ひきだしカードゲーム・ひきだしノート
ひきだしカードゲーム
ひきだしノート
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ひきだしカードゲーム・ひきだしノート
「さだまらないオバケ」プロジェクトを発足したのは、高野藤子さん、松本紗規子さん、趙愛玉さん、鴻戸美月さん、4名の修了生です。日本は、高齢化と少子化が進む多死社会を迎えています。さらに近年は、葬儀の縮小化や新型コロナウイルスの流行により大勢で集まって葬儀を行うことが難しく、近しい身内でなければ葬式や通夜などに参加できない状況が増えています。もともと、人の死を話題にすることについてタブーに感じたり、周囲を暗い気持ちにさせないように慎んだりする風潮がありますが、それにより死別によるモヤモヤした気持ちを整理できないまま抱え込む人が増えるという問題に、メンバーたちは取り組むことになりました。生きていれば誰もが経験する「死別」。
故人のことを考えないようにしたり、忘れようとするのではなく、きちんと向き合い、考え、語り合える機会を気軽につくれるよう開発されたのが「ひきだしカードゲーム」と「ひきだしノート」です。
■ひきだしカードゲーム ソラがハレるまで
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ひきだしカードゲーム
カードに書かれているお題をきっかけに、共通の思い出で盛り上がったり、故人の知らなかった一面を知れたり…。故人との思い出をみんなで楽しく語り合う時間を作ります。葬儀の待ち時間や法事、同窓会など共通の知り合いの集まりや、生前葬などさまざまなシーンでの利用を想定して開発されました。
■ひきだしノート
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ひきだしノート
故人に対するモヤモヤとした気持ちに、一人でじっくり向き合いたい方のために開発されました。「書く」ことで気持ちを整理していくためのノートです。
グリーフケアにおけるカウンセリング手法を調べていき、書くことや話すことで心に抱えた問題が整理されていくことに着目して2つのプロダクトを企画。開発にあたっては、精神科医師や、死をテーマに研究する大学教授、葬儀用品メーカー、遺品業者、僧侶の方々に取材し、得た情報を参考にしていきました。
デザイン表現には、暗くなりがちな死別のイメージを変えるよう、いくつかのこだわりがあります。ターゲットは、プロジェクトメンバーと同じミレニアル世代。こういったテーマに触れることの少ない若い世代にも興味を持ってもらえるようなポップなテイストを目指しました。また、多様な気持ちに寄り添えるよう深刻感がなく、あたたかさを感じるようなフラットな印象を与えるものであることなど、これまでのイメージとはひと味違った、新しい「死」の表現に挑戦しました。
現在、プロダクトの販売に向け、クラウドファンディングを実施中。グリーフケアの新しいアプローチとして、社会・生活福祉などを研究する大学教授の方々や、医療、葬儀用品業界より多くの支持を得ています。
さだまらないオバケ
https://sadamaranai-obake.studio.site/
ひきだしカードゲーム、ひきだしノート クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/465635#menu
※現在、ネクストゴール挑戦中
【東京デザインプレックス研究所】
「東京発コンテンポラリーデザインの複合型教育機関」として2012年設立(2021年9月現在6,300名超の学生が在籍)。「ボーダレス思考」「ソーシャルデザイン」「経済合理性」「デジタル環境対応力」「プラスコミュニケーション」を教育コンセプトとした、大人(社会人・学生など)のためのデザイン専門校です。最先端の教育プログラムや独自の教育システムがデザイン業界から注目を浴びています。
<教育分野>
デジタルコミュニケーションデザイン、空間コンテンポラリーデザイン、WEBインタラクションデザイン、グラフィック/DTP、WEBクリエイティブ、UI/UX、デザインストラテジー、クリエイティブデザイン、商空間デザイン、CAD/3DCG、インテリアデザイン
<学校概要>
東京デザインプレックス研究所
所在地: 東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル2号館9階
URL : https://www.tokyo-designplex.com/
【フューチャーデザインラボ】
東京デザインプレックス研究所が企画・運営するフューチャーデザインラボは、「ソーシャル・カルチャー・ビジネス的視点を持つデザイナーを未来に向けて輩出する」ことを目的として設置されました。学生が主体となり、社会の現状や問題点を理解し、地域や企業との関係性を構築しながら自分たちができる解決法・改善法でアプローチしています。