VRLite 実行画面
VRLite ロゴ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/272655/LL_img_272655_1.png
VRLite 実行画面
【開発の背景】
設計製造業ではCADでの設計後、試作と実機確認を繰り返すとコストが非常にかかるといった課題があります。これらの課題の解決策として、近年では大手CADソフトウェアのベンダーからも設計製造向けVRアプリケーションがリリースされています。しかし、高額なCADソフトウェアにバンドルされているものや、多機能であるがゆえにVR空間での操作に馴染みのないユーザにとって気楽に使えるツールではありませんでした。
このVRアプリケーションではVR空間でCADデータを確認し、試作回数を削減して工期を短縮できます。
【VRLiteの概要】
今回当社では、設計製造業務で手軽にVR技術を活用できるVRLiteをリリースいたします。VRLiteは設計製造業向けVRの基本的な機能のみを実装し、はじめてのVRアプリケーション導入に適したソリューションです。CADデータをVR空間に表示することで設計者以外の関係者も直感的に形状や大きさを把握できるようになり手戻りが少なくなります。
バージョン1.0ではOculus専用でしたが、バージョン2.0ではOpenXR※に準拠しているVRデバイスに対応いたしましたのでより多くの方にご利用いただけます。
※OpenXR:様々なVR/ARデバイスやアプリに対応するための標準化仕様
<特長>
従来の設計製造向けVRアプリケーションは色や背景の変更など様々な編集機能が実装されています。VRLiteはこれら編集機能を排除したシンプルな機能になっています。それにより簡単な操作を実現し手軽にVR空間でCADデータを確認できる仕様となっています。
VRLiteの読み込めるファイルフォーマットはFBX,OBJ,GLTF2,STL,PLY,3Mですが、カスタマイズオプションで他のフォーマットにも対応いたします。またカスタマイズオプションで点群データのVR表示も可能です。
<活用例>
VRLiteは次のような利用シーンを想定しています。
●実寸サイズで確認
>モデリングソフトやCADで作成した3Dデータの形状やサイズ感をCADデータの単位系を用いて表示できます。
●設計レビューの事前検証
>設計レビュー前に部内・社内でVRLiteを使って簡単なレビューを実施。VR空間のキャプチャ画像を保存できるので報告書作成時にも使えます。
●会議やプレゼンテーション
>ZoomなどWeb会議アプリの画面共有機能を使ってVRLiteの画面の配信やプロジェクタに投影してミーティングを行えます。
●デジタルカタログ
>写真や図面だけではわからない現物もVRLiteを用いて3Dでわかりやすく提示できます。
●レイアウト検証
>機器や装置の3Dデータを読み込んで自由にレイアウトを検証可能です。
【URL】
詳細はこちらをご参照ください
https://vrl.atinde.com
【その他】
VRLiteを顧客へご提案を検討いただける事業者様は上記アドレスにご連絡ください。こちらから折り返しお返事させていただきます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/272655/LL_img_272655_2.png
VRLite ロゴ
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ATINDE
Email: info@atinde.com