愛される者のみが失われていたわけではない。
愛する者もともに失われていたのだ。
若山牧水、萩原朔太郎、国木田独歩を論じながら、近代的自我と性格の破綻とが招いた「かなわぬ恋の構造」の解明を試み、古井由吉の小説を軸に論じた「愛の病の領域」をはじめ、現代詩を時評的に論じつつ現代科学の発展が人間の精神の構造にもたらした様々な変化の多様性を論じます。
経営者の顔を持つ詩人である著者により、70年代から90年代に書き継がれた珠玉のエッセイ集です。
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かなわぬ恋の構造 | 井上 弘治 |本 | 通販 | Amazon : https://www.amazon.co.jp/dp/4909646418/
書誌情報
『かなわぬ恋の構造』
井上弘治 著
2021年5月31日発売
四六判/並製仮フランス装 272頁
ISBN:978-4-909646-41-5
定価:2,200円(税込)
発行元:駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部)
https://www.komakusa-pub.jp/
担当:藤原
メール:k-fujiwara@komakusa-pub.jp
電話:03-3834-9087