-1
開館時間:市民ギャラリー 10:00~18:00
横山隆一記念まんが館 9:00~18:00

大ホール 「短編ストップモーション・アニメ上映会」
1月15日(土) 13:30~15:00
アニメーション上映『音楽』
1月23日(日) 14:30~16:00


■ミニシアター蛸蔵 ※トークイベント開催時のみ
蛸蔵は戦後まもなくに建てられた古い藁倉庫をリノベーションした、様々な目的にあわせて利用が可能なミニホールです。
所在地 :高知県高知市南金田28
開館時間:トークイベント

「ストップモーション・アニメーションに魅せられて」
1月22日(土) 13:30~15:00


■文化庁メディア芸術祭
文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。平成9年度(1997年)の開催以来、高い芸術性と創造性をもつ優れたメディア芸術作品を顕彰するとともに、受賞作品の展示・上映や、シンポジウム等の関連イベントを実施する受賞作品展を開催しています。
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